70歳の高橋龍三は、引退した元ヤクザ。
“鬼の龍三”と畏れ慕われた時代はもはや過去のもの。
現在は家族にも相手にされず、社会にも居場所がなく、
息子の家に肩身の狭い思いで身を寄せながら、
「義理も人情もありゃしねぇ」と世知辛い世の中を嘆いている。
ある日、オレオレ詐欺に引っかかったことをきっかけに、
元暴走族の京浜連合と因縁めいた関係になった龍三は、
「若いヤツらに勝手な真似はさせられねぇ」と、
昔の仲間に招集をかける。集まったのは、
プルプルと震える手で拳銃を構えるジジイ、
足下がおぼつかないジジイ、未だに特攻隊気分のジジイなど7人。
どうせ先は長くないのだからと盛り上がった龍三たちは
勢いで「一龍会」を結成し、
京浜連合のやることをことごとく邪魔しまくる。
当然、京浜連合のチンピラたちは、
調子に乗り始めたジジイたちを疎ましく思うようになる。
そして一龍会vs.京浜連合の対立は、
龍三や子分の家族を巻き込んだ一大騒動へと発展する……!
最後のスカット感がない
残念です!!
お薦め度★★★☆