プチ遠征シリーズ5回目はキンクロハジロです。
毎年少数訪れていますが、今年は一段と増えていました。
キンクロハジロ(金黒羽白 カモ目カモ科ハジロ属)
県内では川や池や海の至る所で見られます。
白鳥と並ぶと大きさがわかりますね。
40~47cm 本州以南では冬鳥で、
北海道では繁殖もしているようです。
特徴の一つは白黒のボディーと冠羽のお下げ髪です。
英名で「tufted(ふさのある)duck」と呼ばれるのは、
お下げ髪の故なのですね。
白黒はオスです。
黒と茶色のがメスです。
メスにも冠羽がありますよ。
オスの数に比べてメスが少な過ぎますね。
目の光彩は黄色です。この光彩が金色に見えるからと、
名前の漢字に「金」が入っているんですね。
何故「金」なのかわかりました。
正面顔はちょっと怖いですね。
金色の目に睨まれました。笑
潜りが得意な潜水ガモ。
普通は潜って採餌しますが、ここは潜るには浅過ぎますね。
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さて、この海岸は元々遠浅で、水位は低いのですが、
この日は干潮だったようで、遠くには干潟もできていました。
娘が何やら干潟にうごめくものを見つけました。
(今年はこの地域も雪が少なめのせいか、干潟が出現しています。)
かなりトリミングしました。
これはシギチに違いないのですが、遠すぎてわかりませんでした。
最近この付近でハマシギを見つけた方がいたので、
もしかするとハマシギなのかと思いますが
確信はありません。
見た目はトウネンより一回り大きく、
嘴はトウネンより幾分長い感じがします。
もしハマシギなら、初見になりますが。
シギたちのいる干潟までは泥がすごくて、行くことはできません。
でも、この時期にシギに会えるなんて思いませんでした。
真冬なので驚きました。
浅所海岸での鳥見と観察はこれで終わりです。
この後、青森市まで戻り、いつもの漁港を回りました。
続く
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昨日の気温も高くて、高気は12℃でした。
一昨日に続いて、昨日も公園に入ってみました。
また寒気が来そうなので、今が数少ないチャンスです。
今年は冬鳥が少なく、一昨日、昨日とあまり鳥果はなかったです。
公園の冬景色もまた良くて、
墨絵のようなモノクロームの世界、キリッとした空気、
たまに響く小鳥の声、最高です!