クラヴィコード徒然草ーLife with Clavichord

チェンバロ、クラヴィコード製作家 高橋靖志のブログ
製作にまつわるあれこれや猫との暮らし、趣味のオーディオについて

マロやんの歌

2018-09-16 00:03:21 | 日記

去年リンパ腫とたたかっている時にマロを励ますためにマロのテーマを作って、通院の車の中で嫌がって鳴いたりした時とかに歌ってやってました。普段も鼻歌を歌って家族に笑われたりも(^^;;

おととい歌詞のあたらしいバージョンができたばかりで、昨日は最期の時に抱っこして歌ってやりました(T . T) 今はマロのテーマが頭の中をエンドレスでグルグル回っています。

 

マロやん...

2018-09-15 22:23:06 | 日記

マロは昨日夜10時少し前、旅立ちました。
最後までよくがんばってくれました。なんとか命をつないでほしいとの願いもかなわず、昨日昼頃からそれまで落ち着いていた呼吸が早くなり始め、夕方から急変してもうなすすべもなく逝ってしまいました。

朝から漢方薬やサプリを飲ませ、また昨日から流動食も美味しそうなものを何種類かカロリー計算をして調合したものを食べさせて、すこしでも元気がでればと手を尽くしましたが、なんとなく様子が前日より元気がないように感じていました。

それでも一度は、玄関を開けたらニャーと一声鳴いてよろよろしながらも外へ出て、いくぶん気分がいいような様子で横になっていたり、立ち上がって少し草の上を歩いたりしたいました。

昼くらいから少し呼吸が早いような気がして胸騒ぎがしました。頭を上げて瞳の大きく開いた目でじっと見つめているような姿が目に焼き付いています。もしかしたら悟っていたのかもしれません。それでもどうにか元気をだしてほしくて、薬を飲ませ、夕方には流動食を食べさせました。もう嫌がることはしなければよかったとあとになって後悔しましたが、食べさせた流動食を飲み込む力ももう残っていなかったようで、最後まで口の中に残っていました。

夜になって喘ぎ始めてもう長くないと分かりました。抱いてやって必死で声をかけているうちに少し呼吸が穏やかになったのは命が尽きるサインでした。

急性白血病を発症してから1か月でした。苦しく辛い1か月をよくがんばってくれました。マロは強い子でした。そして私の天使でした。

 

 


マロやん

2018-09-11 09:08:43 | 日記

マロやんがっばってます。

昨日は食べる方も食べさせる方もがんばって流動食を40cc食べました。そのせいか2日ほどぐったり横になっていることがほとんどだったのが、昨日は頭を上げている時間が増えて、表情もしっかりしたような気がします。

一時は流動食も漢方薬も飲ませるのは止めようと思うほど状態が悪かったのが、持ち直したと言っていいのかどうは分からないのですが、強制給餌をしても呼吸が荒くなったりせず、比較的穏やかに過ごせているようにも見えます。

こんな論文を見つけました。絶食がリンパ性白血病の発症や進行を抑制するというものです。マロヤンは絶食状態が数日続いたことでもしかしたらガン細胞が減ったのかもなどといい方向へ考えて、漢方薬を再開したり、絶食も長く続けば衰弱がひどくなるので少し食べさせてみようとなったのでした。

それからもう一つこちらの先生にお世話になることにしました。ペット漢方研究会の錦戸先生です。メールで相談するとすぐにお返事をいただき、不安なことだらけの中で心強く感じます。明日おすすめいただいた漢方サプリが届く予定です。マロやんに合ってくれるかどうか、祈るような気持ちで待っています。
 


マロやん

2018-09-07 22:37:00 | 日記
朝を迎えました。食べられなくなって3日目、グッタリ横になっている時間が増えました。
一昨日はまだこうやってお座りできました。


今日日中は家に1人だったので仕事場へ連れて行きました。

漢方薬を少しずつ飲ませてみました。溶いたものをシリンジでわずかずつ口に入れてやると飲み込んでくれました。強心作用もあるはずなので少し楽になってくれることを期待しました。少し呼吸が楽そうになったようにも見えました。
お尻が汚れているのが気になっていたので、ぬるま湯で絞ったタオルで拭いてやりました。あまりグリグリやると嫌がるので優しくなでるように拭いてやると大人しくしていたので気持ちいいのかもしれません。
キレイになってスッキリした顔?


