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みらいのダ・ヴィンチたちへ

できるかできないか。そんなことは明日に任せて、今このときを一所懸命に「ぼく・わたしは考えたよ。描いたよ。作ったよ。」

痛い、辛い、泣きたいプラネタリウム?

2014年02月25日 11時44分14秒 | インポート

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ほとんどの子がプラネタリウムを完成させました。最期に教室の明かりを消して観賞しました。親御さんの大きな歓喜の声が、私の救いになりました。「星は三百個ぐらいあるの?」とのお母さんの問いかけに「違うよ!三万回、針で穴を開けたんだよ。みて、手が真っ赤になっているから!」と、誇らしげに。嬉しさよりホッとしたのでしょう、ライトを点灯させて大事そうに抱えて帰っていく姿が、冬の夜空に印象的でした。
でも、製作途中では多くの泣き言を聞かされたことも「ひげ先生、これでもうイイ、終わり!」下絵を描くまでは興味がわいてくるのですが、その後はひたすら穴を開ける作業です。辛いのはよくわかります。上手く描けてた下絵なのに、穴あけ作業をめんどくさがり、台無しに。褒めて、同情して、ゲキを飛ばしてたどり着かせます。もちろん、グッとこらえて最期まで辛抱強く、努力目標まで成し遂げた子もいます。そんなこの作品は本当に三万個の星が実を結び、キラキラ輝いて、その努力を褒め称えているようでした。
何事もそうですが、辛さの向こうにあるものが、また次の挑戦にかき立てることを子供たちには伝えたいと強く思った課題でした。

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