生活管理・日用品ブログ

増田カイロの臨床における生活指導内容。NAET施術と併用して弱アルカリ体質を維持しましょう。

血液検査だけでは判断できない「貧血」

2022-08-26 | 体調管理
貧血シリーズ、もう少し続けておきます。
もういいよ~って思われる方もいるかと思いますが、ここが本当の意味で理解・実践できていないと、人生のいろいろな過程でつまづき損することになりますから、私のおせっかいだとおもってもう少しだけお付き合いください。

自分の人生、上手くいくもいかないも、結局は自分の選択次第。もしくは筋力検査次第
そしてその選択や筋力検査の結果を左右するものがあるとしたら、それは自分の体内にいる「潜在感染源の横取りによってもたらされる貧血(酸欠)状態」だ、ということです。

脳神経系が正しく機能するには、いろいろな栄養素が必要となりますが、その前提として、「細胞への酸素供給が確実にできているのかどうか」が重要となります。

増田院長がかつて教えていた「カイロ神経学」(カイロプラクティックの専門学位コース)でも、最重要事項は「酸素」「糖分」「刺激」の安定供給でした。カイロ神経学では、盲点を計測したり、目の動きをみたり、刺激を左右どちらからいれるかなど検査と治療が同時にできるような面白いアプローチですが、やはり他の施術や薬剤同様、「結果」に対するアプローチであることに変わりはありません。

よって当院では原因の解決・解消、および根本原因の除去が可能であるNAETに集中し、対症療法として生活管理指導とカイロプラクティック(アクチベータ)を用いて、再現性・普遍性の高い施術を提供しさらに追究しています。

その場で痛みをなくしても、再発・移動していては意味がないですし、何年か後のがん・脳卒中・心筋梗塞・認知症などの病理を確実に回避できなければどんな医療も時間の無駄と考えるからです。これは医療従事者として30年以上の臨床経験から言えることで、私もまだまだ完璧ではなく常に修行中ですが、看護師・医療者として、病院ではできない、本当に自分がやりたかったこと。だからこそ自由に臨床において、より高いゴールに向けて研究者のようにあれこれ追求できる今をありがたく思っています。

体も心も繋がっていますし、今と将来も繋がっています
心と体に起こるちょっとした問題も、家族の不調も、自分の将来に起こりうる「病理の前兆」かもしれないのです。

目先の症状にとらわれず、「本物の医療を追究する」ということに共鳴してくれる医療者がこの日本にも増えてくれることを願います。
それによって、自分と家族、そして子孫の幸せと健康を守ることができるのですから。

うっかり横道にそれたので、話を貧血に戻しましょう。
そして今考えれば、「酸素・糖・刺激」この3項目のなかですべての土台となるのは「酸素供給」であり、内呼吸である貧血の改善こそ脳神経機能回復の近道だと、今の私ならわかります。
貧血によって血糖が不安定になりますし、貧血によって刺激に欠かせない体力・気力が奪われますから。

しかし、サプリや食事で鉄を摂るだけでは、「風呂の栓が抜けたままお湯を張るのと同じ」です。
栓がどの程度開いているか、そしてお湯をどの程度入れているのかにもよりますが、効率よく思うようにはなかなかたまりません。全くないよりはいいけど、根本的な問題解決がされていないままですから、問題は年齢と共に移動し、かつ悪化していきます。現代の生活様式に暮らす個人が必要とする栄養素を十分に確保できていないから、何年も同じ問題を抱え続けたり、新しい問題が次々に現れたりするのです。

リーキーガット・低血糖・病巣感染・真菌症など、栄養療法に関わる病院や施術院ではよく聞く言葉かと思いますが、これらも皆「貧血から派生した結果」です。
よって、貧血が本当の意味で改善できるなら、他の付随した問題や症状は問題ではなくなりますから、その対応は必要なくなります

栄養素自体、そして体内でそれらを狙う横取り菌、そして横取り菌を刺激する各種アレルゲン(電磁波・化学物質・重金属・ストレスなど)に対する「非共鳴」(=反発、自分に合わない事、および自分のエネルギーを下げる事、NAETではこれをまとめて「アレルギー」と呼ぶ)を取り除くことなしに、どんな問題も「根本解決」できませんから、永遠に問題は子孫に受け継がれていきます。もしくは不妊・流産という形で遺伝子を次の世代へと受け継ぐことができなくなります

遺伝子を超え、その問題を唯一解除可能な医療は私の知りうる限り「NAETだけ」ですから、私はNAETと出会えたことに今でも本当に感謝しています。ですから、NAETを生み出してくれたDrデビと、NAETを私に繋いでくれた増田院長には、いつもことあるごとに「ありがとう」と言っていますし、それを態度・行動で示すようにしています。

院長が初回の脳梗塞を患ったのは2006年春、そして心筋梗塞を回避するための手術において再脳梗塞を起こし、運動性失語と右半身麻痺となったのが2008年夏。それからもう14年も経ちました。リハビリですぐ話せるのかなと思っていましたが、甘かったです。そのリハビリすら、ほとんどしないまま病院から院長は逃げてきましたけどね。

2度目の脳梗塞部位の大きさからも医療的には再び話すことは不可能と言われています。それでも私は「頑張らないけど諦めない」の気持ちで、いつかまた話せたらいいな…という気持ちでいます。それが私の夢であり、医療に携わり続ける理由であり、恩返しです。その手段であるNAETを実際手にしている私には「根拠のない確信」がありますから、あとは自分との戦いに対して「挑戦あるのみ」なのです。

イベルメクチンでノーベル賞を獲った大村智先生の本にもこうありました。
「不可能の対語は可能ではない。挑戦だ」と。

大村先生のこれまで流した汗を考えればまさにその通り!であり、院長と話すこと、そしてどこに行っても改善しない患者さんたちの問題を解決し、一人一人が願う社会復帰を目指す増田カイロの在り方がまさに「医療と自分の限界に挑戦」であるからこそ、私には納得の一言でした。

「今世は自分も母親も本当に苦しくてつらい思いをたくさんしてきたから、来世の自分が困ったときにどこでもNAETが受けられるように、NAETを世界に広めておくのよ」と、Drデビはよく話していました。
院長は、今の自分の運命を知っていたとは思いませんが、看護師で介護もできる私が静岡に来て、その上私に好きなだけNAETをアメリカに行かせて学ばせていたというのは「計画」ではなかったにしろ、とりあえず「ラッキー」というか「作戦成功」だったんじゃないかしらと思っています。

