それにしても眠れないのだ

日々の眠れない出来事を虚実織り交ぜて

それにしても「向き合えない理由に気付いたかも」なのだ。

2021-05-13 19:18:40 | Weblog
 F1のメルセデスチームにルイス・ハミルトンというドライバーがいる。この人は、2021年現在F1界現役最強と目され、引退したF1界のレジェンド達よりチャンピオン数など遙かすごい記録をいくつも打ち立て、現役故に今なお記録更新中で強さ爆裂発揮中なのだが、どうにも人気が低い・・・いや、アンチが多いといった方が良いのかもしれない。
 先日も、そのハミルトンが「来年以降もメルセデスで走りたい」と契約更新の意向を示す情報が出回ると、即座にアンチから否定的声が多数挙がった。曰く「もう引退してくれ!」「チームはセカンドドライバーを変更して、ハミルトンの精神を大きく揺さぶってやれ!」等々。そういうのを聞いていると、筆者がハミルトンを好きか嫌いか関係なく、とてもイヤな気分になる。それは、彼らの発想が全て後ろ向きだからだ。例えば、自分の応援しているドライバーがメルセデスチームのもう一人のドライバーに抜擢されて、ハミルトンをぶっ倒して欲しい!とか、メルセデスチームやハミルトンにあって、自分の応援しているチームやドライバーに足りない物はあそこだから、そこを満たしてメルセデスやハミルトンに勝って欲しい!とかだったら全然良いと思う。でも、気に入らないドライバーやチームの足を引っ張る発言をしているその姿勢には、全然好感が持てない。
 ハミルトンの話題になると、こういうのが毎回湧いてきて、毎回モヤッとしていたのだが、今回そのモヤッとした物がなんなのか、きちんと言葉にすることができた。それは、ちょうどその頃にテレビで韓国の選挙に関する話題を聞いたことがきっかけだろう。
 韓国で去年と今年、政局を占う大きな選挙があり、去年は与党が勝ち、今年は野党が勝った。この要因はいくつかある中で、大きな物の一つに『選挙に対する姿勢』があり、去年は与党は政策を示すことを中心に活動し、野党は与党の批判や足の引っ張りに終始した。今年は逆で、与党は野党の批判や足の引っ張りに終始し、野党は政策を示すことを中心に活動した。この姿勢を受けて、韓国国民は前向きな方を支持した・・・という分析だった。
 その話を聞いていて筆者の脳裏に浮かんだのは、立憲民主党の言動だ。ここ数年の立憲民主党(民主党等の流れ全て含む)は、総理大臣や政府のやることなすことをとにかく批判する。その姿に多くの日本国民は「批判のための批判はいいから、対案を示せよ」と呆れている感じだけど、立憲民主党はそれを意に介さず、批判を続ける。韓国の感覚がそのまま日本に当てはまるかわからないけど、この党が人気が出ないのはその辺の姿勢にあるのかなぁなんて思えた次第だ。
 そんな立憲民主党は現在支持率が4%前後なんだけど、政権奪取に常に大いに燃えている。筆者的には、今の姿勢を崩さないなら一ヶ月だけ政権を譲るのも良いんじゃないかと思えてきたのだ。政権を取れば、コロナ禍は検査を闇雲に増やして医療崩壊を進める等で悪化するだろうけど、V-SYS等新しいシステムに及び腰な自治体には「なってない!」と大いに批判してシステムの浸透が早まるだろうし、日本に非協力的、反日的言動を繰り返す中国や韓国とかとかに対しても「“遺憾”じゃ伝わらねぇ!」って明確に言葉で批判しまくってくれることだろう。日本はお金は出しても声は出さない、と海外に完全になめられているから、海外の目や対応が変わること必死だね。あと日本国内的にも、海外に物申さずいいようにあしらわれていることに苛立っている人も多いようだから、その辺の目も変わるだろうね。
 なんか今年は衆議院議員総選挙があるらしいので、立憲民主党にその辺をウリにすれば良いんじゃん?なので、提案しよっかしまいかちょっと考えてみるので、今日は眠れないかも知れない。
コメント
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