生活管理・日用品ブログ

増田カイロの臨床における生活指導内容。NAET施術と併用して弱アルカリ体質を維持しましょう。

富士山が濁る時は・・・

2022-09-28 | 体調管理
もうすぐ9月が終わりますね。今日まで大潮ですが、今月いっぱいは宇宙磁場(特に地球の下)変動が大きいです。満月前からですから、かなり長く影響していると思います。
そして少し前から、様々な訴えに対して屋外で吸うものとして「黄砂」(重金属やPM2.5などを含む)が反応している人が多くなっています。もちろん症状は引き金によって騒いだ感染源、およびその場所によって異なりますから、何でもありです。

少し前までは富士山の輪郭がはっきりしていましたが、黄砂時期の富士山は、ぼやけて濁ります
春にも同じような時期がありますが、春のほうが車の汚れは多い印象です。はっきりいたずら書きできるほど汚れますからね。

大潮・宇宙磁場による体調コントロールには、「タイレノール+イブ」、もしくは「タイレノール+ロキソニン」あたりが効果的ですが、黄砂時期「ガスター/シメチジン(H2ブロッカー)+シングレア(抗ロイコトリエン)」が助けになりますので、試してみてください。

これら処方薬ですが、個人輸入できますので、自己責任において使う分にはいいかと思います。
自分で「いいか悪いか」を判断できない人は、きちんと病院で医師の指示に従ってください。もちろん従って効かなければ、きちんとそのように報告して、変えてもらってください。

だんだん秋モードで10月に入ると涼しくなってくると思いますから、くれぐれも粘膜を傷めないよう、乾燥させすぎないようこまめにのどを潤しておきましょう。少し前に挙げたビタミンA‣βカロテンも粘膜免疫には重要ですね。

新型コロナの全数把握が解除され、旅行に行かれる方も多くなってくると思います。
どこか行きたいなあ…というようないい天気の日は大抵黄砂が来ています。また高気圧優位のお出かけ日和と言えば、「虫垂炎(盲腸)注意報」でしたよね。

この先、本格的に冷えてくると、インフルエンザ・ヘルペス・アデノといった「大御所ウィルス」がちょっかいを出してきますから、自己管理と共に、これらウィルスのアレルギーの有無は毎年繰り返し確認しておきましょう。そして見つけたらすぐに除去を繰り返すことで、感染源が「いても邪魔しない状況」を手に入れることができますからね。

自己管理をしながら、短いお出かけ日和を大切な人と楽しんでください。
斉藤 記


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増田カイロは通常通り営業しております

2022-09-27 | 連絡事項
多くの方から「静岡大丈夫ですか?」とご連絡をいただいておりますので、こちらにあげておきます。

先日の台風15号による、静岡県内、特に静岡市での浸水・断水被害が報道されています。
静岡市清水区の断水は10月初旬まで続くという事で、本当に大変な思いをされていることと思います。
静岡市内の患者さまから、自宅や車の浸水、そして断水で動きが取れない・・・という連絡を受けております。
車のレッカー待ち、代車・レンタカー待ちということで、車がないと動けない・生きていけないことを再認識しました。

当院では9月23日~25日と、NAETセミナーを行っておりました。
北は北海道、南は九州から参加されておりましたが、参加のための行き・帰りの時間帯には特に問題なく、初日の夕方から夜、そして深夜にかけて雷鳴と豪雨が続きました。

初日には静岡駅周辺が停電に見舞われたり、在来線が不通となっていましたが、それ以外は大きな混乱なく、無事に3日間のセミナーを終えることができました。帰るときにはいい天気になっていましたから、本当にラッキーでした。

増田カイロの近くには、約50年前の七夕豪雨被害によって作られた大きくて深い人工河川(大谷川放水路)があります。
いつもはほとんど水がなく、鳥たちのサンクチュアリですが、今回の豪雨で6~7割まで水位が上昇しました。
しかし、増田カイロ周辺、そしてスタッフ居住地周辺は、浸水被害もそして停電もありませんでしたので、セミナーも無事に終え、本日から通常営業となっています。

