それにしても眠れないのだ

日々の眠れない出来事を虚実織り交ぜて

それにしても「水素電車はブルーオーシャンかも」なのだ。

2024-05-13 17:57:21 | Weblog
 今電車は、エコな社会実現のために、水素燃料電池搭載の電車を用意している所なのだとか。ついでに、“回生ブレーキ”という電気を生み出す装置も組み込み、そこで得られた電気を自分の補助動力に回したり、余った分は駅の各機器に回したり・・・という事も予定しているのだとか。
 試作機はもう試運転を開始しているが、実用化は2030年頃になりそうなのだとか。というのも、水素の活用の規制が、日本は海外に比べて複雑で厳しいからだそうな。実は水素電車は、既に海外では実用化している所もあり、その一つの中国では水素バスも走り、公共交通を水素ステーションを中心に運用しているのだとか。
 なんかこのトピックスを聞いた時、暗澹たる気持ちになってしまった。技術力がありながら、国の規制のせいで実用化が遅れ、その間に規制の緩い国で開発が進み、出遅れどころか周回遅れになってしまい、世界の需要においていかれる。日本ではよく聞く話だ。これを、水素電車でもやらかそうとしている・・・と、筆者は感じたのだ。中国は、もう実用化しているのだよ?で、最低限の技術は持っているのに、まだ6年も時間を空費させようとする所業。中国は世界は、実績と経験を積んでドンドン先行っちゃうっての。
 近年、鉄道や高速鉄道を新規敷設しようとしている国があり、その受注を日本もしようとするけど、中国に負ける・・・そんなニュースをちょいちょい聞く。水素電車は、水素ステーションで補給をする。なので、架線を引く必要が無くなり、敷設費用も相当抑えられるだろう。となると、これからの国は、通常電車より水素電車の方を選ぶと想像できる。その時、性能と品質は中国製より日本製の方が良かったとしても、実績と安値(+キックバック)で中国に持って行かれるんだろうなぁ・・・と。で、中国・韓国に工事を頼むと、後期遅れまくりで安いはずの予算は超過。やっとこ開通しても、初年度から故障のオンパレード。で、その後日本に助けを求める。ってのは、よく聞く話だけど、それじゃダメだ。
 水素燃料に関しては、日本でも水素自動車がもう走っていて、数は少ないけどあちこちに水素ステーションもあるんだから、電車だってすぐOK出せるんじゃないの?と、思うんだけど、日本の政府や官庁は本当にセンスがないと思う。この件だけじゃなく、他にも色々時代に遅れていると感じる部分がある。早いとこ、時代に合った、時代を先取りするセンスを身につけて欲しい。
 ところで、電気自動車はエコだ!って言うけど、その電気はどうやって得ているの?ってのは、よく聞くツッコミだ。同様に、今回の水素電車はカーボンニュートラルに一役買うと謳われているけど、その水素はどうやって得ているの?もしかして、水か何かから電気を使って分解している?それ、カーボンニュートラル?エコ?筆者は無学で分からない。
 それはそれとして、電車なら、独占しても、アメリカやヨーロッパの横やりも大して入らずにやっていけるだろう。でも、独占するためには、早いとこ経験を積まないとダメだ。経験が改良点をあぶり出し、信用を生むのだ。なので、何にしても、まず国が早く動くべきだ。というわけで、日本のために、国に働きかけたいと思ったのだけど、どこに働きかければ良いのか分からないので、それを早いとこ調べるために、今日は寝てなんかいられないのだ。
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それにしても「新入社員に教える失敗して怒られた時の乗り越え方の一つ」なのだ。

