港町のカフェテリア 『Sentimiento-Cinema』


献立は…  
シネマ・ポップス…ときどきイラスト

1966年 『初恋の丘』 クロード・チアリ

2015-09-20 03:01:31 | 続・60年代ポップス変遷史

”Danny's Theme” Claude Ciari



『一人ぼっちの浜辺』をカヴァーした映画音楽『夜霧のしのび逢い』で大ブレークしたクロード・チアリの第二弾。
個人的には彼の演奏はあまり好みではないのですが、当人の日本に対する愛着~帰化、関西在住で時折りの
関西弁など憎めない人柄です。

↓はクロード・チアリの『初恋の丘』 YOUTUBEより


神戸をテーマにした『別れた人と』をレコーディングしているのですが残念ながら動画が見当たりません。


1966年 『春がいっぱい』 シャドウズ

2015-09-18 01:54:47 | 続・60年代ポップス変遷史

”Spring is nearly here” The Shadows



ヴェンチャーズ、スプートニクスと共に世界の三大エレキ・バンドであるイギリスのシャドウズのヒット曲。
作曲はシャドウズのメンバーでドラムス担当のブライアン・ベネットで 当時は歌詞もあったそうです。
この曲の特徴は、私が個人的に忌み嫌うエレキ+ドラムスという単調なバンド演奏ではなくストリングスと調和
した演奏スタイルによって、いっときのアル・カイオラ楽団を思い起こさせて共感を誘います。
実際には、エレキ・バンドとしてヒット曲の多いシャドウズが、『春がいっぱい』一曲のためにストリングスを連れて
ツアーで舞台演奏するのは不可能であったため本国イギリスでも全く演奏されなかったようで、レコーディング
だけの夢の共演に終わった曲のようです。
しかし、日本においてはこのレコードが大ヒットし、今でも日本の春には欠かせない名曲となってしまいました。

↓はシャドウズの『春がいっぱい』 YOUTUBEより



1966年 『サニー』 ボビー・ヘブ

2015-09-17 03:22:51 | 続・60年代ポップス変遷史

”Sunny” Bobby Hebb



ボビー・ヘブはトランペット、ギター、バンジョーなどのマルチ・プレイヤーで、さらに自身が作詞・作曲した
リズム&ブルース調の『サニー』は1966年に全米2位のヒットとなりました。
また、1968年、1976年にもリヴァイヴァル・ヒットで甦っています。

Sunny, yesterday my life was filled with rain.
Sunny, you smiled at me and really eased the pain.
The dark days are gone, and the bright days are here,
My Sunny one shines so sincere.
Sunny one so true, I love you.

↓はボビー・ヘブの『サニー』 YOUTUBEより



1966年 『貴方にひざまずいて』 ジャンニ・モランディ

2015-09-16 00:25:21 | 続・60年代ポップス変遷史

”In Ginocchio Da Te” Gianni Morandi



わが国ではイタリア映画『太陽の下の18歳』の挿入歌『サンライト・ツイスト』に次ぐジャンニ・モランディの
ヒット曲です。
作詞・フランコ・ミリアッチ、作曲・ブルーノ・ザンブルニによるこの曲は、1964年のカンタジーロ音楽祭における
優勝曲となり、イタリアをはじめヨーロッパで大ヒットとなりました。
このため、この曲を主題歌にした同名の映画まで制作され、日本でも1966年に公開されました。

Io voglio per me le tue carezze
si, io t'amo piu della mia vita !
Ritornero in ginocchio da te,
l'altra non e
non e niente per me,
ora lo so
ho sbagliato con te
ritornero in ginocchio da te

↓はジャンニ・モランディの『貴方にひざまずいて』 YOUTUBEより


なぜ『貴女にひざまずいて』にしなかったのでしょう…