LINE登録されている方には送っておきましたが、増田カイロの上には、長期宿泊患者さん用のワンルームがありますので、お困りの方がいらっしゃいましたら、遠慮なく増田カイロまでご連絡ください。
直ぐに使えるようにしていますので、必要があれば、キッチン・入浴・短期宿泊することもできます。

また浸水後、断水にて清掃作業ができないと、シミになったり、乾燥して土ホコリが舞います。
宇宙磁場もまだ不安定ですし、暑さもまだ残っていますから、くれぐれもご無理をなさいませんよう、ご自愛ください。

私どもにできることが何かありましたら、被災地区にお住いの患者さんは遠慮なくご連絡いただければと思います。

そしてまたいつどんな災害が来るかわかりません。
静岡には10月に大きな台風が来ることが予想されます。

近年の異常気象は他人事ではありません。
次の大型台風では今度こそ被害にあうかもしれませんから、浸水しても、断水しても対応できるよう、私どももいろいろと準備しておく必要がありますね。また台風だけでなく、いつ地震が来るかもしれませんから、自宅の1階(屋外避難用)と2階(垂直避難用)、もしくは車・職場にそれぞれ必要なものを準備しておきましょう。

天災は忘れた頃にやってくる、そのとおりですものね。
清水区の皆さんに1日も早く、日常が戻ることを願っています。

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粘膜免疫といったらAですね

2022-09-23 | 体調管理
太陽磁場が強かった時期に、「鉄不足の注意喚起」を繰り返しました
こちらで推奨している鉄サプリは、土(植物・鉱物)由来のVORですが、お盆過ぎにガクッと鉄レベルが落ちた方には3~4個/日摂ってもらうようお伝えしました。

しかし、このように多量に使うのは、せいぜい2~3週間、長くても1か月です。それ以上使うと、過剰鉄によって身体がさびやすくなる可能性もあるからです。
また一般的に2週間鉄サプリを増量しても鉄レベルが変わらない場合鉄を摂り続けても将来的に上がることは期待できませんので、その場合も鉄サプリの量は通常量に戻します。

基本的にVORの通常量は「エアコン使っていれば2個/日、使っていなければ1個/日」です。
だからエアコンのリモコンにそう書いた紙を貼っておいてください、と言っていたのです。
エアコン使用の有無は環境ストレス、およびその人の感染源の活性度の状態を反映しますからね。

どなたにとっても「鉄は重要、だけど同時に諸刃の剣」ですから、使えば何でも解決!と言いきれないところが、栄養療法をされている先生方の見解がばらつくところなんでしょうね。鉄はたくさん摂りなさい派、鉄はサプリで摂らない方がいい派、キレートサプリ派、ヘム鉄サプリ派など、いろいろ見解が異なるから、患者の立場とすればどうすべきか迷われる方も多いように思います。

どうしたらいいのか迷っている方がいたら、もしくは鉄補給がうまくいっていない方がいたら、その「答えは自分の体に聴けばいい」ですね。
血液データを診たとしても、それはあくまでも「一般論+担当医師(または医療者)の経験論」ですから、そこには自分の体の声との「誤差」がどうしてもでてきます。

鉄足りてる?って聴いて、「足りていれば」筋力検査は「YES」ですから、「NAETでは弱化」します。
「足りていなければ」筋力検査は「NO」ですから、「NAETでは筋力は強いまま」です。
その他に、「他に足りないものある?」「食事で足す?サプリで足す?」「このサプリ使ってOK?」など、自分が知りたい事を自分の体に質問したらいいのです。自分でできれば楽ですから、自分の知っていることや、テレビのクイズなどで練習してみましょう。

