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木田金次郎美術館

2007-11-05 19:56:22 | 
今回の観楓会は、味覚だけでなく、目にも豊かにというのを勝手にテーマにさせてもらった。
私自身絵でも習っていなけりゃ、美術館など行かない。

一人じゃよけい行かない。
ということで、今回は木田金次郎美術館と荒井美術館によることにした。
さいわい、木田金次郎美術館は会館記念日ということで無料開放されるということでした。

木田金次郎・・・漁師でありつつ、画家をめざす。有島武郎に出会う。
個展を開き、これからという時、「岩内の大火」でその生涯のほとんどの作品を焼いてしまう。

それが私の知っている木田金次郎だ。だから、重々しく、はげしい絵を思い浮かべる。

しかし、実際に見てみると、印象が変わる。
タッチは激しいが、色はどことなく華やいでいる。
漁船の絵があるが、賑やか、心沸き立つ思いが表現されているように思う。

特に青が美しい。海の深い、あるいは透き通った青がそこにある。
思わず「積丹ブルー」と言ってみたくなる。

それは後半のバラの花などの絵にも影響しているのではないだろうか。
絵葉書じゃ、こういう色はやっぱりわからない。



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