増田カイロプラクティックセンター たまにひと言 

神経筋骨格・アレルギー(NAET(R))・感情の統合療法。同行ドクター斉藤友美恵の近況レポート

気合より適性

2013年01月12日 | アレルギー・NAET
昨日仕事が終わって、3人で「なんちゃって焼肉」をしながら、森久美子さんのダイエット企画を見た。
ロングブレスをつかうので、筋肉を付けながら脂肪を燃やす方法で、すごく引きしまってきた感じがして企画力はすごいなあ、そして胸鎖乳突筋(首の前のV字をつくります)の盛り上がりがすごいなあと感じました。

ただまだ途中、もちろんこのままだとすぐ20キロくらいリバウンドする。
それを案じて(?)か、この企画、継続されるとのこと。
本人の本心はわからないが、芸能に関わる人は、体型も芸のうちだから、とにかく無理のない範囲で…と願います。

でもどんな人でも痩せられる、と言い切るのは無理。
失敗するのはやり方が悪いとテレビでは言っていたが、それだけではない。
「ロングブレスが合っている人なら」どんな人でも痩せられる、という条件が必要だ。

だから森さんも運動適性が低い人と思われるので、心身へのダメージをきたすまで無理しないことです。まずは今の状態を維持できることが一番大事なんじゃないかしらと思います。食生活を見直して、ほどほどにブレスして、という感じに。それだけでも彼女にとってはすごいことですからね。

40~50歳の間に、身体は糖質主体から、タンパク主体の身体に変わります。
だから40歳以降は、糖質(主食)は抜いても、副食をバランスよく摂れていれば栄養素的には何ら問題はない。

しかし私は死ぬまで好きなものを好きなように食べていたい人だから、NAETを使って毎日自己治療を続けています。

好きなものを好きなように食べて、元気に仕事とプライベートを楽しんで、そして最期は誰にも迷惑をかけずにあっけなくポックリ逝くのが私の本望。そのために、自己治療をコツコツ積み上げ生きている、いわば毎日が私にとっては、趣味と実益を兼ねた修行というわけです。ということで、私の自己治療が成功したのか否かは、そのときにならないとわからないんですね。

アレルギー除去の途中では、もちろん避けておいた方がいいものもありますが、除去が進んでくると、いつ・誰が・何を摂っても、使っても、何の問題もなくなります。また食習慣が自ずと改善され、好みや食べる頻度なども、身体の無意識の声に従うことができるようになります。

動物的勘、第6感というか、忘れていた本能が脳に戻ってくるんですね。そうすれば、食べ過ぎることも、食べない方がいいものを食べることも、食べるべきものを食べないということもなくなります。だから意識的に無理することなく、身体にとって一番良い状態に落ち着くわけです。

静岡に来た時には30代前半だった私も、いつの間にか40の峠を越し、50もちらりと見えてきました。ですから以前よりも、糖質(特に米)代謝が悪くなった気がうすうすしていました。その上、院長の介護をするには院長よりもがっちりする必要もありますから、ここ数年でうっかり随分オーバーしてしまいました。

しかし、運動は嫌いだし、運動の有効性・必要性共に低いので、喜んで運動はしません。
よくないといわれるアマルガムも残したままですが、アマルガム除去の有効度・必要度が低いので、そのまま放置です。でも単に放置しているのではなく、アレルギーは除去済みですから自然に排出されるわけです。

夕食7時、消灯10時がベストなのですが、私にとってはこれがネック。まだ仕事中なので、これだけは、ほとんど守れていません。

こんな適当大好きの私ですが、今の生活パターンを変えずに、内臓炎症を取り除いて代謝をよくするために、そしていいエネルギーを引き寄せ、悪いエネルギーを跳ね返すために、NAET自己治療だけは楽しく続けています。
なぜならNAETの有効度・必要度が、他の何よりも私にとって一番高いから。

そして私のエネルギーが上がれば、私自身だけでなく、私の家族・親戚・友人・患者さん、NAET施術者、全国のNAET患者さん、静岡、日本、アジア、地球…というように、その繋がりは、皆をエネルギー的に引き上げると確信していますから、私はその意味も込めて、毎日私自身、スタッフ、そして患者さんの施術をしています。


最近では、高校生自殺のニュースがよく取り上げられており、心が痛いかぎりです。
失なった命は戻ってきませんから、ご両親の苦悩は想像を絶するものがあると思います。戦場ではなく、教育現場での話なのだから…。

スポーツは気合で何とかなるものではなく、ここでも適性がものを言います。
適性が高ければ、辛いことも頑張れるし、失敗を糧に成功へと近づくことができます。

それを見極め、伸びるものを伸ばし、伸びないものをそれ以上無理させないで止めるべきところを止めるのが、私は本当の指導だと思います。


体罰は絶対に禁止すべきです。
しつけと体罰はちがいますが、やはり精神的・身体的苦痛を与えるものは、しつけの範疇にも入りません。愛情に基づいたしつけなら、子供が苦痛を感じることはありません。家庭であっても、教育現場であっても、苦痛を感じるものは「いじめ」であり、犯罪と認識すべきです。大人の認識が危ういから、子供たちがそのまま真似ているのです。

今世の中がいろいろな意味で上手く行っていな理由はいろいろあると思いますが、そのひとつが「適性認識の欠如」だと感じます。

結婚適性の低い人が結婚すれば、結婚生活は上手く行きません。
母親・父親適性が低い人が子供を持てば、子供を正しく育て、愛することはできません。
仕事適性の低い人が働いても、すぐ辞めます。
リーダー適性のない人がリーダーになっても、グループをまとめることができません。
自営・経営者適性の低い人が会社を興したり、継いでも、すぐ失敗します。
雇用者適性が低い人が会社に勤めていても、居心地悪く長続きしません。
総理大臣適性がない人が総理大臣になっても、国は動かず混乱します。
政治家適性が低い人が政治家になっても、税金を無駄に遣うだけです。
外科適性の低い人が外科医になっても、すぐ辞めるか、研究に廻ります。
自分の病気に対する手術適性(有効度・必要度)が低いのに手術をすれば、術後回復はかなり遅れるか、帰ってこれなくなります。

世の中には数え切れないほどの仕事・役割がありますから、それら全てにおいて適材適所でなければ、世の中上手く廻らないということなのです。

しかし皆それを理解していませんし、誰も教えてくれませんから、適性が低いことにトライして結局失敗したり、成功しないままかじりついてみんなを巻き込むことになったり…と努力がそのまま報われないのです。だから人生楽しくない、なんて思うんじゃないかしら。適性が高いものを選んでいれば、辛さも乗り越えられるだけの喜びも同時に得られますから。

自分に無理なく、努力が報われるためには、自分の適性を知った上で、その道を進むことが手っ取り早いわけです。しかし物事にはタイミングがあります。
選択肢に対する有効性や適性が高くても、その時必要性が高くなければ、それは今選択すべき事柄ではないのです。

自分の言動だけでなく、物を買う時、人を雇う時、選挙に行くなど、人生で選ばなければいけないことはたくさんありますね。「ババ」を引かずに自分の廻りの、そして世の中全体のエネルギーを上手く廻すために、よりよい方法は、適性・有効性・必要性を兼ね備えているものを選択することだと覚えておいてください。

これからまたいろいろ選挙があるんですね。
選挙で選ぶべきは、顔でも、熱意でもないんですよ。

県知事としての、県議会議員としての、衆議院議員としての、参議院議員としての適性を持ち、その人に投票する有効性・必要性が高い人を選ばなければいけませんよ。
そういう人が誰も立候補していない地域は、誠に残念ですが行政に期待するのは諦めましょう。