クラヴィコード徒然草ーLife with Clavichord

チェンバロ、クラヴィコード製作家 高橋靖志のブログ
製作にまつわるあれこれや猫との暮らし、趣味のオーディオについて

ニカワ鍋

2013-06-22 13:46:06 | インポート
この写真、ワインを燗して飲もうというのではありません^^;


まずビンを2つに切ります。ガラス切りでぐるっとキズをつけてから火であぶって冷水につけることを数回繰り返すとパカッときれいに切れます。切り口の角を丸めておきます。


アルミで金具を作って取り付け


酒燗器に入れるとニカワ鍋の出来上がり


ただ、温度設定の閾値が広すぎて、65℃でオフになっても温度が下がってオンになるのが50℃くらいなので、電圧コントローラーを併用して温度調節した方がよさそうです。

日本クラヴィア協会設立

2013-06-10 00:33:32 | Information
すでにメールでお知らせさせていただいた方もいらっしゃいますが、日本クラヴィア協会が発足しました。
日本クラヴィコード協会が活動を停止して以来、特にここ数年の間、クラヴィコード協会の再開について幾人かの方々と折にふれて相談してきましたが、新しい協会はネットを中心に活動する身軽なものとしましょう、ということになって俄然動き出しました。クラヴィコード協会ではなくクラヴィア協会としたのは、クラヴィコードだけにとどまらずチェンバロ、フォルテピアノ、オルガンなどの歴史的鍵盤楽器全般に対象を拡げることで、あたらしい可能性が生まれるのではないだろうか?ということからです。来年2014年はC. Ph. E. バッハ生誕300年にあたりますが、これらの鍵盤楽器全般に関心を持った彼は、一つの楽器の枠組みだけでは充分に語ることができません。同時に、オルガンやチェンバロに関わる組織がすでにあるなかで、さらにクラヴィコード、フォルテピアノと楽器毎の組織が出来ても、複数の鍵盤楽器に携わる人が多くなりつつある現状にはそぐわないのではないか?という問題意識もありました。
ネット上での活動を中心にすることで、ゆるやかにつながった身軽な組織とすることが可能になり、会費が発生しない、ということも特徴です。固定的にかかる経費は、ウェブサイトを運営するサーバーのレンタル費用と独自ドメインの取得・維持費用のみです。このくらいの費用なら、年1回程度イヴェントを開催すればまかなえるのではないか、ということになりました。

歴史的鍵盤楽器に関心を持つ方ならどなたでも会員になることができます。公式サイト上の情報は公開されていますが、メーリングリストは会員のみが利用することができます。気軽な情報交換や楽器についての質問・ディスカッションの場にしていきたいと思います。
みなさまの入会をお待ちしています。

公式サイトはこちらです。