**はやりっち**

いろんな色があるように
いろんな花があるように
いろんな話もあるのです。

来週の予告(7/23~27)

2007年07月20日 | 【予告】
来週のテーマは
『オススメのお店 第三弾
また、はやりっちメンバーの
オススメのお店を紹介したいと思います
みんな今度は、どんなお店を
紹介してくれるのか楽しみです

今回も札幌と札幌近郊の
お店の情報になりますが、
地元住人さんと
口コミ情報が好きな方は必見です

「そこのお店知ってる」や
「行ってみた」などのコメントも
気軽に書き込んでくださいね


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温かみ溢れるノーマン・ロックウェルの絵画

2007年07月20日 | 【レビュー】その他
彼の作品は、名前は知らなくとも
一度はポストカードなどで目に
していると思われます。
思わず「クスッ」と笑みがこぼれて
しまいそうなアメリカの市民生活を
描いたノーマン・ロックウェルの
作品は表情や動きが豊かなで温かみに
溢れています。
繊細でリアルな顔の表情や筋肉の動きは、
解剖学を学んで得た技術です。
そして、キャラクターはもちろん
人物を取り巻く小物達は、その
素性や心境を浮き彫りにします。
一枚の絵だけで全てを語るのです。
一目見ただけで、絵がその人物を
物語る程に彼の絵は事細かに無駄なく
描かれています。
彼の絵の技術も素晴らしのですが、
やはりその絵にも感じられる
彼の優しい人柄でしょうね。



どの作品も素敵でお気に入りが
沢山ありますが、
さぼ・てんは中でも印象的なのは、
「Doctor and Doll (人形とお医者さん)」
です。
心配そうに一人の少女が人形の具合を
医者に診てもらっています。
医者は、ちゃんと少女の願いを聞き入れ、
人形に聴診器を当てて診察して上げています。
「どれどれ…君のお友達の具合は大丈夫かな?
ふむふむ…」
そんな優しいセリフが聞こえてきそうな心温まる作品です。

このような優しさやユーモアがあり
親しみやすい内容の絵画もありますが、
人種差別廃止運動や貧困、平和など
多くの社会問題をテーマにする作品も
描いています。

ちょっと、人間関係で疲れた時などに
彼の作品を眺めると良いかもしれませんよ。
気が付いたら、口元に笑みが戻ります。


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すみれ書房BOOKレビュウ「The Big Issue Japan」

2007年07月20日 | 【レビュー】本
さぼ・てんさんにステキな雑誌を借りました
コチラが今日のはやり本
「The Big Issue Japan Vol.75」
(有限会社ビッグイシュー日本) です。



「ホームレスの仕事をつくり自立を応援する」
というコンセプトでつくられた雑誌です。
目的は、ホームレスの人の救済ではなく、
仕事をつくって自立につなげること。
なので、ホームレスの人しか売り手になれませんし、
その方々からしか買えません
ポイントは、ホームレスの表現活動ではなく、
「誰が見ても魅力的な雑誌をつくる」のに
焦点が当てられていることです。
だから、ビッグイシューさんの仕事は雑誌づくり、
ホームレスの人の仕事は本屋さんです

フツーの雑誌のようにアートあり、音楽あり、
映画あり、自然あり、の充実した内容。
読みものとしてのおもしろさがありつつ、
様々な生き方やマイノリティの視点も崩さない
特に、水木しげるさんのインタビューや
マサイ族で暮らす牛好きの女性の記事が
すみれ的にはドツボでした
いやー確かに魅力的な!

なんと偶然にもみづあさぎさんの大好きだった
イギリスの料理人、ジェイミー・オリヴァー氏の
記事も掲載されていました



オリヴァーは「裸のシェフ」というテレビ番組を持ち、
20代でセレブシェフとなった、いわば勝ち組
また、イギリスの学校給食のひどさを糾弾し
栄養のあるおいしい給食を提供しよう、という
「ジェイミー・オリヴァーの給食革命!」
という番組もやったそうです。
そのオリヴァーが創立した調理師学校事業が
「フィフテーン・ファウンデーション」。
ドラッグや虐待など、いわばドン底にいる若者に
きちんと調理の技術を指導して、
卒業後はシェフになる機会も提供しています
「フィフティーンにいなければ今頃は刑務所」
という若者たちは、そこで生きがいや技術を得て
自分を大切にするかたちで、社会に戻っていくのです
スゲェあんたスゲェよオリヴァー
と思ったのももちろんですが、
ビッグイシューの「自立を応援する」という
コンセプトとのつながりもよく、
非常に感銘を受けたすみれなのです。

ホームレスの人にも、きっといろんな事情があるんです。
だからこそ放っておかないで
「自立を応援する」形でビジネスにつなげていく。
ビッグイシューやフィフティーンは、
そういうありかたの答えなのだと思いました
実際に雑誌を買ったさぼ・てんさんは
こんなコメントをくれました

ビッグイシューは、以前からテレビの
ドキュメンタリーやニュースで取り上げ
られていたので、知っていましたが、
北海道ではこの雑誌は販売されていません
ので、さぼ・てんは初めて東京で池袋駅の
向かえのビルの前に立っているおじさん
から購入しました
今回、合併号ということでいつもより
本の値段が高いらしく、おじさんが
「すみません…。今回いつもより値段が
高いのですが…よろしいですか?
それはそれは、すまなそうに言ったんです。
「あっ!いえいえ。大丈夫ですよ。この記事、
読みたいから…」表紙の『ゲゲゲの鬼太郎』の
絵に惹かれて買おうとしてたので、その言葉に
慌ててしまったサボは何か訳のわからん返答を
してしまいました
お金を払ったとき、おじさん凄く嬉しそうな
笑顔で「ありがとうございます!」って、
言ってくれました。
久々でした
物を購入して、こんなに感謝されるって。
いつも、コンビニやスーパーで聞いてる
当たり前の言葉なのに。
こっちまで、嬉しくなりました
サボは、あまり話し上手ではないので
おじさんに言いそびれたことがあります。
どなたか、池袋駅前でおじさんが本の
値段のことをすまなそうに謝っていたら、
サボの代わりに言ってくれませんか。
「気遣ってくれて、ありがとうございます。
嬉しいです!」って

いやーイイ話です…
「かわいそうだから買ってあげる」
という見下した目線ではなく、
自立したい人の力になれたらいいですよね。
はやりっちメンバーともご縁の深い(?)
ビッグイシュージャパン。
機会があればぜひ読んでみてください


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