川上弘美『古道具 中野商店』

これで最後、

川上弘美『古道具　中野商店』
古道具屋でアルバイトするヒトミ
だめ男店主中野さん
同じくアルバイトタケオ
麺類作るよマサヨさん
古道具に囲まれながら、時々来る客を相手にし。
店員たちの間に流れる微妙な関係。
愛情友情恋情道具と人の間に流れる様々な情のかたち。


結構前に読み終わって、読み返しながら感想書こうとして、
あれ？あんまり印象に残ってません。
やはり私は『龍宮』とかのが、好きみたいです。



【死ぬ兆候はなかった。でも兆候で死ぬものでもないだろう、人間は。】
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（【】内本書P20212Lより引用）


中野さん、ヒトミ、タケオ、マサヨさん。

中野さんのいい加減っぷり、タケオの「っす」しゃべり、マサヨさんのきりっ具合と男関係、そして古道具。持っていたと思ったら、いつの間にかどこかへ行ってしまった、古道具。つかんだとおもったら、すぐにわからなくなってしまう古道具屋の面々。
これで、未読川上本文庫はなくなってしまいました。たぶん。一人川上弘美ブームが来たらどうしよう…クウネルを読むしかない！

にくと大食いは勝手

今私の読書生活は充実してる。積本もたくさんあるし、面白い本にも出会えた。
しかし合田さんのシリーズ第二段らしい『照柿』が手に入らず、うがうがなった。せっかくのウキウキ気分が台無しになる前に…ということで。
もったいない…しかしついに長年取っておいた、五條瑛の『夢の中の魚』を！！

……
…………
たったき…タキさんはどこ…？タキさん…？あれ？
まだ気配すらないよ？ごじょさんだもん、名前はだしてないだけで、実はいつの間にか登場してるよと期待して早数十ページ…タキさん…？

よく考えたら、『夢の中の魚』は、洪とパクがしゅじんこー……おおう…
いや、洪とパクの話って知ってたはずだ…洪とパク好きだよ…
………………
たったき……タキタキタキさん…にこにこタキさん…肉くいタキさん大食いタキさん…