今でも話せないし、まともに歩けないし、痛いし、その上私によく怒られるし…と、院長は辛いことだらけのはずですが、「毎日好きなことが自由にできる今が一番楽しい」と、いつもそうゼスチャーしてくれます。「神対応」ですよね。
だからこそ、そんな院長に「話す機能」をプレゼントできたら…と願い、私の挑戦は現在進行形です。

院長もこれまでの施術やサプリの服用で、栄養学的な、特に貧血に関わるデータとしては何ら問題ありません。
もちろん慢性炎症性疾患である脳梗塞・心筋梗塞をすでにしているため、鉄貯金を示すフェリチンはかなりの高値です。

しかし、鉄関連の一般的な採血では全く問題なしという状況でも、「鉄レベル(充足度)」潜在意識に「体の声」として聴くと、まだ3/10(10段階で6以上が最低合格ライン、できれば8以上を目指したい)であり、これまでもいろいろやってきたつもりですが、すべきことはもっともっとありそうです。
ここでお手上げの状況なら医療者として困りますが、NAETを知っていれば、どんな状況にも対応でき、お手上げとなることがありません実践しながら評価・修正を繰り返し、挑戦し続けることができるのはとてもありがたいことです。

薬や各種施術で「その場をしのぐ」ことは大事ですが、それだけを繰り返していたのでは、いつまでも問題は繰り返され自分の将来や子孫への問題転嫁された部分が時間と共に悪化していくだけです。自分と将来の国の宝にとって最も良い選択は、今の問題を解決するだけではなく、そこに将来への視点を加えることです。

一般的に手技療法によって得られるのは、今の自分へのご褒美ですが、その恩恵は数日~数週間で消えてしまいます。
病院や施術院に行かなければならなくなった理由を解決しないまま、「癒し」だけを求めていては、せっかく身体が症状を出して教えてくれているのに、「サングラスをかけて見えにくくしている」のと同じです。

人生において、時間は無限ではありません
お金は取り戻せても時間は取り戻すことができないのです。

医療・代替療法が必要となる大きな原因の一つである「原因=貧血」をしっかり解決していれば、医療・代替療法が要らない人に変われるのです。
それが自分にとっても、家族にとっても、子孫にとっても、お金と時間を無駄にしないコスパの良い「お得な生き方」だと思っています。

とはいえ、獣道を開拓するのですから、それなりの覚悟と根性はいるでしょうね。
NAETも簡単そうで簡単ではありませんから、この魔法の杖を使いこなすには、やはり施術者自身が「貧血」では難しいのです。
まず自分の貧血をしっかり施術し、必要な栄養素を摂る事で鉄レベルを8以上に持っていけれは、家族や患者さんも同様に8以上にできるのです。
鉄レベルが8以上なら、今そして将来において、自分が問題と思えることがいつのまにか消えているでしょう。

どんな病態・症例に対しても、普遍性・再現性を持った結果を出すために、まず施術者自身が貧血(酸欠)ではいけないのです。
だからこそ、まず自分と自分の家族を治せないと、患者は治せない。それが事実であり、真実なのです。

しかし、「貧血」や「酸素レベル」ヘモグロビン・血清鉄・フェリチン・BUNといった貧血に関わる血液データや血中酸素飽和度だけでは評価できないところが、問題を難しくさせています。貧血に関わる血液データに問題がなくても、血中酸素飽和度の数値に問題がなくても、「機能的な貧血状態」である人が臨床的に多いからです。

これらの数値に問題があれば、もちろんその解決のためにあらゆる方面からの「引き算」と「足し算」が必要でしょう。
しかし臨床的には、「データに問題がなくても、自覚症状が山積」という方が多いのです。もしくは「何をしてもデータが良くならない」という人も多いのです。

どんな方でも「鉄カウントは6未満」ですから、鉄カウントをまず6に、それから8以上に持っていくことで、いろいろな症状が改善し、病理と診断される人が少なくなるでしょう。
また自分や家族のための健康管理を自分でできるようになれば、それは親から子に受け継がれ、日本の医療費が「正しく削減」されていく道に繋がると思います。

これも私の臨床におけるRWE(リアルワールドエビデンス)から言えることで、論文があるわけではありません。
しかし再現性を追求していくことで、RWEと科学が繋がっていくと思っています。

今の日本は国民健康保険や社会保険にしても、新型コロナにしても、「命を守る」という言葉に騙され、湯水のごとくお金(税金)を医療にかけすぎです。
実際のところ、医療においては「遺伝体質」や「自己管理」によるところも大きいのですから、難病以外はもっと個人負担を増やしていいはずです。
「国が何とかしてくれる」と思っているのが日本の国民性ですから、自分のことを大事に考え、どうにかしよう、どうしたらいいのかという自発的な考えがなかなか根付きません。

新型コロナでたくさんのお金をワクチン・病床確保・休業補償などにつぎ込みましたから、国として今後どうなのかしら?と思いますよね。
その場合は、一律で保険料を値上げするのではなく、単純に「窓口の個人負担を大幅に増やすこと」を私は希望します。

なぜなら、個人負担が増えることで、国民が今の医療に対する「費用対効果」や「薬の使い過ぎ」を考える機会にもなるでしょう。
この値段を払うのなら「要らない検査・要らない薬・要らない入院・要らない通院」がどれだけ多いのかがわかるでしょう。
そうなれば、もっと医療サービスの質を上げざるを得なくなり、結果として国や国民のためになるのです。

大事な税金「生活習慣によって病気になった人」ではなく、これからの時代を創り担う子供たちの「教育現場」や「少子化対策」に廻すべきです。
日本の大企業も後継者が見つからなくて困っているところもあるようですが、会社にとっても、国にとっても、「人材育成」が最も重要案件なのですから。


ところで9月の注意点の裏面には鉄不足から起こりうる症状を書籍から引用する形で挙げておきましたが、『貧血』がなければ、どんなふうになるのでしょうか。
以下に挙げてみましょう。

