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みらいのダ・ヴィンチたちへ

できるかできないか。そんなことは明日に任せて、今このときを一所懸命に「ぼく・わたしは考えたよ。描いたよ。作ったよ。」

「出来ない」と「やらない」の厚い殻を破壊するために

2011年10月01日 19時35分22秒 | 日記・エッセイ・コラム
松下幸之助の言葉に「成功とはあきらめないこと」 30代だったと記憶しています。嫌なことを我慢するのなら、すぐにやめて新しいことをやり始めたらいいのだ。甘いささやきに惑わされ、大切なことを忘れ、楽な道に行こうとしたこともありました。しかし、多くの良き先輩方の導きによって、今でも同じ道を歩ませていただいていることは本当にお陰様です。
「出来ない!無理!」 はっきりしていることは、言う子に限って「やってもいない」のです。
少しでも困難に立ち向かってやってみた子は、たとえ思うようにならなかったとしても、決して出来ない、無理とは言いません。次に良くしようと思っていますから、言う暇がないのです。ここはその子の性格だからと済ませてはならないと考えます。大人なら仕方がありません。子どもたちには、悪い癖をつけさせてはならないのです。
我慢させるのではなく、辛抱することを今から鍛錬させるのです。我慢ができるからといって、ほめられた我慢にあまり価値は見当たりません。ある意味、わがままと変わりません。しかし辛抱は人間を強くするため、将来の人間関係を生き抜くすべての基礎となります。
だから、今から辛抱を身につけさせてあげたいのです。私に武道の素質があったのなら、絵筆に代わって、子どもたちに伝えていたでしょう。
ここだけの話になりますが、この教室を始めるにあたって、教室の名前を「ダ・ヴィンチ造形道場」としようとも考えていたくらいですから。この考えはこれからも変えるつもりはありません。あいさつ、後片付けは厳しく、やってもいないのに出来ないとは言わせません。親御様にはご理解いただけるものと信じています。
発泡スチロール、熱線カッター、接着剤、初めて触る子も多くいます。だからこそ。失敗してみたらいいのです。甘えたいのはわかっていますが私も辛抱します。


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