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【美容・健康】トランス脂肪酸って?

2013年12月04日 | 【美容・健康】アイデア

肥満が社会問題となっているアメリカで
トランス脂肪酸を含む食品の使用を
止する規制案が提出されました

 

身体に悪いものという
漠然としたイメージはありますが
実際のところこのトランス脂肪酸って
ナニモノなのでしょうか

 

Q。トランス脂肪酸とは

A。硬化油を作るときに生じてしまう
  物質のことです。


  
硬化油というのは
バターなどの代用品として発明された
安く、簡単に作れる固形の油をさします。

 

植物油などに水素添加(水素原子を付加する還元反応)
を行うと融点が上がって、
常温でも液体ではなく
固体のままでいられるようになります。

 

私たちの生活でよく使われるもので
例をあげると…

マーガリン…パンにぬるアレです
ファットスプレッド…マーガリンより
  脂肪含有量が少なく、風味付けや
  違う材料を添加したもののこと
ショートニング…クリーム状で
  無味無臭の純度の高い食用油脂

 

みづあさぎ的跳躍理解では
マーガリンはバターの代用品、
ショートニングはラードの代用品、
ファットスプレッドはマーガリンの仲間で
加工されているものって感じかな~

 

で、問題のトランス脂肪酸
この水素添加って作業をするときに
生じてしまうそうです。

 

科学的に詳しく知りたい方は
wikipediaをどうぞ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E8%84%82%E8%82%AA%E9%85%B8

 


Q。トランス脂肪酸の何が問題なの
A。心臓疾患のリスクを高めたり、
 アレルギーなどの様々な健康被害を
 引き起こす可能性があるそうです。

 

一番わかりやすい心臓疾患を例にとると…
血液中の悪玉コレステロールを増やし
  善玉コレステロールを減らす作用がある
   
動脈硬化が進む
   
心臓病になりやすくなる

 

ということらしいです。
特に肥満の人は、心臓に負担がかかるので
大変なんでしょうね~

 


Q。なんでそんな危ないもの使ってるの
A。ズバリ、安くて使いやすいから
品質のばらつきがなく安価に作れる
腐敗しにくく、保存性に優れる
揚げ油に使うと、さっくり・ぱりっと仕上がる

 

以上のような特徴から
外食産業では、特に重宝されているようです。

 

日本では表示の義務付けは
ゆるーくされていますが、
使用への規制はされていません

 

例えば某大手ハンバーガーチェーンでは
アメリカでは油を別のものにしていますが
日本ではそのままショートニング使ってます。
だって、日本では法律的に問題ないので

 

ま、この別の油ってのも
遺伝子組み換えの大豆が原料なので、
ワタシはどっちもイヤだなぁ…
なんて思ったりしました。

 

アメリカの人はそこは気にしないのかなぁ…

 

以上、本日の更新はみづあさぎでした

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