『貧血がなかったら・・・』
よく眠れます。
寝つき・寝起きが良くなります。
たくさん食べることができます。
味覚・嗅覚が回復します。
何でも食べることができるようになります。
食事時間が早くなります。
飲み込みが良くなり、錠剤も飲めるようになります。
むせ込みが減ります。
慢性・急性の痛みやこりがなくなります。
痒みがなくなります。
しびれがなくなります。
こわばりがなくなります。
つまずかなくなります。
疲労がなくなります。
歯並びが良くなります。
歯茎が安定します。
虫歯に罹りにくくなります。
目がはっきり見えます。
目が疲れません。
全身のむくみがなくなります。
感染症にかかりにくくなります。
眼・鼻・のどのアレルギー症状が起きにくくなります。
下痢や便秘がなくなります。
粘膜が厚く安定します。(目・耳・鼻・のど・気管支・肺・胃・小腸・大腸・膀胱・子宮・血管など)
皮膚が安定し、早く治ります。
毛や爪の問題がなくなります。(白髪・くせ毛・爪のギザギザ・スプーン爪・ばち状指・爪が割れるなど)
暑さ・寒さに強くなります。
化学物質や電磁波ストレスに強くなります。
精神的なストレスに強くなります。
自分に自信や確信がつきます。
嫌なことはすぐに忘れられます。
ポジティブな思考回路となります。
がん、脳卒中、心筋梗塞といった病気を回避できます。

嘘だ~と思ったら、まず自分で試してみてください。
貧血は採血のヘモグロビン(Hb)やフェリチンや鉄、そして総タンパク(TP)や尿素窒素(BUN)、酸素飽和度といった数値で総合的に評価しますが、数値がOKだからと言って、「貧血(酸欠)ではない」とは言えません。こちらでは機能的な貧血(酸欠)を見ていますから、データが基準値内でも何かしらの心身の症状があり、かつ筋力検査で『貧血」と出ていれば、貧血と評価します

その場合、鉄だけでなくすべての栄養素に関するアレルギー除去をしたのち、関連臓器やその他項目(化学物質・重金属・電磁波)、そして鉄を横取りする潜在感染源に対するアレルギー除去を進めます。その間にアレルギーのない鉄(VOR)や液体ミネラル、各種ビタミン、ピンク岩塩をしっかり補給します。
また鉄を無駄遣いしないために、弱アルカリ対策(重曹クエン酸水・重曹カプセルなど)キッチン・寝室の放電対策のほかに、生活管理(遅寝・長湯・スポーツ・糖過剰・脂質過剰・ストレス過剰・暑すぎ寒すぎの環境など)も欠かせません。

貧血のデータはいいんだけど、体調はそこまでよくないとか、貧血のデータがなかなか改善しないという方は、まず自分に必要なのは「足し算」なのか「引き算」なのか、しっかり見極める必要がありますよ。
今回もあちこち脱線しましたので、長くなってすいません。
斉藤 記


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貧血は奥が深いです

2022-08-22 | 体調管理
今年の太陽エネルギーはこれまでにないくらい最強で、その結果として世界中に自然災害をもたらしています。
太陽磁場によって影響を受けた鉄の塊である地球、そしてその地球における磁場変動の結果である極端な気候変動が、干ばつ・山火事・洪水といった自然災害の元凶です。

太陽エネルギーにもアップダウンのサイクルがあり、2025年の夏まではまだ強くなるそうですから、その前後5年はその影響を受ける訳で、まだしばらく続くであろうこととして、この地球環境の変化に対応すべく考えていかなければいけません。

歴史的にも100年ごとに感染爆発(パンデミック)が起きていますから、新型コロナもこの太陽周期の波に乗って、予想以上の感染爆発を起こしてしまったのかしら???と思っています。
また感染爆発の他の理由として少し前の記事にも挙げましたが、その他個人的には、やはりイベルメクチンを予防的に公的に使わせなかったこと、そして感染初期にイベルメクチン+抗生剤の投与を国策として徹底しなかったことが大きいと思います。先進国以外では、国策とした国もあったのですからね。そしてさらには、安全性の確保ができていないワクチンを半数以上の国民に打たせたことでしょう。自分のため、他人のため、国のためと思ってワクチン接種をされた方々とそのご家族・ご子孫に、将来何事もないことを願いますが、こればかりは誰にもわかりません。

ここでいう「安全性」の意味は、「ワクチンという行為」に対してではなく、「出来立てほやほやのワクチン」に対して使っています。
どんな医療行為も薬剤も、そして医療者も、世に出てから20年経っているものであるなら、例外はあったとしても基本的には安心・安全といえる、と私は考えますので。

日本を含めた先進国のしていることがみんなにとって、もしくは自分にとって全て正しい事、という訳ではありません
私は「筋力検査」で自分で集合無意識の世界に聴いたものに、これまでの知識・経験による自分の物差しに照らし合わせて「反省しても後悔しないよう」最終的に自分で判断します。
他人は他人、自分は自分、ただそれだけです。そこにどちらが正しい、もしくは正しくないというような線引きやジャッジはありません。
そもそもジャッジは自分に対して行うもの。他人を個人としてジャッジする権利など職務上の裁判官以外、誰にもありませんからね。

当院では「ワクチン接種」に対しては、接種する個人の自己責任が伴う「自由意志」に任せています。しかし、そこまで真剣に考えずに、みんながしているから私も…という人もおりますので、ワクチン接種を選択した患者さんやご家族が将来困る事のないようサポートしていければと考えています。それが「本当の意味」で可能といえるのはNAETだけだと理解していますので。

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**太陽周期、およびイベルメクチンに関する参考ブログ**

私自身は西洋占星術のことはよく知りませんが、いろいろな見方があって面白いなあと思って、思い出したときに読ませてもらっています。
私がいつも「体に聴いている」ことも、見方によっては「占い」みたいなものですものねえ。。。

『太陽フレアの爆発と同時に日本教育の崩壊も起こる』 
 『イベルメクチンは科学の腐敗の被害者になった 

『たつき諒が「私が見た未来 完全版」で予言した2025年7月5日に津波は起きるのか?』 

ちょうどテレビでも「日本沈没」を見ていたので、たつき諒さんの漫画を読んで、静岡県はばっちりアウトだな…と思って、岡山への移住を真剣に院長と考えていた時期もありました。今はそうなったらそうなっただねと言ってますが、2024年になったらやっぱり…と言い出すのかは、その時の気分と筋力検査次第です。とはいえ、日本が半分になるって考えたくないことですから、正夢になりませんように。回避できる道はあるはずだからこそ出版されたのかな、とも思っていますから、みんなで日本を守るべく、社会を正しい方向に変えていかないといけませんよね。だからこそ、万が一明日そういう日が来ても後悔しないよう、今日を大事にしましょう。それが本当の、本物の幸せの在り方だと思います。
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ずいぶんと寄り道が大きくなりましたから、また話を「貧血」に戻しましょう。

