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みらいのダ・ヴィンチたちへ

できるかできないか。そんなことは明日に任せて、今このときを一所懸命に「ぼく・わたしは考えたよ。描いたよ。作ったよ。」

遊びのような学び

2011年10月11日 20時27分09秒 | インポート
後片づけの早い子からホワイトボードに向かいます。マーカーも余分に用意して、終わりのあいさつまでは自由に描かせています。その時間だけをみるならば、ただただ時間を使って遊んでいるように映るので、心配する親御さんもおられるかもしれません。教室の厳しい(?)課題制作から解放され、イキイキした線で思い思いに描いては消してを繰り返している姿は、私の安心にもなっています。さらには「なぐりがき」や今の心境が表れている意味深な絵など、ホワイトボードに残していく子どもたちの絵から学びとることができています。
このときだけは私も同調して、「なぐりがき」を子どもたちの絵の上から重ねていきます。すると「なにそれ、先生ヘタ!ここはこうなっているんだよ!」目が輝いています。「へ~ぇ、そうなの、しらんかった~」 ゆっくりと成長してほしい。安心して描いてほしい。ここは家庭でも学校でもないのだから。ひとりひとりの居場所なんだから、そのままでいいんだよ。そのまま成長すればいいんだよ。上達は後から着いてくるもので、追い越してはいけない。先生はみんなの後ろをついて行くからね。みんなは前を見て歩いてゆけばいいんだよ。
発泡スチロールの扱いに手こずる子もいます。急きょ練習時間を多めに割いたために、今回の課題は3回で完成までがんばります。意外と小じんまりした作品になってしまう子が見受けられます。少しだけ火をつけに回るようにします。最初チョロチョロ、なかパッパ。



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