クラヴィコード大集合

いくつかのタイミングが重なってクラヴィコードが大集合してしまいました。

手前の2台はゴールデンウイーク中の甲府の古楽フェスティバルと東京の「チェンバロの日」へ持って行きます。

フレットフリー

GWに甲府の古楽フェスティバルと東京の「チェンバロの日」へ持って行くために、昨年完成したジルバーマンモデルのクラヴィコードを調整中。


鍵盤が浅過ぎたので少し深くするのと、テナーからバスにかけて張力が低かったので弦を張り替えています。張力はトータルでこれまでより20kgほど増えて500kgにもなります^^;


チューニングピンに弦を巻き付けただけですが、不思議なことにこれでゆるみません！

分割鍵盤が完成しました

分割鍵盤(split sharps)です。2段になったシャープキーの手前がDとE、奥がF#とG#になります。ショートオクターブなので最低音EのキーはCです。昔の人はよく考えたものだと思います。


バランスピンのあたりはかなり細いですね。

17世紀イタリアン

キー木口の飾り削りが入ると俄然17世紀の雰囲気が出ます(^^)
これからタンジェントの調整です。

張弦中

朝から弦を張り始めて真鍮線の部分を張り終えたところ


その後巻線を14本巻いて張りました。