太陽活動は誰にも止められません。現代科学をもってしても、雨を降らせることはできても、太陽の遠隔操作なんて到底出来そうにないですからね。
太陽という「宇宙最大の電磁波源」から体と心を守るために、老若男女問わず「鉄と塩が普段の2~4倍は必要」となっています。
だからこそ、ここで繰り返し「貧血」のことを取り上げています。
自分の周りに、大切な人が心身の不調で困っていたら、このブログを読んでもらい、すぐに対策を取るよう促してください。
本当に大切な情報だからこそ、自分の大切な人だけで構いません。

貧血を解決しておかなければいけない理由は、単に「鉄イオン補給」ということだけでなく、「酸欠」をもたらすからです。
酸素は3分なければ命にかかわりますし、受精以降、十分な酸素供給がすべての細胞になされていなければ、身体の全細胞の中でも細胞分裂に対して、そして分裂後は脳神経系、次いで各臓器機能に支障が出ます。

だからこそ、妊婦さんが貧血だと、胎児への酸素供給が足りません
よってお母さんは産後の心身の不調が続くこととなり、また赤ちゃんには先天的に、もしくは乳幼児期の間にいくつもの健康問題を抱えることになります

この20年くらいで世界的に年々増加傾向とされる発達障害も、多種類に渡るアレルギーやアナフィラキシーも、先天的な遺伝子疾患も、「お母さんが妊娠中に貧血じゃなかったら・・・」、「妊娠前から、鉄だけでなく、トレースミネラルやビタミン、塩分、タンパクにアレルギーがなく、かつ十分に確保できていれば・・・」防げた可能性は高いのではないか、と考えます。
だからこそ、もっともっと出産年齢にある女性は、自分のことを大切に考えてほしいのです。自分の栄養状態を自分と将来の子供のために真剣に考えてほしいのです。

ただし学校でも、産婦人科でも、それほど強く言われてませんから、みなさん「病院で貧血があるって言われてました」「鉄剤出されたけど飲めないから飲みませんでした」と軽く言うのです。その貧血によって、自分と子供に何が起こっているかも知らないで。。。だから怖いのです。

だいたい今の女性なら、1人を生むのだってギリギリ、そういう人がほとんどです。
貧血が根本的に解決できていなければ、子宮粘膜が薄く、受精卵が子宮に根付けませんから、妊娠にいらたない、もしくは流れてしまうのです。
第2子、第3子と授かる方は大丈夫かと言えば、そうではなく、材料が足りないまま授かったことによる弊害が母子ともにあるということを知っておく必要があります。

第1子には、アレルギー性はお母さんの半分が行きますが、鉄は母体の貧血状況によってもらえたりもらえなかったりします。大抵ギリギリか少し足りない程度で生まれます。
第2子には、アレルギー性はお母さんの半分、よって元々の1/4が行きますが、母体の鉄およびトレースミネラルは枯渇した状態(材料不足)で生まれます。
第3子以降は、第2子以上に栄養(特に鉄・カルシウム・トレースミネラル・タンパク)が確保できない中で、人生の基本型(体質)が作られています。

栄養の確保が十分と言えなかった時代は多産でしたが、同時に早くに亡くなる子も多かったです。そして多くの女性は骨粗鬆で腰がかなりまがっていました。
現代においては、女性が一人生んだ後に復活するまでに3~10年(平均5年くらい)の年月を必要とします
栄養素のアレルギー除去をして、バランスの良い食事に必要なサプリメントを加えていれば、数年で母体の栄養状況は復活できるでしょう。
そうすれば子供に自分のアレルギー性を遺伝させることなく、十分な栄養と酸素補給ができる状態で10か月をゆったり過ごした子になるのです。

「アレルギー性が強く、栄養素や酸素が足りない中でイライラカリカリ10ヶ月過ごした母体から生まれた子供」と「アレルギー性が弱く、栄養素や酸素が十分に足り、のほほんと穏やかに10ヶ月過ごした母親から生まれた子供」には生まれる前から差ができて当然なのです。

まず産婦人科で「おめでとう」と言われたら、すぐにこのコメントをしてほしいです。
その時ほど、うれしく、かつお母さんとして頑張らなきゃ!って思える時だと思いますから。

実際そう思えなければ、妊娠を継続すること自体、母体にも胎児にも辛いことであり、最悪の事態に繋がる可能性もありえます。
産んでからも子供をかわいいと思えないお母さんは実はたくさんいるのです。思いたくても思えないって、本当に辛いことですよ。
10代の内から、出産前から貧血をしっかり解決していれば、お母さんも、そして赤ちゃんも幸せでいられるのに。。。

このところ子どもの虐待や死亡事件が多いですが、「電磁波・重金属・化学物質による環境汚染」がここまでひどくなかった昭和には考えられないことが当たり前の時代になっているのです。
妊娠がわかって、正直喜べない人もたくさんいますから、そういうケースはしっかりと保健師・助産師がサポートして、必要なら早いうちに養子に出すなどの提案も、子供にとっては必要なんじゃないかしら?とも思います。(保護施設での暴力やいじめのケースも報道されていますから、辛いところですが、愛情を注ぐ側である職員の人も、やはり鉄・塩・ミネラルが足りていないんでしょうね。)

日本にも鉄を添加したコーンフレークやミロのような飲み物などがありますが、海外だと、誰もが使う小麦粉や調味料に「鉄」が添加してあるのですが、そういう国としての対策が日本にはありませんから、もっとできることは政府がしたらいいですよね。
また汚れた川や土地、そして漁獲高が減った海に鉄団子や鉄くずを投入して、河川や土地の汚染を解決したり、漁獲高が上がってホクホクしているという話もあります。

焼津でちょっと有名なサスエ前田魚店では、魚にピンク岩塩を使っています。ピンク岩塩で魚をよりいい状態にして、有名飲食店に出しています。
ピンク岩塩は私もお勧めの鉄を含んだ塩です。
昔の海は鉄が豊富できれいで魚介類がみんな元気だったのかなあと思います。
そして今の海は鉄が少なく、汚れて酸素が少ない。だから魚介類の状態もよくなく、漁獲高も下がる一方なのかなあと思います。

海の鉄やミネラル分を増やすためにはまず森を育てる必要があります。
海のある県と山のある県が違っているところもありますから、鉄くずや鉄団子の海中散布も含めて、国策として各都道府県が連携してプロジェクトを進めてくれたらいいなと思っています。