筋力検査は、皆さんアレルギーがそこそこ除去できて「どっちでもいいよ」の状態に近くなればよりうまくできるようになるでしょう。
どっちでもいいよ、何でも体の声は受け入れるよ、というスタンスであれば、「自分の意識」が邪魔することなく安定して検査することが可能ですが、アレルギー性が大きく残っていたり、こうしたい・こうしたくない・こうしてはいけない・こうあるべきといった自分の意志や知識による固定概念が強ければ、筋力検査(ペンジュラムも)は正確には出せないでしょう。

また筋力検査で大事なことは、「強い」と「弱い」がはっきりわかる事です。
どっちかな?という真ん中の答えはありません。

なかなかうまくできないという方は、まず「強い」と「弱い」の状態を繰り返し、何度も何度も体に覚えさせることですね。
実際に練習しながら、質問・疑問点がありましたら、クリニックで個別にご質問ください。

そしてアレルギー除去が完璧にできて、身体機能に必要な栄養素が十分量確保できていれば、余った鉄は尿・便・汗から排泄されます。よって一般に言われるような副作用は起きませんが、肝臓をはじめとする内臓に負担がかからないとは言い切れません。

ただ、空気を吸っただけでも体は酸化します(それが老化です)ので、「さび止め」としての抗酸化物質を摂っておくことは利益になるでしょう。
「タンパクと鉄」で丈夫な粘膜が作られますが、粘膜表面をつるつるに仕上げるには「ビタミンA」が必要です。

粘膜表面がガサガサだと、もちろん皮膚も爪も髪もガサガサです。
ガサガサの粘膜表面には、ごみや感染源が引っかかりやすく、感染しやすくなります。かつ栄養素の吸収が上手くできず、細胞からごみを出すこともできませんから、目・耳・鼻・のど・気管支・肺・口・胃腸・肛門・子宮・膀胱・血管・髄膜・内臓表面など、爪・髪・骨以外の組織・細胞機能にも影響してきます。

世の中にはたくさんの「抗酸化物質」があります。
特にビタミンA・C・Eは有名ですが、中でも有効度が高いのはビタミンAの中の「βカロテン」です。

ビタミンCは重曹クエン酸水を摂ったり、ビタミンCサプリを2~4g/日摂っていれば十分です。ビタミンEはハイオレイックひまわり油にたくさん含まれていますし、食事からも十分摂ることができます。ただし臨床的には、ビタミンAが十分でないとビタミンEは機能しないように感じています。

そしてビタミンA鉄同様、動物性と植物性があります。
動物性のビタミンA(レチノイド)皮膚症状改善やがん予防に使われますが、アレルギーが強い人も多いため、サプリメントで皮膚状態を悪化させたり、がん化したりという人も結構いると思います。海外ではそういう論文が出てニュースになったこともありました。

肉・魚・卵・乳、これらすべてに動物性のビタミンAが含まれていますから、タンパク源確保の為にも、動物性のビタミンAに対するアレルギー除去は絶対に抜かしてはいけません。にも拘わらず、改めて振り返ってみると、動物性ビタミンAに対するアレルギー除去はこれまで不十分でしたので、これからしっかり見直していかないと、と思っているところです。

植物性のビタミンA(プロビタミンA)は、体内でビタミンAが足りないときにビタミンAに変換される物質です。理論的にはプロビタミンAによって、ビタミンAの過剰摂取は起こらないものですが、それは「アレルギーがなければ」の話です。プロビタミンAには、α・β・γカロテン、クリプトキサンチンなどが含まれます。
中でも有効度の高いのがβカロテンで、オレンジ色の野菜・果物や緑の濃い野菜に多く含まれます。

ニンジンジュースの断食道場もありますね。血糖コントロールができている中で、無理ない範囲での断食は悪くないと思います。自分は仕事を休んでも、自分の胃腸は365日休みなしですからね。たまには胃腸を休ませることができれば、消化・吸収に使っているパワー・エネルギー・栄養を他に廻すことができますからね。