夜に一度家に戻って夕食を取ったりしてからリビングで静かに寝ていたので、マロやんはそのままにして仕事場へ。1時間ほどして家に戻って玄関を開けるとマロやんがいて外に出てきました。玄関で待っていたようです。昨夜も私が仕事場へ行ったら後をついて行ったよと娘が言っていました。歩くのもやっとの状態でついて行こうとするマロやん、最期までいっしょにいてやらなくてはとあらためて思いました。

マロやん

2018-09-06 19:55:08 | 日記
一昨日は少し調子がよさそうで、朝からスープや柔らかいエサを少し食べて、夜にはカリカリも少し食べました。調子の波があったのですが、この調子が明日も続いてくれたら抗がん剤が効いていると判断できるんじゃないか、との期待も湧いてきました。
ところが昨日は朝から自力では何も食べず、午後に流動食を10cc食べさせました。夜になってもう少し食べて欲しかったので8ccほど食べさせた直後に、嫌がって少し力が入ったからと思いますがジャンプした後のように立てなくなって呼吸が早くなり、ウォーンウォーンと鳴いて危険な状態になってしまいました。しばらく横になって呼吸も収まってきましたが、もう強制給餌も無理な段階になったと悟りました。
何度かトイレに行くのでどうもウンチが出そうなのだと分かりましたが気張る力もないのかなかなか出ず、とても辛そうでした。動くと呼吸が乱れ、走り出さないように支えながら出かかったのを摘んで取って上げたりオリーブオイルを少しつけてみたりしているうちに3つほど出てようやく落ち着きました。エサを食べたとしても出すのがこんなに辛いならやはりご飯を食べる状態ではないと認めざるを得ませんでした。
それでも夜の間あちこち移動しながら横になって今日の朝を迎えました。今日はやはり何も食べずに、昨日までは自分で飲みに行っていた水も飲んでいません。ずっと飲んでいた漢方薬も昨夜の強制給餌の時のことを考えると躊躇して飲ませていません。ぐったり横になって目も虚ろになるともうすぐお別れなのかと思う一方で、時々起き上がって歩いたり玄関まで行って外へ行きたそうにするのでドアを開けると日当たりのいいコンクリートのところでゴロンと横になって気持ちよさそうにしたり


まだまだ命の火は燃えているからなんとか助けられないかと思ってしまいます。けれども少し動いた後はバタンと横になって荒い呼吸をしている姿を見るとやはり通院はもう無理であることを認めざるを得ず、午後になって病院へ電話をして主治医の先生に、残念ながら抗がん剤は効かなかったようですと容体を伝えました。あとできることといえば輸血だけれど1日預からないといけないのでそのストレスに耐える体力はないでしょうとのことで、家で見守りたいと思いますと電話を切りました。

暗くなった頃に一度外へ出て戻ってくるとマロが玄関にいてドアを開けると出てきたので抱っこすると手に力を入れて降りようとします。そこで仕事場まで連れて行きました。床に下ろすとゴロンと横になって撫でてやると弱々しいもののゴロゴロと喉を鳴らしました。妻が水にマタタビ酒を少し入れてみたら飲むかもと言うので以前知人からもらったマタタビ酒を数滴垂らした水を入れた容器を前に置くと一声鳴いて飲み始めました。3回、それも3回目はかなりしっかり飲んで満足したようにゴロン

隣で私も横になってしばらくウトウトしました。

家に戻ってからもしっかりした顔つきで、この様子なら漢方薬を飲ませられるかもしれないとも思いましたがもうマロのイヤなことはしたくない気持ちもあって飲ませないままです。