クラヴィコード徒然草ーLife with Clavichord

チェンバロ、クラヴィコード製作家 高橋靖志のブログ
製作にまつわるあれこれや猫との暮らし、趣味のオーディオについて

巻線機のスピード調整

2013-11-24 00:23:02 | インポート
巻線を上手く巻くためには、巻線機の回転数を調整できるようにしておくと便利です。
今までは、ルーターの回転調整や半田ごての温度調整用に作ったものを使っていたのですが、


専用の回転数調整回路をつけました。右側の黒いつまみで回転数を調整します。
使ったのはこの手のキットでは定番、秋月のトライアック万能調光器キット


ただ、最初は組み立てて接続してもモーターは回らず、外して電球をつなぐと点灯、もう一度組み込んでみると回ったり回らなかったりと動作が不安定。2セット購入してあったので、もう一つを使ったら動きました。何が悪かったのかはわからずじまい。結局この作業に1日半費やしてしまいました


ピアノのお掃除

2013-11-17 08:41:59 | インポート
1920年代末頃製造のNIshikawaの小型アップライトピアノ。
西川は1881年創業、山葉とならんで日本のピアノ製造の草分けとなったメーカーですが、1921年ヤマハに合併され、ヤマハ横浜工場として1938年ころに閉鎖。
このピアノはネームプレートはNishikawaですが、アクションにはYAMAHAの文字が読めます。

お恥ずかしい話ですが、ネズミにやられてしまいました。フェルトは虫食いでボロボロ。




西川ピアノについては、幸太さんのプログに詳しく書かれています。
幸太のコラム

クルミかクリか...

2013-11-15 00:45:51 | インポート
長く寝かせてあったクルミとホウをもらったので、近くの製材所で製材してもらいました。
クルミは長さが2mちょっとあるので、Friedericiにちょうどよさそう。


でも今まで使っていたものと感じがかなり違う。木目も木肌もクルミにしては粗い。これはもしかしてクリ?

ホウは芯材と辺材とがきれいにツートンカラー。鍵盤に使えたらと思ったのですが、ちょっと厳しそうです。


イギリスクラヴィコード協会 ニューズレター

2013-11-12 14:45:02 | Monk's clavichord
クラヴィコードシンポジウムに参加した折に、イギリスクラヴィコード協会に入会してきたのですが、数日前にニューズレターが届きました。
サイズはB5版と小さめですが、40ページ以上あって読み応えがあります。

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ピーター・バヴィントン氏がクラヴィコードシンポジウムのレポートを書いていて、その中で私の楽器を紹介してくれました事前に文面のチェックと写真を依頼されていたので、送られてくるのが待ち遠しかったのですが、はるばる日本から楽器を持って参加した甲斐がありました