梅の香庵~うめのかあん~

梅の香堂別館喫茶スペース*梅の香庵*
とりとめないことをとりとめなく・・・

謹賀新年

2012-01-03 17:33:53 | イラスト
あけましておめでとうございます。
辰年が始まりました。


今年も、梅の香堂、及び梅の香庵をよろしくお願いします。


さてお正月です。

一人暮らしのこの部屋に、いつもは正月飾りなどしませんが、
今年はなんとなく気が向いて、小さい鏡餅なぞ飾ってみました。
鏡開きの暁には、間違いなく椿のおもちゃだろうなぁ。このプラスチックのみかん。

ところで鏡開きがいつかって、地方によって日付が違うと聞いたことがあります。
私は1月11日だと認識しておりますが、15日という地域もあるようで。

何故か?

この理由を、以前、偶然ラジオで聞いたことがあります。
あれは確か去年の一月に、知る人ぞ知る人気ラジオ番組「アバンティ」で聞いたぞ。
かなりうろ覚えなので話半分で聞いていただきたいのですが、

今現在関東方面の鏡開きって何日ですかね?11日?ちょっとそのへんはっきり分らないんですけど、
かつてはもう少し遅かったそうです。
ところが、江戸の時代、
1月に大火が発生。
当時、家々には正月飾りがまだあり、そりゃあもうよく燃えたそうです。

以来、江戸ではこれに懲りて、危ないものは早く片づけようと鏡開きが早まった、と。

この大火、あの有名な「明暦の大火」・・・・と聞いた気がするのですが、
実のところ、先ほど検索してみたところ、このような話は見つからなかった。
うう~ん?幻聴?いやいや、そんなことは無いと思うのだけど。

試しに、江戸の有名な大火をずらっと見てみたら、1月に発生したのは明暦の大火だけ。
1月18日のことらしい。
やっぱりこれかしら。
でも確たる証言が見つからない(ネット上に)。
あのラジオで聞いた話がガセネタとは思えないけど。
う~ん気になります。


ところで鏡餅って、今更ですけど何のために飾るんでしょうね?
御供え物?
福を呼びこむため?
魔除け?

調べてみましょう。
一応一般的には、鏡餅は銅鏡の丸い形を表現していて、
自らを映して「鑑みる」から「鏡餅」だとか。
あと、丸というのが家庭円満だとか。
それに、縁起のいい橙(→だいだい→代々家が続くように)とか海老(腰が曲がるまでの長寿)とか昆布(よろコンブ)などを飾るらしいです。
そんで、鏡餅とは神様と人とをつなぐアイテム、らしい。
神様に供えたお餅をその後人が食べることで神様パワーを分けていただく、ということだとか。

なるほど、そういうことか鏡餅。


しかしですよ、
以前「龍を探す旅」で書きましたが
鏡餅は蛇を表現しているという説があるらしい。
カガミ=蛇の目、という語源だとかで。

ちょっとひねくれて、この「鏡餅=蛇の目説」から見てみると、
あの丸が、田んぼ等にある鳥をおっぱらう目玉模様に見えないこともない。のは私だけですかそうですか。
神様の使いの白蛇の、その蛇眼で、厄をおっぱらっているのでは・・・・。

なーんてどこにも書いてのですけどね、
あくまで私の想像です。


あれ、そう言えば椿がまだ新年の挨拶をしてませんね。
椿ー。


・・・・・・・・・・コタツサイコー。
でもちょっと暑いにゃ・・・ぐー・・・

お前は・・・なんちゅうお行儀の悪い・・・。

初椿はまた改めてということで、
今年もお付き合いの程よろしくお願いします。