
カンザスシティーの職業紹介所で働くキャリーは、
スーダンから到着したマメールと二人の仲間を空港まで迎えに行く。
彼らは内戦で両親を亡くした、
“ロストボーイズ"と呼ばれる難民たちだ。
そつなく仕事をこなしてきたキャリーに与えられたのは、
電話を見るのも初めての彼らを就職させるという、
最難関のミッションだった。
車に乗せれば一瞬で酔うし、
牧場を見ると「猛獣はいますか?」と確認、
マクドナルドもピザも知らない彼らに最初はイラつくキャリーだが、
その成長を見守るうちに思いがけない友情が芽生え、
生き方さえも変わっていく―――。
仲間、家族愛に感動する。
お薦め度★★★★