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みらいのダ・ヴィンチたちへ

できるかできないか。そんなことは明日に任せて、今このときを一所懸命に「ぼく・わたしは考えたよ。描いたよ。作ったよ。」

スイッチしてスケッチした。

2025年02月09日 17時24分10秒 | 日記・エッセイ・コラム
「あなたの恐竜の作品づくりは最高!ヒゲ先生はよく知っているよ。でも今回はあなたに作って(描いて)ほしい飛行機があるんだ!挑戦してみないか」教室のカリキュラムは基本的に自由テーマではあるが、毎回、同じもの(対象物)を描く、つくる子が少なくない。だからといって私から無理に対象物を決めて与えることが、本当に良いものかは難しい判断を伴う。本人のノッてる状況を潰しかねない。また、その対象物を過去の経験から拒否している場合もあるから。しかしながら、往々にして思考が停止しまう。そんな時は、あっさりと切り替えることを伝える。画用紙を裏返して「休憩タイム!」と称してリセットさせると意外にも速攻でよいひらめきが生まれ出るものです。
今日も寒い日になることは覚悟していましたが、蟹江町にある歴史的重要建築物に指定されている醸造会社の建物を目指していきました。現地に立ってすぐに、私のファインダーがつぶやきました。「整然としていて、遊べない」恐れ多くも景色に不満を言うつもりはありませんが、時間を掛けて、どこをどう見渡しても意欲が湧いてこないのです。諦めてクルマに戻って一息していると、100m先、橋の欄干が目に留まりました。どこにでもありそうといってしまっては申し訳ないですが、昭和初期のつくりでしょうか、コンクリート製ですが、ゆるやかな円弧に惹かれました。醸造会社の鉛筆の下描きを消して、気持ち新たに描き始めました。スイッチして良かったな~ぁ。
蟹江町 昇平橋にて



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