梅の香庵~うめのかあん~

梅の香堂別館喫茶スペース*梅の香庵*
とりとめないことをとりとめなく・・・

近くて遠い

2013-01-25 00:24:33 | 日記
久しぶりに猫の絵を描きたいな、
ということで、
椿さんにモデルをお願いしているのです。
昨日から。

動くモデルを見て描けるほど修行は積んでいないので、写真を撮りたいのですが、
いかんせん。
これが難しいのなんのって。


まず、こういう構図でこういうポーズの猫を描こう!と思ったら、
そういうポーズの猫の資料写真がほしいわけです。
その猫はうちにいるわけですから、
写真は撮り放題、と思いきや。
そうならないのが辛いところ。


第一に、眠り猫以外の猫をブレないように写真におさめるのに一苦労。
更にそれが自分の「してほしいポーズ」だなんてそんな都合のいい話、お猫様には通用しません。

そもそも猫の動きは速い。
今だ!とシャッターを押した瞬間シュタっと動きだし、
デジカメのモニターには残像しか写っていない、とかいう悲しいこともしばしば。
おもちゃで釣りながらカメラを構えていると、
中途半端に遊ぶなや
とそっぽ向かれたり、
逆にテンション上がって10本ダッシュを始めたり。
そのうち疲れて「もう寝るにゃ」とベッドにもぐりこまれてはいお手上げ。


本当は、
手持ちの写真集とか、インターネットで検索した方が早いのだ。
「猫 ご希望ポーズのキーワード」で検索すれば一瞬でお好みの猫写真がズラリですよ。
まったくもって便利な世の中だ。

でもさー、
我が家にある猫画家さんの画集に書いてあったんだよ。
「資料写真はなるべく自分で撮りましょう」

そんなわけで、自分ちにいる生き物はせめて自分で撮ろうと思って奮闘しているわけです。
だっておかしいじゃないか!
毎日寝食を共にしているのに他所様の猫をモデルにするなんて。


昨日からかーちゃんがウザいにゃ


だけど難しい猫モデル。
こんなに近くにいるのに撮れない猫モデル。