いつも独裁者は側近に裏切られて、悲惨な最後を遂げる。
秘密警察が独裁者の指示や命令に従わなくなったら、正規軍が独裁者に反旗を翻す日も近い!
だいたい独裁政権というものは、秘密警察と憲兵などから構成される思想警察によって維持されている。
一番思想犯の動向をつかみやすいのが、これら思想警察職員だからである。
これら思想犯たちの動向が、警衛対象者や警護対象者の耳に入らなくなったら、もう政権は末期である。
さらに独裁者の身内(トップの親族)にまで、スキャンダル摘発の手が伸びるようになったら、トップの身内にすら、独裁者の威令が届いてないということだ。
なぜなら、いつもの特配が届かず、闇物資に手を出さなければいけないほど、経済がおかしくなっているということだからである。
警察機能の主眼は、思想警察と経済警察である。
ぶっちゃけ刑事警察や交通警察というのは、犯人とマッチポンプの関係なのであるから、あまり警察が出張ると自分で自分の首を絞めるようなものである。
そんなわけである。
以上、管内赤坂区でικμτ。