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日常の視点

ブリのいいのが入りました!

2006年12月23日 | kitchen
壱岐のイカ釣り漁船のお父さんを持つ、
仕事場の仲間(通称:CAP)が「ブリをおやじが釣ってきとんですよぉ」と
丸々1本仕事場に送ってきてくれました。

おいしそうに短冊形に刺身用にさばいてもらった分をおすそ分けいただきました♪

この塊も結構大きいですよ。
10センチ×5センチ×長さ15センチくらい。

ブリ、カンパチ、マグロの類は、本当においしいのだったら好きなんだけど
水っぽいの(解凍技術の問題か?)とか脂がのりすぎてくどいの(養殖の問題か??)とか、そういうのが多いような気がして中途半端なのは食べれないんですね~

無理して(おいしいと思えないものを)食べるくらいなら、食べない方がまし!
というのが私のポリシーで、健康にいいといわれるものでも(自分で食べたいと思わなければ)、体が心から拒否するものには手をつけないという頑ななところがあります。

でも、これって、人が本来備わっているはずの生存本能、危機回避能力のような気がするんだけれど、人はそれを「贅沢病」とか「もったいない」とか非難轟々(ごうごう)です。

私は、せっかくの本来おいしいはずのもんを人工的に作為的に妙な味付けや保存方法や品種改良で「私が危ない、と察知するほどの」【おいしくないもの】に変える方が悪い!
と訴えたい(誰に?)。

みんなが大事に食べたいと思えないような妙な味付けのばっかり好むから、妙な食品が出回りすぎて、結局食べられずに大事じゃないから簡単に捨てられているような気がして、そっちの方がもったいなくね?と女子高生チックにイヤミを言ってしまいたくなる今日この頃。

そういう社会に気が滅入ってしまう私は、完全なオバハンですね(笑)。

てなわけで、
本当においしそうなブリだったので、普段はお店では見向きもしないのに、今日は目の色を変える勢いでおうちで切って食べました♪

活きがいいので、明日まで食べれるようです。

本当に透明な脂がツヤツヤしていて何もしていなくても見た目も確実においしそう。

食べたら分厚く切ったのに、あっと言う間に口の中で溶けてしまいました。
おいしい。おいしいってこういうことよね。幸せ。

うーん。
ありがとうCAP!

炊き立てのごはんと味噌汁と、キンピラと大根のなますをあわせて
質素で贅沢な幸せな食卓となりました。





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4 Comments

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新鮮がものいいますねぇ♪ (rick papa)
2006-12-23 17:27:48
Clarteさん、こんにちは。
肉でも野菜や魚でもやはり新鮮に勝るものはないですね。 特に野菜や魚は時間を置かず、直ぐ料理や調理仕立てを食べると、今迄美味しいと思って来た概念を覆すほどの違いを感じますね! Clarteさんの投稿を何度も読み返しました。 確かに全ての物事に対しても、自分が欲している物事や願望に向かう時の意欲は、嫌々やるよりは気持ちも乗って、成功や達成の率が高いもんですよね。 食べ物だって食べたいと言う自らの食欲願望が多いほど満足感も大きいですもので、 精神的な面からしても、その方が体の細胞が調子よく活性化して、喜んで栄養として取り込んでくれそうですよね。 いやぁ!ブリの刺身最高ですね♪
 
Clarteさん自らがおっしゃる >そういう社会に気が滅入ってしまう私は、完全なオバハンですね… はrick papaもまさに"オバハン"だと思いますね(失礼) 社会情勢や慣習に無理に合わせる事はないけれど、合わせざるを得ない状況や状態もあって、そこが現実の社会の生きる難しさだと痛感しています。 rick papaなど戦前戦中を生きて来た人間、Clarteさんのおっしゃる気持ちがとてもよく分かりますよ。

ところで我が家の菜園では、只今大根と白菜が出来が悪いものの沢山採れてます。 大根は漬物か煮物以外に多くあっても使い道に困るもの、当座は切干にして保存してますが、そろそろそれも作り過ぎの感がします(苦笑) Clarteさんは乾燥野菜や粉砕野菜は、後にどのような時に使ってますか?    

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rick papaさんへ (Clarte)
2006-12-24 11:12:17
ありがとうございます。
私ももっと大人の対応がさっとできる魂の洗練されたスマートな人間になりたいと思います(笑)。

さてさて、
大根ですね。
大根はとれすぎた分は私は、スライサーでたくさんスライスして塩をちょっとふってまぜて、水気を絞り、
だしと醤油と酢を入れて「なます」にしたものに、これまた粉砕した昆布を混ぜて、ジップロックの保存容器(タッパーみたいなの)に入れて、サラダ風に毎日バリバリ食べています。
なますに粉砕昆布が一番のポイントではなかろうか?というくらい昆布の味がちょうどよい具合で、おやつがわりに食べ始めたらもうとまらないほどのおいしさです。
これを繰り返すと、おっきい大根も水分が出てかさばらずすぐ使い切ってしまいました。

あと、スライスして塩で水だしして絞ったものを明太子を合えてサラダにするのもかなりおいしいです!
市販の明太子のパスタソースでいいと思います。
最高です(笑)

あと、干した拍子切りの大根は、みりんと醤油と酢とだしで調味した液体にたくさん付け込んで「博多ごぶごぶ漬け」風にして、ポリポリと食べています。
これもお茶うけにいいくらいおいしいです。

あと、洋風にマリネ液に漬け込んで他の野菜と一緒にピクルスにしたり、味噌漬けにしたりしています。

完全に乾かさないで半分乾かしたものだったら、浅漬けにするときでも水分がですぎないので、とても気に入っております。

また粉砕した葉っぱは、なんにでも上からふって彩りに使っているのと(パセリのかわりですね)、
スープを良く作るので、野菜くずでスープのもと(スープストック)を作る時に、たくさんの種類の野菜が入っていた方がおいしくなるので、あとの始末がしやすいように粉砕した分は【ダシパック】用の袋に入れて、野菜のスープストックを作る時にたくさん使っております。

できたスープストックは、製氷器でアイスキューブみたいにしたり、タッパーみたいなのに入れて冷凍したりして、煮物やスープのときの水のかわりに使います。
大変複雑な風味がしてプロ風になりますよ♪

私はそんな風に利用しています。
あと、それでも残った野菜くずは、ぼかしでまぜて畑にかえしています。

作りすぎてどうしても使いきれないな~と観念したときは(大根の葉っぱなど)潔く刻んでぼかしをして畑にもどして、いい堆肥になってもらいます。

循環のただなか中にいて、それを自分が仲介していると思うとちょっと幸せな気分です(笑)

長くなってしまいました。



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感激してま~す♪ (rick papa)
2006-12-24 17:07:16
ブリのお話しから大根へと横道に逸れてしまいましたが、大根の使い道についてこれ程まで沢山の美味しい食べ方やら保存法まで、色々親切に且つ分かり易くお教え戴き感謝してます。 最もブリとダイコンは元々相性が良くて、誰もがブリダイコンだけは知ってますものね♪
 
Clarteさんの食に対する知識の深さと研究熱心さに驚かされますねぇ! 早速家内に書き添えて戴いたものを見せましたところ、大変参考になる事ばかりで、是非試してみたいと申して居りました。 これからも寄らせて戴きますね。 本当にありがとうございました。 
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rickpapaさま (Clate)
2006-12-26 00:50:15
お役に立てたようで、嬉しい限りです。
まあ、食いしん坊ってだけのことですがね。。。(笑)
今後もおいしい食べ方を考えていきたいと思っています。
どうぞお楽しみに!
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