2024-05-03 18:53:39 | Weblog
 天宮こなつ著「「赤毛の役立たず」とクビになった魔力なしの魔女ですが、「薬草の知識がハンパない!」と王立研究所に即採用されました。」というマンガを読んだ。内容は、主人公は薬調合師で、実は才能が超あるのに、無能と見做されて冒頭で仕事場をクビになるも、なんやかんやで優しい人に出会って実力が発揮できて幸せを得ていく・・・最近ありがちな感じだ。で、幸せになっていく主人公に対して、クビにした現場は仕事が回らなくなっていくって、これまたありがちな展開なんだけど、今回注目したいのは、クビにした現場の社長だ。
 この社長は、主人公の幼馴染だったけど、若くして才能があると親にみそめられ首都で修行をする事になり、都会でやる事が多すぎてなかなかうまくいかない毎日を過ごしながらも、いずれ大成してやると頑張っていた最中、田舎から「戻ってきて店のあとを継げ」と言われ、仕方なしに田舎でやっていく事になったという経緯があり、主人公に対しては、自分の方が才能があると思っていたけど、主人公の方が才能があったために、嫉妬、逆恨みして、折を見てクビにしてしまった。
 で、店のエースがいなくなったため店は回らなくなっていき、業者には愛想を尽かされかけ、そんな時、先代であるオヤジがやってきて、息子である現社長に「(店の状況が)どうなってるんだ?」と聞く。で、社長は、色々と頭の中に思いを巡らせるのだけど、どうせいつものように否定されるだろうと何も言わない。するとオヤジは「また、いつものダンマリか」と呆れるのだった。
 いやー、長い。筆者が言いたいことを書くために、前提をしっかり知っておいて欲しかったために、前置きが長くなちゃった。で、この、失敗を上の立場の人に咎められた時の対応って難しいよねって話なのだ。筆者は、この部分の現社長の気持ちはすごくよく分かるのだ。
 というのも、筆者も若い頃は色々失敗をして、上の立場の人に咎められたものだ。で、初めの頃は「何でこんな事をした?」って聞くものだから、失敗したけどそれなりに色々考えていて色々あった結果だから、「それは・・・」と馬鹿正直に答えていたけど、途中から一切何も言わずただ言われるがままを聞くままになった。というのも、何かしら答えた所で「言い訳するな!」と怒られるのがオチなのだ。だからと言って「すみません」と謝っていても、「謝れば済むと思うなよ」と恫喝される。で、素直に理由を説明していたある日、「あいつは、すぐ言い返してきて生意気だ!」「可愛げがない!」と陰で言われていた事を知った。聞かれたのに、喋ってもダメ、謝ってもダメとなると、「もう黙っとこ」となるのは自然の流れ。いや、マジで何を求められていたのか今だにさっぱりわからない。で、叱りつけるだけで、できない筆者に対して、失敗しない方法を教えてくれるでもなし。こんな事では、失敗した負い目はあるけど、上の立場の人には負い目も敬意も感じないから、心が空虚になるだけだ。ただ、無為で無駄な時間を過ごしたくないので、次は失敗しないぞと反省はする。でも、手を抜かなくったって失敗は起こるのだ。仕事は自分一人で完結しないから。他者のせいで、自分が悪い率半分以下で、もらい失敗する。なのに、自分だけ怒られるのだ。「きちんとハンドリングしろ!」と。「じゃあ、お前も、筆者をハンドリングしろよ。そしたらこんな事起こらなかったはずだろ」と言いたくなっても、その自制心が決壊した事はないよ。
 結局、上の立場の人が何を求めていたのか今だに分からないのだけど、その対処方法は、若いうちならこうやれば良いという方法は思いついている。それは「すみません。次は頑張ります!」と、バカ明るく繰り返すという事だ。何をどうやるかとか失敗しないとかまでいうと、言質を取られるので、あくまで包括的に前向きの姿勢を示す。向こうが、突っ込んで聞いてきても、次なんかないんだよと言ってきても、聞く耳持たず壊れたレコードのように同じ事をバカ明るく繰り返す。多分、相手は毒気が抜かれるはず。
 そろそろ多くの新入社員が精神的に追い詰められている頃と思われ、そんな人たちの救いにちょっとでもなれば幸いだと思うので、筆者なりの救いの手を述べようとあれこれ考えていたら今日は寝るのが遅くなりそうなのだ。
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