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ここあコテージⅡ

鳥撮り、ガーデニング、手作りした物などを紹介します。

プチ遠征⑦漁港でオオハクチョウの水浴びなど

2023-01-16 06:28:01 | 

プチ遠征シリーズはようやくラストになりました。

今回も青森市の漁港の続きです。

 

ここの波消しブロックは、鳥たちのお立ち台になるんですよ。

この日はアオサギの一人舞台でしたねえ。

ちょっと風が強くて、お櫛が乱れていますけど。笑

何か歌いたいご気分でしょうか?

 

 

オオハクチョウが10羽ほど。

ここは海との接点の河口部でもあり、川側にも10数羽いました。

 

 

のんびりと羽繕いしたり、浮かんだり。

 

するとあちこちで水浴びが始まりました。

 

大きなボディだけに、しぶきも凄いです。

 

 

個体によっては、大胆に水浴びしていましたが、

溺れている??ようにも見えるほど大きな動きです。

1羽が始めると次々と水浴びしますが、

これはたまたま?それとも感化されるのでしょうか??

 

 

遠くにいたのはマガンのオス

 

 

スズガモ、オオバンなどもいました。

少し寒かったのか、顔を埋めるばかりです。

カモたちは嘴は寒いらしいので、寒くなるといつもこうしています。

 

スズガモは今季初です。

両サイドがオス、中央がメス。

 

プチ遠征シリーズはこれで終了です。

長いこと見て頂き、ありがとうございました。

 

今日は最高気温2℃で、本来の1月らしい気温です。

それでも今年は暖かい方です。

地域の子供たちは今日から三学期の始まりです。

こちらもコロナの勢いは衰えませんし、

インフルも流行中のようです。

みんな守られますように!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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プチ遠征⑥コクガン&オオバンの関係

2023-01-15 05:56:08 | 

平内町を後にして、帰路、青森市の各漁港に寄りました。

年末に漁港に行った時にはコクガン(黒雁)が見られませんでした。

今回はいましたよ!

午後は天候が少し曇りがちでしたので、

少し暗めになりました。

 

漁港には20羽ほどのコクガンの群れがいました。

白黒の羽模様がシックで大人っぽい印象です。

多くのカモ・雁は海のみならず内陸の湖沼、川でも見られますが、

コクガンは海でしか見られません。

 

冬鳥で、東北以北で見られます。

カモ目 カモ科 コクガン属 

冬鳥として飛来  55-66cm 

 

 

近くにはオオバンもたくさんいました。

 

お互い黒ずくめの仲間同士、よく一緒にいる事が多いです。

一見平和的に見えますが、実は結構餌を巡っての争いがあります。

 

 

オオバンはクイナ(水鶏)の仲間なので、

潜水が得意で、海藻などを巧みに採ります。

 

 

一方コクガンは潜りはできません。

なので、オオバンが潜って採った海藻を、

コクガンが横取りしようとします。

(この海底には緑色の海藻がたくさん生えているようです)

 

 

コ「おい、海藻をよこせ!」

オ「嫌だよ、これは僕のだもん!」

 

 

コクガンはしつこく海藻を横取りしようとしましたが、

オオバンがうまく逃げて、餌は奪われませんでした。

オオバンも結構強いですよ。

 

 

私の疑問の一つは、コクガンとオオバンは

いつもセットで見るということでした。

実はコクガンは「労働寄生」の対象として

オオバンを選んでいるようです。

「労働寄生」というのは、先ほどのコクガンの行動のように、

他人(鳥)の採った餌を「横取りして生活している事です。

まさにコクガンとオオバンの関係はこの「労働寄生」による事なのでした。

それで疑問が解けました。

コクガンは潜れないので、生きる為には

仕方ない行動だったわけですね。

 

 

 

 

コクガンの羽ばたきが見られました。

 

 

お腹の白黒の縞々が目立ちます。

 

 

陸に上がっていたコクガンとオオバンたち。

ここでは海藻が流れて来るので、

争うことはありませんでしたよ。

 

続く

 

 

***

 

 

新年明けて早くも半月が経ちましたね。

昨日までの嘘のような高温も、一転して今日から低くなります。

そして、こちら地方はこの1週間はマイナス日がありそうです。

新しい1週間の始まり、今週は良いニュースが聞かれますように!