海の汚染度と羊水の汚染度は全く同じ(海水中の汚染物質と同じものが羊水からも検出されている)だそうです。
ということで、今の赤ちゃんはお母さんがよほど気を付けていない限り、どの子もお母さんのお腹にいるときから化学物質・重金属・環境ホルモンといった汚染物質まみれなんですね。
ということは、森が育って、海がきれいになれば、羊水もきれいになって、赤ちゃんにとって大事な時期をきれいな羊水の中で気持ちよく過ごせるわけです。
その方が幸せですよね、これから生まれてくる将来の赤ちゃんたちも。。。

「貧血」であることが、自分の将来においてがん・脳卒中・心筋梗塞・認知・精神疾患・自己免疫疾患・アレルギー性疾患などの発症に関連しているとか、将来の子供の心身の健康問題に繋がるということを誰も知らないし、学校でも、会社でも、医療現場でも真剣に取り上げていないから、貧血はみんな持っていることで珍しい事でもなく仕方のない事、くらいにしか思っていないことが、日本に顕著な少子化、および病理の低年齢化を招いている、と看護師10年+NAET施術者20年の臨床を経てきた今の私はそう考えています。

そしてそれを正しい方向に少しでも修正していければと考え、毎日の臨床において試行錯誤しています。  
斉藤 記



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近藤誠先生、お疲れさまでした。

2022-08-20 | 斉藤の独り言
仕事を終え、帰宅後ネットニュースを見て、近藤誠先生の訃報を知りました。
突然倒れて、病院に搬送されたものの、そのまま永眠されたようなので、先生ご自身も突然のことでびっくりされたかもしれませんが、それほど苦しくなかったのではないかな…と思いますし、そう願います。

私も『昨日「さわやか」でげんこつ食べてたのにね~』という感じで、最後まで好きなことを好きなようにしながらPPK(ピンピンコロリ)で逝けるのが理想です。
ただし、現代医療においてはなかなかPPKで行かせてくれませんから、そうなるために私はNAETで院長と一緒に「PPKを目指してNAETで自己治療」をしてます。

エネルギーメディスンの臨床においてよくあることだと思いますが、病気・事故・戦争など「突然亡くなる」ケースにおいては、本人やご家族に「死に対する恐れ」があると、なかなか成仏(この世にさようなら)できません。これは人間も動物も、そして愛着のある植物も同じです。(もちろん科学的に調べることができないのですから、科学的にこれを証明することはできません)

そのような場合には、「自分や家族の死を恐れず、死を許し、認め、信じ、受け入れ、乗り越えるための施術」を行うことで、死者の魂があの世で楽しく元気に過ごせるようにします。
そうすることによって、この世に残された家族の心に残る「こだわり」を消し、残されたご家族自身の将来をも前向きに、明るくしてくれます。
死者の魂は、まだこの世に生きている大事な人が悲しみ嘆く姿は見たくないですから、自分がいなくても元気で前向きに生き抜いてほしいと願っています。
そのことを生きている者は命あるうちに知らなければいけません。


近藤先生の考え方は、医学界においては異端であったかと思いますが、私にとってはとても参考になることも多く、様々な著書を読ませていただきました。
これからもう近藤先生流の新しい意見は聞けないのかと思うと残念です。
これまで多くの示唆を与えてくださり、ありがとうございました。
そしてこれからはあちらの世界でも自分の信念・価値観・世界観を貫かれて行かれることと思います。


近藤先生が提唱された「がんの放置」に対しては賛否両論ありますが、もちろん当然です。
ひとつの意見が、すべての人に合うわけないのですから。

自分にとっての正解なら、常識から外れていても、他人の意見と違ってもいいのです。
それが自分が反省しても後悔しないための、自分が自分を一番大事に思うが故の判断なら、全く問題ないのです。
患者自身の決断を家族が最大限サポートしてくれたらありがたいですし、またその決断も状況に応じて変えてしまっても構わないのですから。


こちらの患者さんでも、手術と病院から言われてもこちらのチェックで「有効性・必要性なし」と出ればそのように伝えます。
ここ最近の医療の流れ(?)なのか、がんでも、メンタル系でも、発達系でも、とにかく「過剰診断が多い印象」を受けるのは事実です。

しかし最終的に自分の人生に責任を持つのは患者さんご自身とその家族です。
ですから、家族会議で手術することに決めれば、私は手術が成功するように施術(サポート)しますし、手術しないと決めたのなら、手術しないでも悪化しないように施術(サポート)します。

「手術は有効かつ必要だけど、今じゃない」という人には、がん病理の原因として最優先項目(多くは感染源)に対する施術をするとともに、必要な栄養指導(糖・脂質を減らし、タンパク・ビタミン・ミネラルを十分に確保)と弱アルカリ管理と睡眠中の放電を指示し、「手術してOK」となってから手術してもらいます。
化学療法・放射線療法を予定している方であれば、予め用いる薬剤や放射線に対するアレルギーの有無を調べ、「抗がん剤や放射線を使ってOK」という状況になるまで、必要な施術を進めます。

「手術してOK」「抗がん剤・各種薬剤を使ってOK」「放射線をあびてOK 」となれば、各種医療行為に対する副作用は最低限に抑えられ、本来の治療目的が最大限に達成されますから、こちらの患者さんで手術後・化学療法後・放射線療法後もきちんと体調管理を継続されている方の経過は良好です。

ただし、残念ですが、そこでもう大丈夫だろうと自己判断して、施術も自己管理も中断された方は、もちろん再発の可能性は高いです。
手術して取り除いたのも、化学療法や放射線療法で小さくしたのも「結果」に対する処置であって、「引き金」や「原因」までの全てを取り除いた訳はではありません。
標準治療によってがん細胞に刺激を加えてますから、それでおしまい、となるわけはなく、病院で「もう大丈夫」と言われても、「まったく大丈夫ではない」ということを知っておかなければいけません。

「自分の人生は、自分のこれまでの決断の結果」です。
反省して、やり直せばいいですが、後悔だけで行動できなければそれまでです。それもすべて自分の選んだ運命ですから。


また何もしないだけの「がんの放置」は、もちろんありえません。
がんの「引き金」と「原因」を放置していたら、当然悪化するだけです。また年齢にもよると思います。
「放置」という言葉だけが先走り、「放置」の意味を勘違いして誤った自己判断をしている人はそこそこいるかな・・・、とは思います。

