ロンドン市ケニントン地区の民生係、ジョン・メイ。
ひとりきりで亡くなった人を弔うのが彼の仕事。
事務的に処理することもできるこの仕事を、
ジョン・メイは誠意をもってこなしている。
しかし、人員整理で解雇の憂き目にあい、
ジョン・メイの向かいの家に住んでいた
ビリー・ストークが最後の案件となる。
この仕事をしているにもかかわらず、
目の前に住みながら言葉も交わしたことのないビリー。
ジョン・メイはビリーの人生を紐解くために、
これまで以上に熱意をもって仕事に取り組む。
そして、故人を知る人々を訪ね、イギリス中を旅し、
出会うはずのなかった人々と関わっていくことで、
ジョン・メイ自身も新たな人生を歩み始める……。
ラストシーンで感動が押し寄せる!
お薦め度★★★★