12/24(火)の夜6時30分から
教会のクリスマス・イヴのコンサートが行われました。
(今日の記事は少し長くなります。)
今回は、団塊の世代が特に喜びそうなフォークギターの弾き語り。
オリジナル曲を披露して、クリスマスのお話もして頂きました。
これは始まってすぐの様子。
この後も何人か入って来られ、椅子がほとんど埋まりました。
今回もイベントのアクシデントが幾つかありました。
ゲストが風邪で喉を痛めて、歌えないなら代替プログラムに、
と考えてもいましたが、無事に終えられ、胸をなで下ろしました。
また、トイレの1箇所が急に詰まってしまい、
使用禁止の紙を貼って、なんとか対処。
その日は、急激な寒さ。道もカチンコチンに凍ってしまい、
時間帯が帰宅時間と重なり、道路はノロノロ。
少し遅れて来たお客様達が多かった事。
玄関までのステップが凍って、ツルハシで砕いて、
なんとか対処したものの、完璧には取れず。
高齢者も多いので、帰られるまで心配でした。
教会の大きなツリー
終盤は、きよしこの夜をみんなで歌いました。
クランツのキャンドル4本に火が入り、
そこから各人へ火が渡りました。
きよしこの夜を歌っています。
あまりにも有名な「きよしこの夜」
作詞はモール、作曲はグルーバーです。
この曲にはとてもユニークなエピソードがありますよ。
遠い昔、オーストリアにある教会のオルガンが、
ネズミにかじられて故障し、使用できなくなりました。
そこで、急きょクリスマスにギター伴奏で歌えるような歌を
作るように命じられたグルーバーですが、
なかなか難儀した末、ようやく完成したのが
クリスマス礼拝のわずか数時間前のこと。
最初1つの教会で歌われたこの「きよしこの夜」は
今や世界中で歌われるポピュラーな曲になりました。
そんなエピソードを聞きながら、私たちも当時の出来事に
思いを馳せて歌う事ができました。
***
コンサートの後は、ティータイムです。
ちょっと撮り方を間違えてしまいました。笑
ドイツのお菓子「シュトレン」や、黒糖のシフォンケーキ、
各種ラスク、各種クッキーやお馴染みの市販のお菓子、
みかん、カットフルーツ、アメリカの各種チョコ、
夕方なので、おいしいパンもありました。
***
ちなみに、「クリスマス(Christmas)」というのは、
「イエス様の誕生日」ではありません。
「イエス様の誕生を祝う日」です。
誕生日は秋頃という説はあります。
また、「馬小屋で生まれた」というのはヨーロッパの発想で、
当時のイスラエルでは馬を飼える金持ちは少なかったようで、
多くは羊やロバなどを飼っていたそうです。
なので、羊の小屋(洞窟)で生まれたというのが有力な説です。
羊小屋の中には、白い布きれがたくさん保管されていて、
生まれてすぐに、その布にイエス様はくるまわれたのですが、
この布は本来遺体に巻く布でした。
人々の罪の身代わりとなり、死ぬ為に生まれて来たイエス様が
遺体をくるむ布に包まれたというのは象徴的ですね。
そこにクリスマスの本当の意味が込められています。
新しい年まで、あと5日です。
ここあでした。