昨日オーディオ通の友人がツイーターの効用を語るのを聞いて、以前処分して欲しいと言われて持ち帰ったスピーカーと一緒にスーパーツイーターもあったことを思い出した。
仕事が一段落するまでオーディオはいじらないと誓っていたがこうなると矢も盾もたまらないのがいつものパターン^^; クロスオーバー周波数を高く取るとわずかな色付け程度にツイーターが効くとの情報をネットで見つけて、ちょうどいい値のコンデンサがあったのでつないでみた。
ツイーターを手前に置くとなんとなく落ち着かない音になって、高音の定位も縦に伸びたように聞こえる。後ろに下げるとツイーターの存在感が薄れて落ち着いた音になった。Altecは中音の押し出しの強さでリアリティを感じるけれど、ツイーターの追加で音の鮮やかさで存在感が出るように感じた。
しばらくこの状態で聴いてみよう(^^)
こちらのトランス式USB DACが気になり始めました^^;
秋月のキットにタムラのインプットトランスを組み合わせたもの。高級なCDプレーヤーが必要ないとか、アナログレコードをやめたとかいろいろ評判を呼んでいます。バランス出力ができるので、そうなると先日作ったプリアンプも、コネクタとヴォリュームを交換するだけなのでバランス入力対応に改造したくなります。
キットそのものは安いもののトランスが比較的高価なので、すぐには手を出せませんが、さらにUSB接続のこれを常用するにはいちいちパソコンをつないではいられないのでミュージックサーバーがあると便利。
で、次に気になるのがRaspberry Piという手のひらサイズのシングルボードコンピューター。これをサーバーとして使うというもの。Volmioというミュージックサーバー専用のOSもあってAirPlayにも対応。ファイルはNASに置くことになりますが現在自宅のNASは不調で、HDDを交換しないと使えない状態。これらを一度に調達、セットアップするだけの金銭的、時間的余裕はないので、これはおぼえがき(^^)
プリアンプを更新しようとバラして、電源だけを新しい回路に合わせて変更した状態で数ヶ月。音楽を聴くことができないのに耐えられず、本業で何人もの方をお待たせしながら、やってしまいました^^;
元ネタはこちら。半導体、抵抗、コンデンサは今回もぺるけさんの部品頒布を利用させていただきました。この場を借りて改めてお礼申し上げます。
昨年のバランス型6N6P差動プッシュプルミニワッターは上手く行ったのですが、システム全体としては低音が今ひとつ物足りなく感じられるようになりました。ミニワッターの出力トランスが原因かなとも思いましたが、このトランスはミニサイズながら十分な特性を持っていることはぺるけさんが繰り返して書かれているので、それ以外に考えられるのはバランス化したとはいえ簡易回路のプリアンプ。そこでぺるけさんのサイトで紹介されているバランス型ヘッドホンを鳴らすためのアンプがそのままでバランス型プリアンプにもできるとのことで、部品点数が多く、実装も複雑なのでちょっとハードルが高かったのですが、作ることにしました。
トランジスタをつけ始めたところでラグ板の反対側につけていることに気づき、ヒートクリップを使って慎重に付け替えなんてことがありましたが、実際の作業時間はほぼ1日でした。組み上がっていよいよ音出し。パワーアンプが暖まったところで盛大なハムがスピーカーから...やはり一発で音が出るというわけには行かず…配線にミスはないはずなので原因特定に時間がかかりそう...無理して背伸びをしてしまったかな...トランジスタを付け直した時に壊してしまったかも...などネガティヴな想念が頭をよぎりました。
配線を再度チェックしても発見できず、そのうち入力端子を解放した状態ではハムは発生しないことに気づいて、これはもしかしたら入力周りが原因でアンプ部は正常かもとちょっと安堵。アースを1か所つなぎ忘れていたことが判明、めでたく音がでました^ ^
まず最初に感じたのは、奥行き感。これはバランス型の音の特徴とされますが、今まではそれが今ひとつ感じられませんでした。低音はかなり満足できるところまで行ったようです。
まず2枚のラグ板にそれぞれ部品を取り付けて
それを背中合わせに。これが左右2チャネル分
シャーシに組み込んで配線
10月8日追記
その後1月ほど聴いてみて、寝ていたスピーカーも起きてきたのか、かなりいい線を行っているようです。設計者のぺるけさんの掲示板に、お礼を兼ねて「どことなく音の佇まいが変わったように感じます」と投稿したら、ぺるけさんより「その表現はなかなかいいところを突いていると思います」とのコメントをいただきました^^ 演奏している音だけではなく空間も再現されているように感じます。
先日完成したミニワッターアンプ。数日あれこれ聴いてみましたが、なかなかのものです。つい聴き込んでしまいます。鳴っているのではなく演奏されているという感覚があって、時々ハッとすることも。どんなものでも最初は新鮮で感動があるし、まして自分で作ったとなればそうとうバイアスがかかっていますが^^; でも今までは、手を加えた結果よくなったと思い込もうとしてもどこかモヤモヤした感じが残ったのですが、今のところそれはありません^^
下にあるのはFET差動プリアンプ。これもついでに平衡型にしてしまいました。
近くに住む友人が、手伝ってくれる有志と一緒に、自宅横の倉庫を数年かけてコツコツとリフォームしています。ひと月ぶりに覗いてみたらとてもいい感じに仕上がっていました。
奥の壁際には、オイロダインというドイツの劇場用スピーカーが鎮座しています。上質の蓄音機のような生々しい音で、この音を聴くとわが家のアルテックも色あせてしまうのがちょっと悲しいところT_T
友人はここで喫茶店を開業するとのことなので、お近くにお越しの節はぜひお立ち寄り下さい。