それにしても「アプリケーションのエフェクトに加えて欲しい機能」なのだ。

　パソコンのアプリケーションに、いわゆる「エフェクト」という機能があったりする。これは、例えばお絵かきアプリだと、ボタン一つで全体をぼかすことができたり、ボタン一つでパッチワークみたいな見た目にすることができたり、実際に自分の手でその表現を作りだそうとすると相当手間がかかる物が一瞬でできるありがたい機能だ。
　で、大抵のエフェクトは、「ぼかし」とか「パッチワーク」とか、機能に即した名前が付けられていて、名前を見ればなんとなくできる事の想像がつく。でも、中には名前を見ただけではできる事が想像つかない物もある。で、大体そういうエフェクトは常用しないので、偶にエフェクト一覧の中で目について「使ってみようかな」と一瞬思っても、「でもどういう事ができるんだっけ？」と、結局使わずじまいになりがちだ。そんな事を経験しているのは、多分筆者だけじゃないのではないだろうか。
　といった所で今回考えたのは、例えば画像処理ソフトのPhotoshopなどで『エフェクトリストの個々の名前にポインタをロールオーバーすると簡単な説明がポップアップする機能』の搭載だ。これは、まあ、読んで字のごとくの機能で、最近のPhotoshopとかの一部ツールに関しては、今回提案するような簡単な説明がポップアップされるので、それをエフェクトにも拡張してほしいというわけだ。で、できれば右クリックで説明を編集できるようにもしていただきたい。何しろ、後から自分で購入して追加できるエフェクトには英語版しかないものもあり、そういうので説明がポップアップしてもどうせ英語の文章だろうから、結局わからないということになることが予想できるからだ。なんなら、アプリ自体は英語版でリストも英語表示でも、説明が日本語であればエフェクトを苦も無く使えることだろう。
　この機能は、Adobe製品ならPhotoshopだけではなく、Illustrator、Premiere Pro、Aftereffects他片っ端から対応してほしい・・・と書きながら思ってしまったので、まずはAdobeさんに提案したいと思い、その提案書をまとめるために今日は寝てなんていられないのだ。