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それにしても眠れないのだ

日々の眠れない出来事を虚実織り交ぜて

それにしても「こども家庭庁が作ろうとした虐待判定AIが失敗した現場を考える」なのだ。

2025-03-08 17:34:29 | Weblog
 こども家庭庁が10億円かけて作ろうとした虐待判定AIだが、導入を見送る事になったとか。どうも、試作機のテストで判定ミスが6割以上だったのが問題視されたとか。
 上手く動作しなかった理由は、AIの学習件数が5000件と少なかったり、体重という判断項目が抜けていたからだとか、幾つかあがっているようだけど、細かくはどうなんだろう。けど、筆者が過去に公務員との何回かのやり取りを経た経験から思うに、失敗の原因は、こども家庭庁の協力が薄かったんだろうなぁ・・・って。物を形にするのは、それは請け負った人達の仕事だけど、その設計には発注者が現場でどういう要素で判断して、どういうバランスで裁量しているか、それを実現するにあたって考慮している事全てを制作者に伝える必要がある。それが不十分だと、できあがった物が、現場的に不満足な物になってしまうのだ。今回も、公務員の人はろくに情報を提供しなかったんだろうなぁ・・・って。で、提供しないだけじゃなくて、作り手が分からないから聞きたいと思っても、どういうつもりか知らないけど、質問の回数も過度に削ったんだろうなぁ。
 で、気になったのはもう一つあって、このニュースに対して、女性の子育てアドバイザーでキャリアコンサルタントの人がコメントしていたんだけど、内容が、AIに任せるのは無理。それよか現場や現場の人数を増やすべき。あと、体制作りもしっかり見直しを・・・って感じ。もう、ため息しか出ない。筆者が力を持っている場の会議とかでこんな事を言う人がいたら、即たたき出すね。そんな大枠の話、小学生だって言えらぁ。今日日、どこの現場も人手不足で困っていて、それを補うために機械を導入しようとして、画一じゃない現場に対応するにはAI活用しかない!なのでなんとかAIを育てよう。・・・って現状だよ?無い人をどこから連れてくるの?将来の事考えている?こんな浅い思慮でコンサルタントやアドバイザーってなれるんだ、やっていけるんだ。やっぱ、信用できないわぁ。
 先輩とかで「分からなかったら何でも聞いて」って言う人はよくいるけど、何度も何度もしょっちゅう聞きに行くと、「何でもすぐ聞かないで、自分で考えたり調べろ!」と突き放され事が多い。で、それやられると、その人に対する信頼度はものすごく落ちる。事前に「分からなかったら何でも聞いて良いけど、まず、自分で考えたり調べてからにしてね」「で、度が過ぎたら怒るかもだけど、そこは反省してね」と言われていたら、こっちも少しは行動は変わる。大体、調べ方すら分からない場合もよくあるんだよね。ってか、自分も通ってきた道だろうに、何で忘れるかな?結局、道理が通っていないのはあっちなんだよなぁ。これ、パワハラだよ?Z世代じゃなくたって、辞めたくなるよ、普通に。
 会社や社会は、学校じゃないから、事細かに全てを教える必要は無い。けど、やりとりで伝えるべき事はきちんと把握して、伝えきるべきだ。伝え漏れがあると、相手は途中で困る事が起きるし、できあがる物も不十分になってしまうのだ。・・・あー、これを教えこませたい人が何人もいるぅ。こんな事を考えていたら、モヤモヤしてきてしまい、そのために今日は寝られなくなりそうなのだ。


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