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みらいのダ・ヴィンチたちへ

できるかできないか。そんなことは明日に任せて、今このときを一所懸命に「ぼく・わたしは考えたよ。描いたよ。作ったよ。」

ちいさな教えは役に立たない?

2025年02月12日 09時38分03秒 | 日記・エッセイ・コラム
 教室は祝日でも開講します。そうなると子どもたちの様子も十人十色、遊び足らない子、宿題疲れの子、午前中をぼんやり過ごした子、心ここにあらずの子が多いのも事実です。ヒゲ:「あっそうか、今日は学校なかった日だね。なぜお休みなのかな?」子ども:「祝日だからだよ」ヒゲ:「なんの祝日なのかな?」子ども:「知らな~い」学校での教務運営に担任先生も大いそがしなのはよく理解できますが、大人の役目として祝日の意味はしっかりと伝えなければならないと思います。 深読みはしませんが、子供たちに建国の意味を伝えることを避けているのか、先生自身に興味がないのか、子供側にも休みがあるのはうれしいだけなのか。そんななか、建国記念日の趣旨をしっかりと話す子も、学年を問わずいます。その子の担任先生が短くとも丁寧に話をしている情景が目に浮かぶようです。
 ダ・ヴィンチでは今、立体画の課題に取り組んでいます。テーマ概略としては遠くにあるものは小さく(明るく)、近くにあるものは大きく(濃く)することで、絵に奥行きが現れ、ものとものとの重なり合いが理解できるようになります。遠近画法の最初のステップです。ものを並列にならべるだけ、絵具の濃淡なく、ただ塗りつぶすだけのいわゆる「ぬりえ」からの卒業を目的としています。
 掲載写真は4年生の制作途中の状態です。なかなか「ぬりえ」から卒業できませんでした。少し荒行でしたが心を鬼にして、私が先に、ひと塗り、一筆だけ描いて見せ、あとは真似てみることを伝えました。色を、水量が、筆はなど難しいことはさらっと流し「大きな筆でサッと、細かく揺らしてグジュグジュと!大丈夫だいじょ~ぶ!」無駄なオーバーアクションと擬音で印象づけることでその子の記憶になるのでは。最後まで自らやってみて、空と草原の仕上がりに満足したのか、笑顔があったことに私も安心しました。完成が待ち遠しいです。





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