個人的には近所のKOマートに売っている「雪の下ニンジンジュース」がお勧め(ネットではいろいろな会社が出してます)ですが、毎日だとありがたみがないから「たまのご褒美に」という感じで頂いています。飲むというよりも食べるニンジンジュースですし、リンゴ果汁も入っているので、自分で断食するときに使うのもありかなと思っています。
本格的な断食には最低3日くらいは必要ですから、やるとしてもあくまでも「プチ断食」ですね。と言っても、「今日は断食だ!」と私が思っていても、院長がお腹をさすって「ごはん頂戴」のサインを出してきます。そして気づけば一緒に食べてますから、意志の弱い私にはできそうにない・・・ですね。

当院で使っているβカロテンのサプリメントは、ドナリエラという赤い藻を原料に作られています。
*Now社 ナチュラルβカロテン 
粒が大きい人、お子さんは、ネイチャーメイドのβカロテンサプリ(4個でNow社サプリ1個分)を試してもらっています。

βカロテン自体にアレルギーがなくても、ドナリエラのサプリメントにアレルギーがある場合は、サプリメント自体のアレルギー除去をしてから摂るようにしてください。アレルギー除去が必要な人は臨床的にそこそこいますサプリにアレルギーがあれば、始めの2~4週間くらいは良くても、その後副作用が必ず出てきますから。飲み始めてから出てくる人もいますので、使いながら1か月くらいで、改めてアレルギーの有無をチェックし、不快感などあればストップしておくことも大事でしょう。

ビタミンAおよびβカロテンのサプリメントの副作用は、皮膚粘膜症状(粘膜症状、皮膚症状、目・鼻・耳・喉・胃腸・膀胱・子宮・血管症状など)、柑皮症(皮膚が黄染)、肝機能低下、眼症状などがあります。

さび止めと共に鉄をちょうどいい具合に使っていきましょう。
簡単そうで難しいですけど、身体の声(症状)をうまく聴きながら、必要に応じて使ってみてください。
斉藤 記


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いろいろな「引き金」に備えてください

2022-09-19 | 体調管理
連休前半は歴代4位という大型低気圧の台風が日本に沿って動いています。
どこにも大きな被害がなく過ぎ去ってくれることを願っています。
またお隣の台湾では大きな地震が続いたようで、衝撃的な映像がニュースで流れていました。
台風の影響も多少はあるでしょうに、満月・大潮から連なる地球磁場変動が早く落ち着いてくれることを願います。

前回、台風にはタイレノール(アセトアミノフェン)と挙げましたが、今日は「触るもの」と「吸うもの」で反応している人が何人かいました。
症状の引き金(関連する項目)「触るもの」とでれば、そしてその先が「電磁波・宇宙・地球」となれば、《台風》ですね。

台風が引き金の症状なら、弱アルカリ対策と共にタイレノールを使うことで、頭痛・動悸・めまい・胸の苦しさ・腰痛などの症状が軽減・解消されます。
もちろん低気圧や地球磁場、そして引き金に反応する感染源の除去、そして強烈な宇宙磁場変動に耐えうるだけの鉄・塩・タンパクの確保再発防止のカギとなります。

タイレノールが使えないという方もいますので、そういう方には、タイレノールと同じ部分に働く抗ロイコトリエン薬(シングレアなど)、もしくはステロイドの代用となる甘草(リコリス)製品を試してもらいます。
抗ロイコトリエン薬は処方薬ですが、個人輸入もできます。リコリスのサプリ・液体ドリンク・甘草湯などは市販・個人輸入で手に入ります。

またここ最近でチラホラ目に付くのが、症状の引き金として「吸うもの」が出る人です。
「吸うもの」「重金属」なら《黄砂》です。春だけでなく、秋のこの時期にも黄砂が来ます。
黄砂が胃に影響して、胃の感染源(特にアデノウィルスやピロリ菌)を刺激し、急な腰痛・股関節痛・頸部痛など引き起こします。

