The Ill-Tempered Clavichord

さて、何のことでしょう？

これは、1952年に出版された S. J. Perelman のエッセー集のタイトル。
Perelman は、Wikipedia によれば、アメリカのユーモア作家、脚本家。The New Yorker に長年にわたって連載されたユーモア短編で知られ、映画「80日間世界一周」の脚本を担当したことでも知られる人。
"The Ill-Tempered Clavichord" も The New Yorker の連載をまとめたものの一冊。
The Well-Tempered Clavier のパロディなのは明白ですが、内容は直接クラヴィコードとは関係なさそうです。
この人を食ったタイトル、いったいどんな作品なのでしょうか？
残念なことに邦訳は出版されていません。アメリカでも新刊本はなくて、Amazon のマーケットプレイスに初版本が$4弱であったので買ってみました。

HISPANIA & JAPAN DIALOGUES サヴァールのトリビュート・アルバム

「このプログラムは、今、かつてない規模の津波と原子力事故の悲惨かつ深刻な影響に立ち向かっている日本の方々へのトリビュートです。…」
ブックレットにあるサヴァールの文章の書き出し。
尺八や琵琶といった日本の古典楽器による"O Gloriosa Domina"にもとづくインプロヴィゼイションと、Hesperion XXIやFiguerasといったお馴染みのメンバーによる演奏とが交互に綴られている。
演奏自体は、2008年のアルバムからの抜粋。
ジャケットは開くとそれが南蛮屏風のミニチュアになるという凝った趣向。
すべての収益は、日本赤十字に寄付されるとのこと。

ramディスクでSafariを高速化

Safariには履歴を画像で表示したり、さまざま便利な機能が備わっているが、そのためにキャッシュとしてディスクに保存する情報量も増大している。通常はキャッシュはHDD上に作られるため、それをメインメモリ上に作製したramディスクに移すことで高速化をはかることができるという。
ramディスクは、かつてHDDのない時代、フロッピーディスクへのアクセスを回避して動作を高速化するためにさんざん使った記憶が。
わがMac Book Proはメモリ8GB化済み。メモリには余裕があるのでさっそく試してみた。

「ramディスク　Safari」などで検索するとたくさんのサイトがヒットするのでそれらを参考に。
書かれているとおりにやってうまくいかなかったので、覚え書きを兼ねてということで。

まずramディスク作製は、RamDiskOnMenubarというソフトを使用。
移動するのは
~/Library/Caches/com.apple.Safari
と
~/Library/Safari/WebpageIcons.db
の２つ

ターミナルを起動
cd ~/Library/Caches
mkdir _Safari

RamDiskOnMenubarを起動
Synchroメニューで ~/Library/Caches/_Safari を登録

mv com.apple.Safari _Safari
ln -s /Volumes/RamDisk/_Safari/com.apple.Safari com.apple.Safari

Restoreメニューで Use Restore Folder Function にチェック
RamDiskをマウントして、_Safariフォルダがあることを確認

cd ~/Library/Safari
mv WebpageIcons.db ~/Library/Caches/_Safari
ln -s /Volumes/RamDisk/_Safari/WebpageIcons.db WebpageIcons.db

でよかったはず
RamDiskOnMenubarをLogin Itemsに登録することも忘れずに

~/Library/Caches/com.apple.Safari にあった無数の画像フィイルがramディスクに移動されていた

効果の程は？
早くなったような気はする…履歴の表示が一瞬で出るのはいい気分

(9月21日追加)
その後…
なんだかMacbook Proが不安定
Safariも挙動不審なことが…

で、キャッシュファイルをramdiskに置くことはやめました

Cashesファルダに作製したシンボリックリンクの削除は
ターミナルで
rm ~/Library/Cashes/com.apple.Safari
rm ~/Library/Safari/WebpageIcons.db

Safariを再起動でOK

クラヴィコードのキータッチ

あたらしく設計した楽器（BB-d3,fretted)のキータッチをグラフ化してみました。

タンジェントが弦を2mm押し上げる時に、鍵盤先端にかかる力（単位: g）

きれいなカーブになったように思います。これで安心して製作に取りかかることができます

ちなみに、計算式はこんな感じ。

棚田の惨状

つい先日、筒井さんと案内してもらった棚田。
「日本の棚田百選」にも選ばれたところですが、今回の豪雨で無惨な姿になってしまったそうです。
http://shitadagou.niiblo.jp/e129739.html

今日の新聞にも載っていました。

新潟日報 8月2日付