仕事に追われて納期が遅れるとピンチを招くことは分かっているのにこう言う時に限って悪魔のささやき(^^;;
スピーカー(Altec Model 19)のネットワークをオリジナルのN1201-8Aから自作のものに交換してから数ヶ月
ホーンの押し出し感と低音の量感は増したけれども、高音に少しピークがあってソフトによっては気になることがあった
あり合わせの部品で組んだので参考にした回路どおりの定数にならずそれが原因とも思えたので、コイルを新規に調達したいと思いつつ悶々と過ごす日々(笑)
低音側に入っている2.5mHの空芯コイルを3mHのコア入りにしたい、部品箱には5mHのコア入りコイル
これを3mHまでほどく手がある、インダクタンスは例の中華マルチテスターで測れるし、この先スピーカーシステムの変更はないだろうからこの部品の使い道はないだろう
ということでほどいてみた
さらに毒を食らわば皿まで、高音側に2つずつのコイル1.3と0.85をそれぞれ定数通りの1.0と0.5までほどいた
ほどいてみると結構な長さ
低音のコイルの直流抵抗はこれまでの0.9Ωから0.2Ωほどになった(メーカーの資料では18AWG 2.5mHの空芯0.88Ω、 15AWG 3.0mHのコア入り0.169Ωなので実測値と一致する)
組み直したのがこれ
ターミナル類を総動員してパーツを配置しなおしたので半日くらいのお楽しみの時間
共振回路の抵抗が12Ωのところ手持ちの関係で15Ωなので効きが強くなる可能性があるがとりあえず聴いてみることに
これまではチェンバロの高音が強すぎて耳障りだったのがすっかり柔らかくなったのには驚いた
低音はサヴァールのヴィオールがど迫力で迫ってくるし細かいニュアンスが以前より聞き取れるようになった気がする
手持ちの部品だけでここまでの結果が出れば大満足
これで心置きなく仕事に集中できる(笑)