機長!!
三浦しをん『夢のような幸福』
エッセイ。
どちらかといえば、『しをんのしおり』の方が好み。サッカーの話や映画『ロード・オブ・ザ・リング』の話が中心となっていた。
一番の笑いどころは、本書p269l7ー8
「お供え物をたまにこっそり食べる、ふてくされてしまったタタリ神さま」
でした。著者が、胃痛で苦しむ。何も食べたくない。布団にはいりたまに母がもってきたりんごを食べる。
なんとも絶妙なたとえ!!
驚きの発見
その①
本書p18l12ー13「遊牧民の長の花嫁候補として砂漠の王宮に軟禁され、最初は反発していたが、彼の孤独な心に触れるうちにいつしか恋に落ちてしまうとか」とあった。どうやらこれはハーレクイン的な話だと語られていた。
まさに私の好みの話・・・ショック!ハーレクインというのは、ちょっとえ・・・と思っていたのでショック!なんか乙女の代表みたいな話ばかりで、ロミオ!ジュリエッート!みたいなのは、自分はだめだ・・と思っていたのでショック!
まあいいや。せっかく発覚した自分の好みだから、大事にして心してハーレクインを読んでみようと思います。
その②
p280あたりで、「かっこいいけど、つきあいたいとは思わない」度が高いのが、白泉社系の少女漫画のヒーローだと語られる。おおまさに!
その前にマーガあたりは、かっこいい付き合いたい男性が多く出てくるともあって、たしかに!!
白泉さんは、あまり付き合いたいな!かっこいいな!惚れたぜ!というのはあまりいない・・・しをん氏曰く白泉さんの男性は自己完結型というか男の成長物語だからみたいな・・・
NGの敬大もフルバのゆっきーもカレカノの有馬もホスト部の環も・・・かっこいいが付き合いたいとは思わないな・・。
まああえて言うなら、セカキラの本庄兄とか緋色のカズナさんかな・・でも彼も自己完結型というかあれだな・・
まあその前に付き合うとか妄想甚だしいといかなんというか、そこはわかっているのでつっこまないように!
あとは、エミリー・ブロンテ『嵐が丘』の説明に感銘を受けた。この壮大な復讐劇!素晴らしい。
ジュンヤ・ワ●ナベのブラウスへの愛とか、ガラスの仮面の速水真澄のへたれっぷりとか。ついでに、織田裕二の主演作と主題歌への一言・・・。
しかし、一番いい!のはこの話。
石垣島行きの飛行機の中での件。
なかなか動きださない飛行機。そこへ機長と整備士が協議中だから待てとのこと。ようやく一時間後出発。この間の三浦しをんの妄想(…)と飛んでからの妄想がもう最高だった。
説明すると本文そのまま抜き出してしまうようになって、あれなので、ここはもう、読んでくれ。というしかない。
三浦しをん『夢のような幸福』
エッセイ。
どちらかといえば、『しをんのしおり』の方が好み。サッカーの話や映画『ロード・オブ・ザ・リング』の話が中心となっていた。
一番の笑いどころは、本書p269l7ー8
「お供え物をたまにこっそり食べる、ふてくされてしまったタタリ神さま」
でした。著者が、胃痛で苦しむ。何も食べたくない。布団にはいりたまに母がもってきたりんごを食べる。
なんとも絶妙なたとえ!!
驚きの発見
その①
本書p18l12ー13「遊牧民の長の花嫁候補として砂漠の王宮に軟禁され、最初は反発していたが、彼の孤独な心に触れるうちにいつしか恋に落ちてしまうとか」とあった。どうやらこれはハーレクイン的な話だと語られていた。
まさに私の好みの話・・・ショック!ハーレクインというのは、ちょっとえ・・・と思っていたのでショック!なんか乙女の代表みたいな話ばかりで、ロミオ!ジュリエッート!みたいなのは、自分はだめだ・・と思っていたのでショック!
