増田カイロプラクティックセンター たまにひと言 

神経筋骨格・アレルギー(NAET(R))・感情の統合療法。同行ドクター斉藤友美恵の近況レポート

アレ○ラ飲むなら・・・

2013年01月09日 | アレルギー・NAET
1月になり、そろそろ飛来するものに恐れをなしている人も多いのではないでしょうか?
そう、花粉です。そして黄砂です。

通勤途中にあるドラッグストアの前にも、第2世代の抗ヒスタミン薬(眠くならない抗アレルギー剤)ののぼりがいくつもパタパタしていました。

というわけで、アレルギー体質の人は、そろそろ準備に入らないといけませんね。
花粉・黄砂はその成分(栄養素・フェノリクス・化学物質・重金属など)により、体内潜在感染源をまたさらに刺激してしまいます。

寒さで寝ていたところを起こされた潜在感染源が、花粉・黄砂を引き金に、さらに調子に乗って暴れだすのです。みんなが体内で暴れた結果、花粉症状はもちろんのこと、その人のウィークポイントに問題が出たり、悪化するということになります。

ですから、感染源に対するアレルギー除去をして、寝ている子が起きないようにすればいいのです。しかしこれがなかなか手ごわく、簡単にはいきません。
ということで、除去している間にも体内感染源の活性度を上げない方法をいくつか挙げておきます。

ひとつめは、身体を冷やさないこと。
外出は最低限、首手・首足首・胃をカバーする、お風呂で温まる、室温に注意、甘いもの(砂糖・果物・乳製品)・油の強いもの(揚げ物・ラーメンなど)・冷たく火のとおっていないものをさける

ふたつめは、よく寝ること。
1日の総睡眠時間をなるべく増やす、食後仮眠をとる、寝室が寒くないよう注意、寝室に電気製品がないほうが良い

3つめは、主食(米・餅・せんべい・だんご・麺・パン)と電磁波(パソコン・携帯・ゲーム)を最低限に減らす、もしくはカットすること。

特に2月から来るスギ、その後に来るヒノキはイネ科食物と交差しますから、米・麦を今から摂らないでおく事は、とても大事な花粉症予防になるわけです。

アレ○ラ飲むより、スギ・ヒノキのエキス飲むより、まずは今から米・麦やめるべきなんです。

米や麦は、一度口にしたその影響は、10日位持続する方がほとんどです。だから花粉が来る前から準備(主食カット)しておかないと間に合いません。主食をカットするだけでも随分自分のキャパが拡がり、花粉が来ても煩わされることが減りますから、まだの方は早速試してみてください。

米・麦やめても変わらない人は、卵・乳製品(特に乳製品は耳鼻科症状を起こします)を摂りすぎているかもしれません。夕食が遅すぎるかもしれません。電気製品を使いすぎているかもしれません。化学物質に囲まれているかもしれません。無理して会社・学校に行っているかもしれません。。。
皆さんひとりひとりが探偵になって、共犯者を探してみてください。

ということで、今晩は〆の雑炊なしの鍋にしましょうかね。

P.S,
北海道に多いハンノキ・シラカバは、生のバラ科果物(リンゴ・ももなど)と交差しますから、北海道の方は、生の果物も身体も冷やすのでお気をつけください。

とにかく花粉症状がひどい時には、抗ヒスタミン剤の内服もやむを得ません。
ちなみに私が勧める抗ヒスタミン剤は、アレ○ラではなく、クラリチン・ロラタジンの方です。なぜなら、こちらのほうが断然薬剤アレルギーの出現頻度は少なく、有効度・必要度が高く出る方が多いからです。

ただクラリチン・ロラタジンは市販していませんので、医師の処方、もしくは個人輸入となります。心配な方は、お守りに持っているといいでしょう。
しかし前頭葉疾患・脳疾患・精神疾患の方には有効度・必要度が高くないため、どの抗ヒスタミンも勧めませんし、日本では医師の処方が原則の薬であることをご理解のうえご判断ください。NAETを受けている方なら、薬剤に対するアレルギーの有無、および自分にとっての有効度・必要度をチェックしてもらってから購入を考えれば良いでしょう。