 

 

 

 

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プチ遠征⑤キンクロハジロ&シギ

2023-01-14 06:04:12 | 

プチ遠征シリーズ5回目はキンクロハジロです。

毎年少数訪れていますが、今年は一段と増えていました。

 

キンクロハジロ(金黒羽白 カモ目カモ科ハジロ属)

県内では川や池や海の至る所で見られます。

 

白鳥と並ぶと大きさがわかりますね。

40~47cm 本州以南では冬鳥で、

北海道では繁殖もしているようです。

 

 

特徴の一つは白黒のボディーと冠羽のお下げ髪です。

英名で「tufted(ふさのある)duck」と呼ばれるのは、

お下げ髪の故なのですね。

白黒はオスです。

 

黒と茶色のがメスです。

メスにも冠羽がありますよ。

オスの数に比べてメスが少な過ぎますね。

 

 

目の光彩は黄色です。この光彩が金色に見えるからと、

名前の漢字に「」が入っているんですね。

何故「金」なのかわかりました。

 

 

 

 

正面顔はちょっと怖いですね。

金色の目に睨まれました。笑

 

 

潜りが得意な潜水ガモ。

普通は潜って採餌しますが、ここは潜るには浅過ぎますね。

 

 

***

 

さて、この海岸は元々遠浅で、水位は低いのですが、

この日は干潮だったようで、遠くには干潟もできていました。

娘が何やら干潟にうごめくものを見つけました。

(今年はこの地域も雪が少なめのせいか、干潟が出現しています。)

 

かなりトリミングしました。

 

これはシギチに違いないのですが、遠すぎてわかりませんでした。

最近この付近でハマシギを見つけた方がいたので、

もしかするとハマシギなのかと思いますが

確信はありません。

 

見た目はトウネンより一回り大きく、

嘴はトウネンより幾分長い感じがします。

もしハマシギなら、初見になりますが。

シギたちのいる干潟までは泥がすごくて、行くことはできません。

でも、この時期にシギに会えるなんて思いませんでした。

真冬なので驚きました。

 

浅所海岸での鳥見と観察はこれで終わりです。

この後、青森市まで戻り、いつもの漁港を回りました。

 

続く

 

***

 

昨日の気温も高くて、高気は12℃でした。

一昨日に続いて、昨日も公園に入ってみました。

また寒気が来そうなので、今が数少ないチャンスです。

今年は冬鳥が少なく、一昨日、昨日とあまり鳥果はなかったです。

公園の冬景色もまた良くて、

墨絵のようなモノクロームの世界、キリッとした空気、

たまに響く小鳥の声、最高です!

 

 

 

 

 

 

 

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プチ遠征④オオハクチョウとオナガガモ

2023-01-13 06:10:02 | 

プチ遠征シリーズ4回目は白鳥とカモです。

ここ浅所海岸は県内でも一番人気の白鳥飛来地です。

多くの観光客の目当てはやはり白鳥です。

今年もたくさんの白鳥やカモが訪れていました。

 

手前はオオハクチョウの幼鳥です。

カモはほとんどがオナガガモです。

ここはオオハクチョウばかりで、

コハクチョウは見たことがありません。

 

 

 

 

白鳥は大きいですが、カモの仲間です。

オナガガモたちは白鳥たちと平和に過ごしているようです。

 

 

オナガガモがたまに一斉に頭を水中に潜らせます。

このお尻の様子を「タケノコ」と呼ぶ方もいますよね。笑

観光客の餌やりで一斉にパンを得ようとしています。

 

私の地域に近い白鳥飛来地では餌やりは禁止ですが、

ここは何故か未だに禁止されません。

この地域ではありませんが、県の太平洋側では最近も

鳥インフルが発生し、鶏が大量に殺処分されました。

人間が野鳥に餌を与えることで、疫病の拡大につながり、

野鳥も自分で採餌できなくなるなど、

多くの指摘があるにも関わらず、続けられています。

 

数年前でしょうか、この飛来地では、

餌やりが原因で、道路までついてきた白鳥が

自動車に轢かれてしまうという

痛ましい事故があったようです。

そのことが看板に書かれていましたが、

餌やりを禁止する事は未だにありません。

観光・人間第一、野鳥は二の次、三の次。

悲しい現実です。

 

