それにしても眠れないのだ

日々の眠れない出来事を虚実織り交ぜて

それにしても「評価の低いアニラジはある意味逆にチャンスなのかもしれない」なのだ。

2017-12-13 18:57:07 | Weblog
 西原健太郎という放送作家が、声優がパーソナリティを務めるラジオ番組、通称“アニラジ”または“声ラジ”の評価が低いことについて嘆いているブログがネットに投稿された。評価が低いとは、面白い・面白くないは個人の感性だから置いとくとして、世間はそういうジャンルがあることすらよく知らないけどなんかオタクっぽくてキモイと思い、聞いているリスナー自身も聞いていることを公言するのは恥ずかしいと思い、番組を作っているスタッフも一般的なラジオ番組より格が落ちて仕事をやっていることを恥ずかしいとさえ思っている、という人達がなんと多い事か!・・・ということだ。西原氏は、自分もアニラジの放送作家をやっているけど、胸を張って仕事をしているようで、他の人達も“恥ずかしい”気持ちはなくして欲しいと思っているようだ。
 これを読んで筆者が思ったことは、「アニラジの未来は明るいかもしれない!」ってことで、それはどういうことかというと、アニメの黎明期にアニメは“テレビマンガ”と呼ばれて、アニメは子供が見る程度の低い物と評価されていた。そして、そこに関わる声優や主題歌を歌う歌手も自ら進んでそれをやるのでは無く、一番やりたいジャンルで仕事がないからしょうがなくやっておく・・・ぐらいの気持ちで仕事をする人が多かったと聞く。それが今では一ジャンルとして確立され、人気もある程度確立し、好きこのんでこの仕事をやりたいという人が多くなった。アニメが、声優が、アニソン歌手がそうなったように、アニラジも、アニメ系ジャンルの後発の一つとして、真面目にやっていれば、同じ流れになるのではないか?ということだ。
 日本のアニメは1960年代にちょっと力が入って世間の認知度を高まった。アニラジ的には、多分1990年代がそれに相当するだろう。その差30年くらいだけど、世の中の流れが速まっているから、もしかしたらもう10年もしないうちにアニラジは一般的なラジオ番組と同様の存在と思われるようになるかもしれない。
 ・・・と考えたなら、今はある意味チャンスがゴロゴロ転がっているとも考えられないだろうか?人気が上がると、昔の懐かし人気番組特集がメディアを超えて増える。その時ピックアップされる番組は大体同じで、アニメだとタッチとか北斗の拳とかとかだったり。アニラジはすでに結構沢山の番組があるけど、その中で頭一つ二つ抜けた番組があれば、いずれあるであろう懐かし人気アニラジ番組特集で毎回のように取り上げられまくり、その時はその番組を作っていた・聞いていたことが羨ましがられることになるのは必死だ。今は作り手も聞き手もその他諸々も全ての意識が低い。でも、その中で頑張って良い物が作れたなら、歴史に名を残せるし歴史の証人になれる。もうこれはチャンス以外の何物でも無い!・・・といっても過言では無いだろう!・・・か?
 というわけで、筆者も歴史の証人になりたいと思ったんだけど、現状の番組はあまり気概が高くない物が多いようなので、気概の高い物を作った方が手っ取り早いと思ってしまったので、そんな提案をラジオ番組制作会社か放送作家にしたほうが良いと思ってしまったので、その提案書を書くために今日は眠れないのだ。
コメント
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