キース・ジェスパーソン、ロバート・イエーツ、
そしてジョン・ゲイシー。
これらの名前に聞き覚えがある方は
日本にもいらっしゃるのではないでしょうか?
この3人はアメリカでは知らない人はいないほど
悪名の高い連続殺人犯たちです。
この番組は彼らの家族が登場して
殺人犯の家族としての贖罪と苦難の日々を語り、
また、謝罪のために被害者の家族たちと面会を行い、
報道の中で見返られることのなかった
被害者たちの人間性に迫るという
なかなかに実験的な番組です。
「モンスター・イン・ファミリー」
http://www.hulu.jp/monster-in-my-family
正直、ちょっとどうなの?
という気持ちもなくはないのですが
被害者がどんな人だったかにスポットライトを当てる
というのはある意味とても新鮮で
非常に興味が持てました。
プライバシーなどの問題もありますが
こうした連続殺人事件の場合は
犯人の異常さにスポットが当たるあまり
被害者は「容姿」「職業」「年齢」などで
記号化されてしまいがちです。
でも、彼らは本当はいろんな人生を生きた
一人の人間であるということを
私たち事件を見る方も忘れがちなのでは
ないでしょうか?
そうしたことを考えさせられる
なかなかに興味深いドキュメンタリーでした
日本ではどうやら出演者の権利の関係で
限られたエピソードしか公開されていませんが
機会があったらお試ししてみてはいかがでしょう
本日の更新はみづあさぎでした
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