有効性・必要性のない手術・化学療法・放射線療法・免疫療法・代替医療は不要であって、有効性・必要性が高ければ標準医療も代替医療も、生活管理と共に必要です。
有効性・必要性の低い標準治療であれば、それを選択しない(放置)ことは悪い事ではありません。

実際、手術・化学療法・放射線療法といった標準治療によって、悪化したり亡くなる方は現代においても少なくないのですから。
もちろん病院において、どれが自分にとって有効度・必要度の高い治療だということを「調べる」ことはまずありません。文献や薬剤会社の資料から判断します。
化学療法薬の選択に患者との適合性を調べるクリニックもありますが、その精度のほどはわかりません。(50%くらいとみてますが)

一方、「弱アルカリ管理」や「貧血対策」、もちろん「アレルギー除去」などは、全ての人の全ての問題解決に有効です。
早いうちからこのような対策をとっていれば、イエローカードは出ても、レッドカードまでの問題が出ることはないでしょう。
すでにレッドカードが出ている人であっても、そうなった原因として酸性体質・貧血(酸欠)・感染源に対するアレルギーがあるのですから、いつから始めてもらっても遅すぎることはありません。

「答えはひとつじゃない」
「自分の答えは、反省しても後悔しないように最終的には自分自身で決めなさい」
「仕事と家族を守るために、まず自分第一でいなさい」
「自分第一でいるために、自己管理のできる、自分のプロでいなさい」

近藤先生が提唱した「がん放置」という言葉の奥には、こういうことが含まれるんじゃないかな~と私なりに勝手に解釈しています。

医療は医療者にお任せ、ではいけないのです。(といっても、相談と自己中心的なクレームは違います)
レストランに行って自分が食べたいものを自分で選ぶように、医療においても「自分がしたいことを自分で選ぶべき」であり、また「自分がしたくないことはきちんと医師・医療者に告げ断るべき」なのです。医療は「言ったもの勝ち」であるのに、日本人ははっきりその場で意志表示をしないことが多いので、自分の思いが伝わらないばかりか、うまく事が運びませんし、「後出しじゃんけん」は誤解を生じます。

「手術はしたくない」と思っている患者さんが、何か所かの病院に行って、どこでも手術といわれたけどどうしよう、と聞かれることもありますが、行った病院全て普通の病院ですから、そういわれるのは当然です。多くの患者さんがこのように「セカンドオピニオン」の意味を理解していません。

ピザを食べたい人が、中華料理屋に行って、ピザが食べられないのは当然です。
ピザが食べたいなら、イタリアンレストランか、ピザ専門店か、ファミレスに行けばいいのです。
行先(やりたいこと)がわかっているのに、乗る電車を間違えたら、行きたいところに行けるはずないのです。

ピザが食べたかったのに、ないから担々麺を食べて、後になってやっぱりピザにしておけばよかったというような後悔は、医学においてはしてはいけないのです。
自分の命がかかっているのですから、安易に判断せず、しっかり自分と家族が後悔しない選択を自分で選ぶべきなのです。

近藤先生は海外の文献をもとにEBMを提示して説明しておられましたが、「お任せ医療」を考え直す機会を患者に与えてくれた功績は大きく、「患者が自分で選択する」というお任せではない医療への向き合い方に対し、背中を押してくれた存在であったな、とこれまでの功績に感謝申し上げます。
近藤先生の考えを踏襲しながら、「自分が受けたい、自分が納得のいく医療」を提供できるよう、これからも全身全霊で臨床に臨んでいきたいと考えています。
斉藤 記


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貧血は万病のもと

2022-08-14 | 体調管理
毎年、お盆の時期は、一年で最も「太陽磁場エネルギー」が「最強=最悪」になります。
そして屋外はもちろんのこと、屋内にいてもそのエネルギーはすべての人の心身に影響しています。

太陽磁場や電子機器などの「電磁波」から体を守ってくれるのは、「塩と鉄、そしてそれらを運ぶタンパク」です。
パソコン・スマホ・ゲームといった電子機器の使用量は一年中大きく変わりませんが、この時期太陽磁場が何倍にも強くなるため、塩と鉄、そしてそれらを運ぶタンパクの需要が高まります。また夏に活発化する感染源の好物も鉄ですから、鉄の浪費も多くなります

だからこそ、いつも通りの鉄の摂取量では需要と供給のバランスが崩れますから、いつも以上に増やしておかなければいけません。
この時期、外を歩くには日傘や帽子、サングラスが欠かせませんが、「身体における自然の日傘が塩と鉄」になるわけです。

宇宙天気予報の登録をすると、太陽フレア強いですよ~、X線強いですよ~みたいなメールが送られてきます。
内容は見てませんが、宇宙天気予報からメールがあれば、「宇宙磁場の何かが強いんだな」と認識できますし、それで十分です。
天気病み(気象病)を自覚している人は、「宇宙天気予報」「頭痛ーる」は登録しておくといいですね。
そして宇宙磁場対策はタイレノールアセトアミノフェンがダメな人は、五苓散やリコリス)という事も知っておきましょう。
そして貧血=タンパク不足においては、薬も栄養素も運ばれませんから、薬も効きにくくなります

医療で失敗しない秘訣は、他人任せ・医療者任せにしないで、自分で情報をつかむことです。
人生において本当に大事なことは学校で学べないように、医療において本当に大事なことは病院では教えてくれないのですよ。

医学部も含め、どんな医療系の学校でも、学校というところは患者を治すことではなく、患者を傷つけないための知識を学ぶところです。
ですから、卒後どんな臨床経験を積んできたかによって、同じ資格を持っていてもその技量には天と地ほどの差が出るのです。

だからこそ、医療資格があるから大丈夫とは言い切れないので、しっかり患者として、「この人に自分や家族の心と体を任せていいのか」を、他人の意見ではなく、自分の目と心で選ぶことが大切です。それは患者としての権利ではなく、義務であり、反省しても後悔しない選択となりえます。誰しも時間とお金を無駄にしたくないですからね。


話がそれたので、話を「貧血」に戻します。
鉄や塩が重要だからと今だけたくさん摂っても、また同じことを繰り返しますから、エアコンのリモコンに「塩+鉄↑↑」とメモを貼っておけば、リモコンを見るたびに毎日「塩と鉄とタンパク」を意識しますから、おのずと食生活に反映されていきます。
また、エアコンを使わない人は、カレンダーや冷蔵庫など、常に目に付くところに貼っておきましょう。

