それにしても眠れないのだ

日々の眠れない出来事を虚実織り交ぜて

それにしても「年賀はがき売り上げ左右はありがたみが重要なのかも」なのだ。

2020-01-23 22:40:06 | Weblog
 年賀はがきの売り上げが、2004年をピークに年々減っている。原因は、新年の挨拶を携帯電話やSNSで済ましてしまう人が増えた事や、年賀状を出す事がめんどくさいと感じる人が多くなったためだ。まだ年賀状を出し続けている人も、特に個人は、人付き合いの点から渋々続けていて、止める機会をうかがっている人も多いと聞く。
 そんな状況なので、年賀はがき販売元の日本郵政は売り上げ低下に歯止めをかけようと苦心している。その強い思い故に、職員の自爆営業を暗に強要している体質が問題になったことも度々あるくらいに。でも、その思いは、多分現実に打ちのめされ続けていく事だろう・・・けど、ちょっと筆者思いついちゃいました。年賀はがきの売り上げに貢献できそうなアイデアを。ま、売り上げが伸びる・・・というか、維持ができる・・・というか、低下速度が鈍るだろう・・・という感じかもしれないけど。
 で、そのアイデアはというと『お年玉付き年賀はがきのお年玉当落結果通知サービス』だ。これは、このサービスに加入した人に「当選/落選した可能性があります」と、結果通知はがきを送付するものだ。お年玉付き年賀はがきの抽選発表は、忙しい毎日を過ごしているとついつい忘れがちだ。また、他の宝くじのような自発的能動的購入した物でもないからくじの当落に対する意識も薄く、そもそもはじめから意識すらしていなかったりもする。でも、それはもったいない。折角手に入れたくじなんだから、当選の嬉しさを味わうべきだ!・・・と、まあこうすれば、年賀はがきのめんどくささより、ありがたみを感じるようになるのでは無いだろうか?
 ちなみに仕組みとしては、投函された年賀はがきが郵便局の機械で仕分けされる際に、お年玉番号をスキャンして、配達先毎にデータベースへ登録し、当選番号発表後に結果通知はがきを送付する。最近の郵便局の宛先読み取り機械はかなり優秀らしいから、お年玉番号をスキャンはプログラムをちょちょいのちょいでできてしまうだろう。それとデータベースは、全国の郵便局を結んで一元管理する必要があるだろうけど、そういったネットワークもサーバーも多分既にあるだろうから、そこにちょこっとハードディスクを一個足すくらいですぐに実現できる事だろうて。システム的な構築はそんなに大事じゃない気がする。ま、素人考えだけど。
 あとはルール作りだ。サービスは単年のみで、収集したデータはこのサービスのためのみに使用され、抽選発表後二ヶ月でデータベースの全データは消去される。サービス加入は、加入者の身分と住所を証明する物、登録料300円(予定)が必要で、申込期限は12月15日まで。結果通知は、年賀はがきに記載された住所へ送付される(なりすまし、かすめ取り対応のため)。ちなみに、あくまで結果を通知する物であり、当選した内容の通知や景品を自動発送する物ではなく、個別の当落問い合わせに対応するサービスでもない。・・・みたいな感じ。
 このサービスがあれば、世間の“お年玉付き”年賀はがきへの認識は上向くだろう。で、売り上げも上向くだろう!・・・って期待できるに違いない。こんな素晴らしいアイデアを日本郵政に売り込もうと思うので、企画書をまとめるために今日は寝ている暇なんてないのだ。
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それにしても「自分が主人公になれる本の世界を現実に」なのだ。

2020-01-03 18:24:43 | Weblog
 電子書籍が当たり前の世の中になった。でも、まだまだ従来式の紙の書籍も発行されていて、従来の本好きは「紙の方が目に優しいし読みやすい」「紙の手触りが心地よい」「本棚に収まっているのを見ると充足感が」とかとかの理由で電子書籍を敬遠する人も少なくない。
 ・・・んだけど、筆者的には、本好きは電子書籍や電子書籍派を疎んじている場合じゃないと思うのだ。というのも、書籍全体の売り上げは年々下がっていて、本を読む人も少なくなってきていて、出版会社の規模も小さくなってきて、中小の会社は倒産しまくっているし、本屋も潰れまくっている。このままでは、本自体の未来が暗いのだ。もし電子版のマンガの売り上げを除いたならで、“未来”どころか、数年の命かもしれない。・・・であるなら、本好きはどんな形であれ、本を読む人を歓迎して、本業界の維持・拡大の道を考えた方が良いのでは?・・・なんて思ったり思わなかったり。
 ま、それはそれとして、書籍の従来派が電子版を快く思わない理由には「紙版に比べて電子版の優位性が特にないから」というものあるだろう。確かに、文字が綴られているのが紙なのか電気式のディスプレイなのかの違いでしかないなら、本としての本質的な差はないと考えられる。
 と、そんな電子書籍の現状を踏まえて、筆者が思いついちゃったのが『自己投影型電子書籍』だ。これは、物語の主人公の名前を自分の好きな名前にすることができる電子書籍だ。購入時に任意の名前を入力することで、本の中の主人公の名前が、それに置き換えられて出力される。ちなみに、名前を設定しなければデフォルトの名前が使用される。主人公を自分の名前にすれば、物語があたかも自分の経験のように感じられ、より面白く読むことができるに違いない。
 現在の電子書籍は、詳しくは全然知らないけど、既に最終データ化された物を配布ないし閲覧できるシステムになっていると思うんだけど、これをデジタルの利便性を活用したシステムを組めば、配布ないし閲覧の直前に任意のテキストを一括変換することだって瞬時に可能だろう。紙版でも頑張ればできなくはないけど、電子版の方が遙かに安価で素早くできる。これで、ハリー・ポッターにもなれるし、半沢直樹にもなれるし、ぐりかぐらにもなれるのだ!既存の作品は、作者が了承すればだけど。こうしてできたオリジナルの一冊は、内容の共感率も上がるだろうし、物としての思い入れも上がることだろうて。
 多分、システムを組むのは簡単だと思われる。問題は作家の説得だろう。ま、そこはうまいことやるとして、これができあがれば、日頃本を読んでいない自己顕示欲の強い現代人も興味を持つと思われ、本業界の売り上げも上がると思われ、こんな良いアイデアを捕らぬ狸の皮算用に終わらせないためにも、どこかの出版会社へ売り込こんで業界の救世主になろう!と思い上がったので、熱意を下げないためにも今日は寝てなんていられないのだ。
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