**はやりっち**

いろんな色があるように
いろんな花があるように
いろんな話もあるのです。

オキーフばあちゃんになりたい。

2007年07月18日 | 【レビュー】その他
「絵は、人生をつくっているすべてのことをする
 すべての理由を貫いている
一本の糸のようなものです」
と言ったのは、オキーフ(Georgia O'Keeffe)。
すみれの好きなアメリカの画家です



日本ではそれほど知名度が高くないけど、
20世紀のアメリカ絵画には欠かせない
伝説的な女性なのだそうです
さまざまな花を超アップにして描いた
色あざやかな油彩作品で有名です。
でも、すみれはもうちょっと落ちついた
「雲の上の空 IV」
(Sky Above Clouds IV・上の画像です)や
「雌牛の頭蓋骨とキャラコの薔薇」
(Cow's Skull with Calico Roses)
がいちばん好き

3年ほど前、シカゴ美術館に行ったとき
この2点の実物を見ることができました。
とくに「雲の上の空 IV」は、
タテ2.4m×ヨコ7.3mの作品なので迫力満点
色といい、やわらかさといい、もう感動しちゃって
10分ぐらいずーっと近くから遠くから眺めていました

「雲の上の空 IV」は1965年の作品
でも、オキーフは1887年生まれのハズ。
ということは…78歳のときの絵
お、おばあちゃーんっ
確かに、若い頃の花などと比べると
色づかいも淡くて優しい感じだけど。
78歳で7mの絵を描くって
よっぽどエネルギッシュだったのか?
調べてみると、やはりいろいろやっていたようです

~オキーフ武勇伝~
高校を卒業した頃には、すでに
 アーティストとして生きることを決めていた。
シカゴやニューヨークの有名美術学校に進学。
ニューヨークの画廊主にして写真界の巨匠
 アルフレッド・スティーグリッツに
 才能を見いだされて画壇デビュー。
スティーグリッツと結婚するも
 名前は変えず、「妻」の役割を拒否
 経済的・精神的な自立を目指し続けた。
ニューヨークやニューメキシコなど
 多くの地域で活動。
心理分析のフロイト的解釈によって、花の絵を
 「露骨でセクシャル」と批評されるも、
 「その解釈は間違っている」とキッパリ宣言
チャコールや油彩を使っていたが、
 視力が衰えた晩年も、鉛筆や水彩を用いて
 絵を描き続けた。
98歳で大往生

病気や、社会的な圧力もあったのに
70年にも渡って絵を描き続けたなんて、スゴイ。
また、モノトーンの服を着こなすファッションや
ニューメキシコでのナチュラルな暮らしぶりにも
あこがれます
すみれも歳をとったら
オキーフみたいなおばあちゃんになりたいっ。
老後が楽しみです


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リサとガスパール

2007年07月18日 | 【レビュー】その他
つばきがおすすめする作品は、
リサとガスパール

ブログでも登場したことがありますが、
リサとガスパールがとってもお気に入り

作者プロフィール
絵/Georg Hallensleben
(ゲオルグ・ハレンスレーベン)

文/Anne Gutman
(アン・グットマン)

素敵なことに、この二人はご夫婦

リサとガスパールの紹介
白色/リサ(女の子)
黒色/ガスパール(男の子)
うさぎじゃない
いぬでもない
人間の学校に通っている
遊びもイタズラもいつも一緒

前にブログで
リサとガスパールが登場したときも言いましたが、
絵のタッチも優しく、
ストーリーも自分たちがこどもの頃に抱いた感情、
イタズラ、遊びを思い出させてくれる感じです

優しさ、おもいやりがいっぱいつまった
素敵な作品です

他にも作品があり、
ペネロペ
イザベルと天使
こぎつねはたびだつ などあります。

ちなみに最近、
リサとガスパールのベビー用品が登場しました
そのイラストが…
赤ちゃんリサと赤ちゃんガスパールなんです。
なので、ガスパールが黒くなく、グレー。

赤ちゃん用品なので、
まえかけとかなのですが、
小さなぬいぐるみなどもありますっ


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