だからこそ黄砂には、H2ブロッカーが有効です。ガスターは市販にありますが、高いですね。
ガスターやタガメットは処方箋がなくても変える薬局、もしくは個人輸入でも購入可能です。

「吸うもの」もしくは「触るもの」で「感染」なら《カビ・ダニ》ですね。
少し前まで乾燥していましたが、秋雨・台風で湿度が上がり、カビ・ダニが出てきます。
また10月になるとダニが死骸となって「吸い込む」ことが多くなり、アレルギー反応を起こします。

カビ・ダニは感染源ですから、イブ、もしくはロキソニンが有効です。
ただし、アレルギー反応においては、H2ブロッカーと抗ロイコトリエン(シングレア)を使っておいた方がいいことも多いです。

そして、これらすべてに共通するのは「粘膜免疫」です。
鉄とタンパクで粘膜を丈夫にします。
しかし粘膜表面をニスで仕上げたようにつるつるにするには、ビタミンA(特にβカロテン)が必要です。
ビタミンAはビタミンC・Eと共に、抗酸化の役目をなしますが、A・C・Eの中で最も抗酸化力をもつのが「βカロテン」です。

空気の乾燥による眼に対する紫外線ダメージ5月・9月に多くなりますが、ここにも「βカロテンの不足」(アレルギー、および摂取不足)が関わってきます。

長くなりそうなので、ビタミンAやβカロテンについては、また別の機会にしますね。
斉藤 記


P.S,
ここで挙げているのは、自己管理としての対策のひとつです。
NAETで体を治す材料としての基本的な栄養素、そして気圧や宇宙磁場などの引き金、そして原因としての各種感染源対策に対するアレルギー除去を進め、栄養素をバランスよく確保できていれば、もちろん症状は軽減でき、これら薬剤の必要性はほとんどないはずです。
それでもまだ施術が完成していない場合、食べられない、眠れない、仕事ができないといったQOLを下げるような症状が出る場合には、こういう薬剤・サプリを使えるなら使ったらいいですよ、という紹介ですので、「対症療法としての薬剤を使うことが必須」と勘違いしませんように。
そしてその判断が自分でできない場合は、まだ除去すべきアレルゲンが残っているということです。

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自由の大切さ

2022-09-11 | 斉藤の独り言
今日9月11日はNY同時多発テロが起こった日です。
もう21年前の話になりますが、風化しないようにみなの記憶にとどめておきましょう。
そして犠牲者の死を無駄にしない社会と世界の秩序を、ひとりひとりが胸に刻んでおけたらと思います。

「9.11」その時のことはまだよく覚えています。
テレビをつけたら、何かの映画?と思うような映像で、しかもどの局も同じ映像でした。事態を理解するのに時間がかかったのを覚えています。

その年の7月末で夜勤専門看護師を辞め、10月1日から、私は静岡の増田カイロに就職することになっていました。
増田院長は9月11日の次の週末に、初めてのNAETセミナーに参加するつもりで準備をしていましたが、当然アメリカ中の空港閉鎖でセミナーはキャンセルとなりました。

院長はアメリカのパーマー大学(カイロプラクティックの専門大学)を卒業していますが、学生中はかなりの苦学生だったといろいろな話を聞いています。アメリカでカイロプラクティックを学んだら何でも施術できるようになるのかと思って入学したら、入学時の学長からのあいさつで『サブラクセーションは結果だ』と教えられ愕然としたそうです。サブラクセーションとは、カイロプラクティック用語で、わかりやすい言葉にするなら、問題箇所におけるずれ・ゆがみ・神経機能異常、といったところです。

「サブラクセーションは結果」ということは、それを治すカイロプラクティックも、薬や他の施術同様、その「結果への対処法」ということになります。雑草抜きと同じで、「繰り返す症状」をもたらすサブラクセーションの、そのまた「原因はまた別もの」であるということですから、サブラクセーションが原因で、それを治せば何にでも効くものと思って、バブル好景気に沸く日本の会社を辞めてまでわざわざアメリカに行った院長は学長のスピーチで「えっ」となったのです。入学早々「迷子」になった気分だったのでしょう。

