8日間の休暇中、どこに行こうかと考えたら、
やはり県内、そして、宿泊しなくてよい近場がいいとなり、
まずは、あまり行った事のない夏泊半島に行くことにしました。
夏泊半島は、青森市のお隣・平内町にあります。
陸奥湾に面していて、ホタテの養殖で有名です。
最初に平内町小湊の浅所海岸に行きました。
ここは白鳥や鴨の飛来地で有名です。
くもり時々晴れの一日でした。
オオハクチョウが数羽しかおらず、
あとはオナガガモが多かったです。
かなりの数、北へ帰ったのでしょうね。
白鳥もオナガガモも餌をやっている方に呼ばれると、
そちらへ集まって行きました。
おや? おや、おや、おや~?
赤い嘴、赤い足、頬の黒い斑!
なんとユリカモメではないですか!!
期せずして会うことができましたよ。数年ぶり。
念願のユリちゃんです。
これはごく一部ですが、群れで来ていたんですね。
なんという巡り合わせでしょう!
津軽地区のあらゆる海岸を見ましたが、
全く出会えず、まさかこんな所にたくさんいたなんて・・・。
そしたら、なんと1羽だけ近くに来てくれました。
ノートリミングです。近すぎ! 笑
この子は人間に慣れている??
(私から餌をもらえると思ったかな??)
この子は冬羽の成鳥です。
夏羽になると、顔が真っ黒になり、
印象が変わってしまいます。
(英語ではBlack headed gull 黒い頭をしたカモメの意。)
残念ながら、こちらで夏羽を見る事はほとんどありません。
(少数ですが、夏羽が報告されていますが。)
ん?何を見つけたのかな? 餌ですか?
黒い斑が幼い感じに見えますね。
雄か雌かわかりませんが、
赤い嘴が口紅のように見えるし、
ユリカモメという名前が「女子」のようで、
なんとなく全部メスのように見えてきます。笑
別の個体です。
ふんわり飛んで行ってしまいました。
*ユリカモメ(百合鴎)*
名前の由来は、「百合」のように美しい説、
「入り江鴎」が転じた説など幾つかの説があります。
全長43㎝ 翼開長94-110㎝
冬鳥(北海道北部・東部では旅鳥)。
東京湾では少数が越夏する事がある。
鳴き声は「キャー、ギャー」
キンクロハジロも数羽いました。(この子は雄)
ホタテの養殖場がある海岸なので、
いたる所にホタテの貝殻が落ちていましたよ。
平内町のホタテはとてもおいしいです。
県民はホタテが大好きで、刺身、炒め物、味噌汁、
酢の物、てんぷら、バター醤油ソテー、炊き込みご飯にしたり、
大きなホタテの貝殻に、ホタテやエビ、煮干しなどを入れ、
味噌と卵でとじた「味噌貝焼き」という
素朴でおいしい郷土料理がありますよ。
(作り方も簡単です。)
ここに居た鳥は、他にオオセグロカモメ、キンクロハジロの雌、
オナガガモなどでした。
このあと、半島をぐるっと一回りのドライブをしました。
続く。