
これは、ある田舎娘がタイプライターひとつで世界に挑む戦いの記録である―。
都会暮らしに憧れて、田舎から出て来たローズは、
保険会社経営のルイの秘書に応募。
晴れて採用されるも、ドジで不器用なローズは、一週間でクビ確定に。
「ただし――」と、意外な提案をもちかけるルイ。
ローズの唯一の才能<タイプの早打ち>を見抜いたルイは、
彼女と組み世界大会で優勝するという野望を抱く。
その日からルイのコーチ魂に火が付き、地獄の特訓が始まる。
1本指打法から10本指への矯正、難解な文学書のタイプ、
ピアノレッスン、ジョギング、心理戦の特訓・・・。
めきめきと才能を開花させていくローズ、ところが―。
内容がスポコンものです。
ルイがどうしても小さいシュアちゃんしか見えない。
お薦め度★★★☆