早い人で5~6月、多くの方は7月頃からエアコンを使用しています。
また11~12月から3月頃にかけては暖房器具が必要になりますね。

冷房・暖房が必要だということは、それだけ身体へのストレスが大きくなっている、ということになります。
その体へのストレスは心にも伝播し、不眠・うつ・パニックなどをおこします。

だからこそ、心身への負担がきつくなる夏・冬には、特に「塩・鉄・タンパク」を意識して、自分の心身のキャパ(容量)をあげておく必要があるのです。

塩は、アレルギー除去を済ませた上で、ピンク岩塩を米やスープにしっかりかけて毎日頂くだけで、十分に確保できます。毎日使う醤油や味噌も、添加物を含まない、できるだけ良いもの(雑味がなく美味しい)を選んでください。

塩分は、アレルギーの除去をしていれば、たとえ摂りすぎたとしても、便尿から排泄できますので、過剰摂取はありえません。
心臓・腎臓に持病のある方も同じです。
アレルギーを除去したうえで、身体によい塩を余裕をもって十分に摂っておくことにリスクはありませんが、アレルギーがあるまま塩をたくさん摂ったり、逆に減塩することの方が現実的に「ハイリスク」なのです。

減塩して、さらに血圧・血糖・コレステロールの薬を飲み続ければ、時間経過と共に別の病気を生みだしているはずです。
それでも減塩・服薬を続けますか?という話です。

タンパクも、卵・乳・肉・魚など動物・植物性タンパク質に対するアレルギー除去を済ませ、消化酵素や胃腸機能などに対して必要があればアレルギー除去を行います。アレルギー性の強い人であっても、各種タンパクの詳細まで確実に除去していければ、安心して食べ続けることができます。動物脂肪が問題で動物タンパクを食べられない人もいますから、その辺はアレルギー除去を進めながら、さらに評価・修正していけば大丈夫です。ささみにも脂肪は含まれますからね。

プロテインは乳・大豆由来がほとんどですので、アレルギー性があるまま摂取し続けると、アレルギー性が高まる可能性もあります。
さらに細分化されたペプチドやアミノ酸も同じです。アレルギーがあるまま、自分の許容量以上の量を摂り続ければ、身体は拒否反応を起こすこともあります。

そして鉄ももちろんアレルギー除去が必須です。
鉄にアレルギーのない人、特にヘム鉄にアレルギーのない人はこの20年の臨床で見たことありません。
当然ヘム鉄サプリ、そしてキレート鉄サプリにもアレルギーがない人はいません。

RWE(リアルワールドエビデンス)の観点から、日本人は鉄に対するアレルギーが強いと言えると思います。

ヘム鉄サプリも、キレート鉄サプリも、筋力検査はガクッと落ちますから、それは「自分の体に合っていない=欲していない」ということです。
アレルギーのある食材やサプリメントを使いたい場合は、体が「摂っても大丈夫」と許可を出すまで確実にアレルギー除去を進めることができていれば、将来の問題を起こすことなく使うことができます。「摂っても大丈夫」でなければ、今は問題なく摂れていても、5年10年後の将来の保証はできません、という事になります。

そんなこと聞いたことないなあ…と懐疑的に思う方もいると思います。
それは「栄養素にアレルギーがある」という事、そしてその重要性を皆さん知らないだけなのです。
なぜかと言えば、医学的にはその「検査ができない」「そういう検査がない」からです。

アレルギーによって自分に合わない栄養素の状態、だからこそとっても自分のものにならない(同化できない)だけでなく、身体の負担になっていることを知らずにどんどん摂っているだけの人が増えていることは、私には気がかりです。
自分の体と心に直結しますし、アレルギーのある栄養素の過剰摂取は、子供もしくは2~3世代後の子孫に影響するからです。
そういうことも含めて自己責任なのですから、情報は多角的に集め、自分の目で評価することが大切なのです。

どんな薬も、どんなサプリも、どんな医療も、どんなに偉い先生が言っていることでも、「20~30年以上の実績」がなければ、疑うべきなのです。
20年経っていなくても、自分にアレルギーがなく、有効度・必要度が10段階で8以上なら効果はあるでしょう。
7以下なら、効果ははじめの一過性で終わりますから、長く続けても変わらない、ということになります。


貧血には、鉄欠乏性貧血と悪性貧血に大きく分けられますが、ほとんどが鉄欠乏性貧血です。
よって、鉄や関連するビタミン・ミネラル各種、タンパク各種などに対してアレルギー除去し、その上で「横取り菌」対策が必要になります。
お風呂にお湯を張りながら、栓が抜けていたら、いつまでもたまらないのと同じです。

当院では何でも数値化していますが、この時期悪化するため、貧血度は8~9/10の人がほとんどです。
そして横取り度も皆さん8~9/10です。ということは、たくさん摂っても、小腸に行く前に盗られているということです。

特に鉄の横取りの黒幕となるのは、アデノウィルス・ヘルペスウィルス・ピロリ菌・溶連菌・糞線虫などの潜在感染源ですから、これらを徹底的に施術していくことで横取り度が5以下になれば、できれば2以下になれば、摂ったものはそのまま自分が使えるようになるので、たくさんのサプリや鉄食材を摂る必要はなくなります。燃費の良い身体を手に入れるには、色々することがあるので大変ですね。でも一度手に入れてしまえば再発しませんから、そこまで頑張ってコツコツ除去を進めてもらいます。

ということで、当院での「貧血解消プログラム」の柱は、以下の5つとなります。

①鉄、および関連栄養素、関連臓器に対するアレルギー除去
➁アレルギーのない鉄サプリや鉄を含む食材の摂取を上げる
③慢性出血があれば、止血剤(市販;ペラックT)もしくは病院で検査・処置
④鉄を横取りする潜在感染源に対するアレルギー除去


貧血によって粘膜が正常化していなければ、目・耳・鼻・のど・呼吸器・胃腸・膀胱・子宮・血管といった内臓・組織に問題が現れます。
貧血によって酸素が組織・内臓の各細胞に届かなければ、身体の機能は低下し、その結果心身の様々な症状に繋がります。

貧血を解消しないまま、痛み・痺れ・かゆみ・アレルギー症状は、根本的には変わらないのです。
症状だけを消しているから、痛み・かゆみ・痺れ・アレルギーといった「イエローカード」が、がん・脳卒中・心筋梗塞・自己免疫疾患などの「レッドカード」に変わっていくのです。