そのパンを巡ってかどうかわかりませんが、

オス(左)とメスが急に争い合いました。

結局メスが追い詰めて、オスが去りました。

 

パンを狙っているのはカモたちばかりではありません。

 

近くには松林があり、高い場所からこの様子を眺めていた

たくさんのハシブトガラスたちも降りて来ては、

パンのおこぼれを狙っています。

 

 

この日は最初はみぞれが降りましたが、

この海岸に着いた頃にはすっかり晴れて、

 

 

別の場所からもオオハクチョウたちが舞い込んで来ましたよ。

 

浅所海岸にはまだ別の野鳥たちもいました。

明日に続けます。

 

***

 

昨日の気温は8℃。日中は室内の暖房は消しました。

あまり良い天気なので、徒歩で公園に行ってみましたら、

冬休み中の子供たちや犬を連れた人々が入っていました。

私もできる限り園内の、足跡で固められた所を歩き、

カメラを持ちながら、ゆっくりと散歩しました。

真冬といえどもこの気温、おかげで汗がたくさん出て、

いい運動になりました。

今日は更に気温が高く、12℃以上になるそうです。

県内で1月に10℃以上は久しぶりのことのようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

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プチ遠征③カモメとその仲間たち

2023-01-12 06:08:25 | 

プチ遠征シリーズ3回目は、カモメとカモメの仲間です。

「カモメ」という名前を聞くと、カモメ類の総称のように感じますが、

カモメの種類の一つに「カモメ」があります。

 

 

今回はまずは「カモメ」からです。

 

カモメの大きな特徴は、嘴と脚が黄色くて、

嘴には基本的に赤などの斑点がありません。

(幼鳥や時々薄黒い斑が見られる個体もありますが)

 

左のユリカモメと共に羽繕いに余念がありません。

 

 

40~46cmほどの大きさは、

ユリカモメよりも大きく、セグロカモメよりも小さいです。

この海岸ではたくさん見られますが、

県内の他の海などではあまり見られません。

これは冬羽ですが、夏羽になると頭部は白くなります。

 

 

この子は尾が黒く、嘴には黒斑があります。

恐らく3wくらいかと思われますが。

カモメの顔は、セグロやオオセグロ、ウミネコに比べたら、

とても穏やかで優しい表情だと感じています。

 

 

同じ個体

 

 

これも同じ個体です。

足が黄色いのが少しわかります。

2wは翼に茶色が残るようですが、この子は茶色がないので、

3wなのかもしれません。

 

 

別個体です。大きな口を開けて叫んでいました。

口の中は朱色なんですね。

随分大きな口ですよね。

 

 

こちらはオオセグロカモメです。

「悪人顔」と言われるほど、冬羽の顔は怖いですね。

足はピンク、下嘴には赤い斑があります。

羽の色は濃い灰色です。

 

 

セグロカモメの幼鳥かと思いましたが、

もしかするとカモメの幼鳥2wあたりかもしれません。

 

 

カモメ類の識別は難しく、幼鳥は更に難しいので、

相変わらずどれも確信がありません。

判断に誤りがあったらご指摘下さいね。

 

ちなみにこの日は、ウミネコは1羽もいませんでした。

県内で一番多いウミネコが全く来ない海岸は珍しいです。

 

***

 

昨日から天気が良くなって、早速除雪と排雪にいそしみました。

 

これは雪国あるあるなのですが、

せっかく晴れたから、家の中でひなたぼっこして。。。

とはならないのですよ。

この時とばかり外に出て、除排雪しようとするんです。

ある地域では屋根の雪下ろしをするご家庭もあります。

我が家の場合は屋根の心配はほとんどなく、

(昨年の豪雪ではちょっと心配でしたが)

今までに溜まった雪の塊を流雪溝に持って行って、

庭をすっきりさせるのです。

でも、腰痛や心筋梗塞などにならないように、

ゆっくりと休みながらするのが一番です。

外に出ると太陽を浴びるので、脳内のセロトニンが出てくれます。

セロトニンは心を明るくしてくれるホルモンなので、

雪国の人々には絶対に必要なんですよ。

(北東北3県は自殺率が高く、冬に多いです)

今週はずっと晴れるので、この天気を有効に使いたいですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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