カイロ大学で学びながら、「サブラクセーションの原因」を追究するために図書館に住んでいると思われるくらいさまざまな書籍を読み漁ったそうです。
本が好きなのは事実ですが、実際は本を読んでその要約やアメリカの情報を記事にして日本人施術者にお買い上げいただき、それを学費に当てていた、というのが本当のところのようです。院長の留学中のエピソードは、辛い事が多かった半面、面白エピソードもたくさんあり、仲間に愛されていた様子がよくわかり、毎回楽しく私は聞かせてもらっていました。

そんな院長ですから、アメリカに留学したいんだけど…という相談が来るたびに、「自分で調べられない者は行くな」と手厳しかったです。しかしそれは留学中に様々な苦く辛い経験をした院長だからこその「愛のムチ」だったと思っています。

私が10月1日から「ど素人新人」として増田カイロに来て、1か月も経つか経たないうちに院長は「よろしくね~」と言い残して、再開されたNAETセミナーにひとりで出かけてしまいました。
院長が「学生の頃からNAETのことは知っていた、でもお金がなくてセミナーに行けなかった」と言っていただけあって、待ちに待ったNAETセミナーから帰国して、院長からの話を聞いて私も一緒にワクワクしたことを覚えています。そして私も自己流になってはいけないと翌年からセミナーに行かせてもらいました。
あれからあっという間に20年がたちました。それだけ年も取りましたし、いろいろなこともありました。


今朝の通勤中、車内のテレビでは東山紀之さんがNYの様子をレポートしていました。
ほぼコロナ前と同じNYの景色がそこにはありました。

マスクをしている人はいませんし、多くの人が普通に行きかっています。
もちろん新型コロナの全数把握はしていませんし、気になる人は自発的に検査を受けることができる状況ですから、医療現場に混乱もありません。

なのに日本ではまだ「冬に備えて追加ワクチンを打ちましょう」、「子供への新型コロナワクチンを推奨する」、「全数把握は続ける」というようなことを、テレビでもメジャーなネットニュースでもまだ時間を割いて取り上げています。西欧諸国ではすでにウィズコロナ政策が進み、ニュースにも出てこないというのに、日本はいつまで誰のために「鎖国」みたいなことをし続けるんだろう・・・って、思います。明らかにここまでくると、「国民のために」ではないですね。

新型コロナ感染者の家族内感染もかなり減ってきているので、インフルエンザよりも新型コロナは弱毒化しています。
テレビで不安をあおるような「専門家」がまだいるようですが、新型コロナに関してはかなりの情報が操作・コントロールされていますから、「自分にとっての真実」は自分で決めてください

自分の正解は、自分が決める。それが「反省しても、後悔しない」自分を大切にする生き方です。
テレビでこう言っていた、誰かがこう言っていたという類の発言は、大人がする会話ではありませんからね。

アメリカはもともと医療費が高い(普通の歯科検診で2万くらい)から、国民は自分で自分のことを考え、判断しなければいけません。
医療費が無料のカナダやフランスも、罹りたいときに病院にすぐに罹れるシステムではありません。どこどこが痛い、じゃあ1か月後に来てください、というのはざらです。

そう考えたら、日本の国民皆保険制度は世界一素晴らしいシステムです。
安心できる24時間の救急体制が整っていますし、痛ければその日のうちに病院に罹れるのですから。
ただ「過保護すぎる」のです。国民にも、医師にも、薬の会社にも

だからこそ、国民皆保険というシステムによって、自分で考え判断することなく、受け身の医療だけを享受してきた多くの日本人には、きっと今の日本の姿も疑問に感じていないと思います。何か問題でも?と思う方は、ぜひ以下の3冊を手に取ってみてください。世の中、自分の知らない、知りえないことだらけなんですから。