我々が最も必要とする栄養素は、酸素です。1日食事を摂らなくても何とかなりますが、酸素は3分摂れなければアウト!です。
たくさん栄養素を摂っていても、ひとつひとつの細胞が働く大前提である酸素補給なしに、元気な体と心は創れませんそれは自分と家族の人生の質に関わる大問題なのです。

ということで、酸素を得るためには貧血の解消が一番であり、それができれば感染にも、どんなストレスにも強い、体と心を手に入れることが可能となるのです。酸素にアレルギーがある人は酸素に対するアレルギーも除去もします。

8月で貧血解消に動いていなければ、9~10月には夏バテしたり、体調を崩す方が多くなります。
貧血(=酸欠)によって、体も心も動かないから、学校や仕事に「生きたいけど行けない、もしくは行きたくない」という人が増えるのもこういう時期です。中には、貧血によって思考回路が上手く働かないために、自死という道を選ぶ方もいます。

思い当たる方は、どうぞひとりで抱え込まないでください。そして家族だけで抱え込まないでください。
どうぞ周りに、第三者に助けを求めてください。

まず自分でできることは、赤身肉・魚をしっかり摂って、VOR(鉄サプリでどなたにもアレルギーが「ない」のはこれだけ!)を3~4個/日摂ってみてください。ヘロヘロがひどければ、液体のリコリス(甘草)(市販で風邪薬売り場にあります)も寝る前に使ってみてください。

毎日の感染源対策(鉄の横取り予防)として、重曹クエン酸水も摂れるなら600~800㏄/日以上摂って、朝一番尿のpH7.4 前後にしてみてください。(クエン酸粒や重曹カプセルでもOK)

一人でできない、また周りに誰もいなかったら、私で良ければどうぞご連絡ください。
そして息抜きに静岡にいらしてください。何とかしますし、絶対何とかなりますから。

なぜなら、自分の人生において、正解はひとつではないのですから。
そして成功の唯一の条件は、成功するまで諦めない事、ただそれだけですから、反省しても後悔しないために、自分の人生を生ききることです。

でも、貧血(=酸欠)だと、それが思うようにできないから、まず貧血を治しましょう、という話でした。
貧血の人でも読めるように「手短に」と思ったのですが、今回も結局ダメ(長文)でした。すいません。
斉藤 記



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本物の「市船ソウル」が聞けました。

2022-08-10 | 斉藤の独り言
今年の春、院長が行きたいと言って、久しぶりに連れて行った映画が「20歳のソウル」でした。
内容を全く何も知らないまま、私も一緒に観ましたが、市立船橋高校の吹奏楽部の実話をもとに作られた、喜び・悲しみ・嘆き、そして希望が詰まったとても良い映画でした。
まだ観ていない方は、ぜひレンタルでご覧ください。
https://www.city.funabashi.lg.jp/funabashistyle/jp/topics/p090079.html
https://www.youtube.com/watch?v=8g6zOFSrTqo

そして先日、院長が甲子園の千葉代表として「市立船橋高校」の試合があったことを教えてくれました。
1回戦はみませんでしたが、Youtube に市船ソウルが演奏されていた様子が出てましたので、そこで観ました。
太鼓のリズムがどこか「サンバ調」で体も心も踊りだしそうな曲です。野球部の選手のコミカルダンスやチアダンも話題になってました。

以下以外にもいろいろあるので、興味があったら探してみてください。
https://www.youtube.com/watch?v=GEmVE1OjSz4

2回戦は院長がベルで教えてくれたので、最後の方だけ一緒に観ました。
残念ながら、2回戦で敗退しましたが、みんなが全力で頑張る姿に、そして市船ソウルの迫力に、自分も力をもらいました。
斉藤 記




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新型コロナに罹ったら・・・

2022-08-07 | 体調管理
これだけ全国で感染者が増えている現状において、「重症者が減った弱毒化しているウィルス」に対して集団免疫を獲得することができるなら、それも悪くないと考えられます。

リスクのある人は、できれば新型コロナに罹りたくないと思いますが、今においては「罹らない」より「重症化しない」を目的に医療現場が各自の基準を設けてでも、「地元の患者さんをリード」してくれればいいと思っています。

こちらの患者さんは、基本的に以下4点の実施をしています。
①自己尿での施術・自己治療
➁重曹クエン酸水や重曹カプセルを用いた弱アルカリ体液の維持
③ミネラル・ビタミンなど、弱アルカリ体質および免疫サポートに関わるサプリ摂取
④予防薬・対策薬の準備


それでもこの1週間くらいは、「熱が出た」「のどが痛い」という連絡をチラホラいただくようになりました。
同じような施術・対応をしていても、最後は個人の免疫力次第ですから、踏ん張りがきく人ときかない人の差を検証し、今後に生かしていくのが「RWE」(リアルワールドエビデンス)です。*REWはイベルメクチンの書籍のところで挙げてます。

① 罹ることが悪いことではないけど、その「理由」を明らかにすべき
➁ 治りが遅い・悪い場合、その「理由」を明らかにすべき


どんなことも、偶然ではなく、必然ですから、自分の何が悪かったのかを本人が知っておかなければ、将来の問題の芽を摘むことができませんし、また次に起こるであろう「新型〇〇ウィルス感染」にもまたやられることになります。

多くの方に共通なのが、
「足し算」として、鉄・塩・睡眠
鉄不足により粘膜が不安定、細胞の酸欠状態による免疫力低下、貧血により睡眠不良となる
「引き算」(施術)として、ヘルペスやアデノウィルスなどのアレルギー除去が重要になります。

罹ってから治りが悪い、後遺症に悩まされている…という方も、その理由を明らかにし、アレルギー除去と共に、必要な栄養素をしっかり補給していけば、必ず良くなります。
自分はどうなんだろう、罹りたくない…、という方は、お近くのNAET施術者にご相談ください。
新型コロナの予防・対策・回復に対して、必ずお役に立てると思いますよ。(誰に相談したらいいのかわからなかったら、こちらに直接ご連絡ください)
斉藤 記






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2022年8月季節の注意点

2022-08-03 | 体調管理
6月末に暑かったのに、また猛暑が来ました
この暑さから身を守るために体は塩を使い切ってしまいますよね。

毎年スタンダードな「夏の注意点」は不変です。
そこに今年の注意点も追加されますので、是非お読みください。
熱中症も夏風邪も吹き飛ばすための対策です

https://lhx13.linkclub.jp/chiromasuda.com/2022_08_season.pdf

桐井 記

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