まあいいや。せっかく発覚した自分の好みだから、大事にして心してハーレクインを読んでみようと思います。
その②
p280あたりで、「かっこいいけど、つきあいたいとは思わない」度が高いのが、白泉社系の少女漫画のヒーローだと語られる。おおまさに!
その前にマーガあたりは、かっこいい付き合いたい男性が多く出てくるともあって、たしかに!!
白泉さんは、あまり付き合いたいな!かっこいいな!惚れたぜ!というのはあまりいない・・・しをん氏曰く白泉さんの男性は自己完結型というか男の成長物語だからみたいな・・・
NGの敬大もフルバのゆっきーもカレカノの有馬もホスト部の環も・・・かっこいいが付き合いたいとは思わないな・・。
まああえて言うなら、セカキラの本庄兄とか緋色のカズナさんかな・・でも彼も自己完結型というかあれだな・・
まあその前に付き合うとか妄想甚だしいといかなんというか、そこはわかっているのでつっこまないように!
あとは、エミリー・ブロンテ『嵐が丘』の説明に感銘を受けた。この壮大な復讐劇!素晴らしい。
ジュンヤ・ワ●ナベのブラウスへの愛とか、ガラスの仮面の速水真澄のへたれっぷりとか。ついでに、織田裕二の主演作と主題歌への一言・・・。
しかし、一番いい!のはこの話。
石垣島行きの飛行機の中での件。
なかなか動きださない飛行機。そこへ機長と整備士が協議中だから待てとのこと。ようやく一時間後出発。この間の三浦しをんの妄想(…)と飛んでからの妄想がもう最高だった。
説明すると本文そのまま抜き出してしまうようになって、あれなので、ここはもう、読んでくれ。というしかない。
遅くなってすみません!
恩田さんの『恐怖~』実は未読なのですが、恩田さんまでそんなことを(笑)恩田さんは割りとまじめな(?)印象があったので、意外です。自分でもやってみたら楽しいのかも・・飛行機は乗らないから電車の車掌さんとかに名前をつけて・・いやいやいや!でもしをんさんのように、妄想たっぷり!なのは、楽しそうですよね・・もはや妄想というより物語レベル・・一冊本が書けそう・・
そして恐ろしいことに、私、「ガラスの仮面」読んだことないのですよ!速水さん、サイコーです!!かの有名な漫画に、これほどまでに、へたれな人がいるとは!いい感じにすれ違いまくりの鈍感さ!いえ、きっと漫画では素敵な殿方なのでしょう・・俄然読んでみたくなりました・・
むむ!やはり知ってる話題が多かったからですかね・・しをんのしおりの方が、より笑った気がします。確かに、この本のほうが知らない話が多かったです。それでも面白い・・!
あっTBありがとうございます!私も先日コメントに行ったのですが、どうやら反映されなかったようなので(最近私のパソコン調子悪くて;)、後日またうかがいます!では!
私も最近読みました。奇遇ですね^^
しをんさんはバクチクライブをはじめいろんな所に旅行に行かれているんだなぁと羨ましくなりました。
石垣島の飛行機での話は面白かったです^^
でも、確かに不安になりますよね。
私、このくだりを読んでいて恩田陸さんの「『恐怖の報酬』日記 酩酊混乱紀行」を思い出しました。
恩田さんは飛行機が大の苦手で飛行機が離陸する時にパニックを起こして機長に勝手に名前をつけたりしてるんですよ^^;
妄想ですよ。そこがおかしかったんですよね。ちょっとオススメです^^
話を戻しまして。
私は白泉社の漫画ってあまり分からないのですが、「ガラスの仮面」は納得ですね。
速水さんは鈍感なのか~って読むと面白かったです^^
美内先生は連載を再会されたらしいですね。も~う続きが気になってしょうがないです。
私も「しをんのしおり」の方が好きでしたが(知ってる話題が多かったというのもありますが^^;)この作品も面白かったです。