新型コロナワクチン 誰も言えなかった真実 鳥集徹著 宝島社新書
コロナワクチン 失敗の本質 宮沢孝幸・鳥集徹著 宝島社新書
イベルメクチン 新型コロナ治療の救世主になりうるのか 大村智著 河出新書 


私はNAETを知っているから、自己尿・唾液を使った自己治療で「予防も対策もできる」(=罹りにくく、治りやすい)ことを知っていますし、そうしてきました。
コロナ騒動が日本で始まったのが、2020年1月。
ダイヤモンドプリンセス号には、こちらの患者さんも乗船されていたのでひやひやしましたが、無事に感染することなく戻っていらっしゃいました。
毎日自己体液でゲートマッサージをしていたということでしたが、特殊な環境下でしたし、帰ってきてからもとても辛い思いをされていました。

そのころから当院では最悪の事態を考え、輸入規制が入る前に施術で用いる「バイル」を入手し、感染対応の施術もスタートしていました。
コロナウィルスのバイル(サンプル)に反応する人は結構いました。
弱い一般風邪ウィルスですが、連日のニュースで「コロナ・コロナ」と呪文のように聞かされていれば、不安を覚えない人はいませんからね。

その一方で、新型コロナウィルスのバイル(サンプル)に反応する人はほとんどいませんでしたので、各自の尿で施術したほうが確実だとすぐにわかりました。
しかし、ファイザー・モデルナなど、新型コロナワクチンのバイル(サンプル)には全員が反応していましたから、新しいワクチンを接種する・しないに関わらず、有無を言わさず、全員施術しておきました。NAETJAPANの先生方もそれぞれのクリニックで施術を進めてもらいました。

NAET施術者としての自分にできることは、自己尿での自己治療の啓蒙と栄養管理、万が一のお守りセット(イベルメクチンと抗生剤)の準備、そして新型コロナ感染、および新型コロナワクチン接種による問題(後遺症)を残さないためのNAET施術しかありません。
これまで何名かの感染者は出しましたが、どなたも重症化することなく、これまでやれることはやってきたと思っています。

これまでクリニック内の環境対策はほぼ何もしていません。まず自分とスタッフ、そして来院される患者さんを守るために、クリニックに来る人全員の自己尿による施術を済ませてきましたから、マスクもアルコールもその必要性はないのです。季節によってはマスクによる酸欠のほうが免疫低下を招き、感染リスクを上げますからね。

でもワクチンを打てと言われて8割の人が打ち、マスクをしろと言われればほぼ100%の人がマスクをしている日本は、よく言えば「真面目・規律正しい」のですが、悪く言えば「自分がない・洗脳されやすい・扇動されやすい・騙されやすい」という自分の属する国民性を知っておくべきで、意識して自問すべきなのです。

SDGsで個人を、個性を大事になんて言いながら、「みんな一緒じゃないといけない、みんなのために上からの命令に従わなければいけない」という空気感は私にとっては窮屈ですし、なんだかとても「中途半端」なのです。それによって戦争を始めた過去も日本にはある、海外はそう日本と日本人のことを観ているのですから、その真面目さは視野を狭くし、自分たちが気づかないうちに、盲目になりうるということを知っておかなければいけません。

あれこれ話が飛んでしまいましたね。

私も、皆さんも、世界中の誰もが、同じように生まれて今を生きています。
個々にはいろいろ大変なこともありますが、紛争も半強制的な制約もなく、最も安心・安全といえる国にいられることだけでもありがたいことです。
だからこそ、自分の人生の時間を大切にしましょう。自分のために、自分と家族のために楽しんで生きましょう。

「まず他人」という考えは、よさそうで良くないです。
結局自分を守ってくれるのは、他人でも、国でもなく、自分だけ(運が良ければ家族や友人・知人)なのですから。偽善と善は180度違います

私の物差しは、いつも挙げていることですね。挙げることで自分自身への確認にもなります。
「仕事と家族を守るために、まず自分第一」「反省しても後悔しない」「自分が決めたことが自分にとっての唯一の正解」「正解はひとつじゃない」「頑張らないけど、諦めない」など

そして世の中は「バランス」です。
「YES・NO」「陰・陽」「酸・アルカリ」「善・悪」といったすべての概念の着地点は、どっちでもOKな「ほどほど」です。
私がNAETで目指しているところもそこです。

自由でいられるということには、必ず社会的責任が伴うということを意識しながら、いまここで毎日自由に好きなことができるという、平凡で当たり前の幸せがいつまでも続くことを心から願っています。
斉藤 記


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台風・大潮・満月・・・といったら。

2022-09-08 | 体調管理
まだ暑い日も続くと思いますが、8月で暑さもひと段落。少しほっとできますね。
しかし、9月は引き金が多い月ですから、無理せず余力を確保しておかなければいけません。

8月にしつこく貧血改善!貧血対策!と言ってました。
それは9月に「転ばない」ためです。

鉄の需要が上がる8月のお盆以降に、すでに体調を崩している方もいましたが、大抵の方は9月に入ってから調子を崩します。
少し涼しくなって油断することもあるでしょうし、引き金が9月以降多くなることもあるでしょう。

9月の満月は一年で最もパワーが強いです。大潮だけでなく、中潮~中潮までを「要注意期間」としておくべきです。
台風も重なってくると、さらに宇宙磁場変動にやられやすい方は体調管理が難しいと思います。

とりあえず宇宙(太陽・月・地球・惑星)に関わる引き金対策「タイレノール」ですね。
アヴェンデルオオサカ堂で購入できます。
新セデスにもタイレノールの成分であるアセトアミノフェンが含まれますから、新セデスで事足りる人もいます。
タイレノールが使えない方は、甘草湯やリコリス、五苓散などを試してもいいでしょう。
また宇宙磁場を引き金として、体内の潜在感染源が騒いでいる人は、イブやロキソニンを追加しておくことも必要です。

そしてそれでも効かない人は、かなり貧血(酸欠)が強い人です。
酸欠症状に唯一効くのは、バファリンです。しかし、バファリンが効いたからといって、繰り返しバファリンを使うのは間違いですよ。
鉄+塩+タンパクを増やして、貧血解消に努めましょう。
そして鉄の無駄遣いを減らすために早く寝ましょう。
頭痛にバファリンが効く方は、運動なんてもってのほか。ホットヨガ・岩盤浴・サウナ・長風呂で汗かいている場合じゃないですよ。

天気病み・気象病で悩んでいる人は結構多いそうですね。
痛みや不快症状を抱えながらの仕事・家事は、ミスや事故のもとですからね。
これらの不快症状には、消炎剤を使い分ける自己管理方法がコスパ的には最強だと思います。

もちろんその主原因は貧血ですが、痛みや不快をこれらの薬でサッと消すことができるなら、使わない手はないと思います。
薬が効いたか効かないかは、30分、長くて1時間で判断できますから、1時間して効かなければ「それじゃない」と判断し、別の薬を試したらいいです。自分の胃腸の具合に合わせて、自己管理してみてください。

しかし、どんな薬も体を酸性にしますから、重曹クエン酸水や重曹カプセルを併用して、身体を弱アルカリにしておくことも忘れずに。
斉藤 記



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2022/9月 季節の注意点

2022-09-02 | 体調管理
2022年9月の季節の注意点、更新しました
https://lhx13.linkclub.jp/chiromasuda.com/2022_09_season.pdf

暑~い季節はあともう少しです!
ホッとするのもつかの間。
あっという間に台風や月の磁場や季節の変わり目の体調に、またちがう「構え」が必要な季節でもあります。

日本は忙しいですね。
でも最近四季を味わう暇もなく過ぎ去っていくので、大切に秋を迎えましょう


桐井 記



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