生活管理・日用品ブログ

増田カイロの臨床における生活指導内容。NAET施術と併用して弱アルカリ体質を維持しましょう。

塩レベルの維持は全ての人に共通の緊急案件です

2024-05-16 | 体調管理
4月から暖かくなってきて、エアコンを使い始めている人もいるかと思います。
エアコンのリモコンにはぜひとも【タンパク・塩・鉄】と紙を貼っておいてください
なぜなら冬季でも夏季でも、エアコンが必要な時というのは、環境の変化が大きい=タンパク・塩・鉄をより使うため、脱水や貧血が起こりやすいからです。
毎年カレンダーにメモを貼っておく、でもいいですよ。4月~「塩・鉄・タンパク 減らさないよう注意!」とかね。

5月の注意点にもあげておきました。
脱水は、タンパク・塩・糖・水不足によって起こり、
貧血は、タンパク・鉄・ビタミンB・ミネラル不足によって起こる、と。

4月からは「低気圧優位」になるため、貧血(酸欠)傾向がどなたにも認められますので、鉄が足りない・ビタミンBが足りない・トレースミネラルが足りない、と言われていた人が多かったと思います。

そして5月に入ると、太陽磁場が夏モードになるため、塩の需要が「急激」に上がります
しかし脳自体はずっと進化してませんから、現代の自然的かつ人工的な環境の変化には全くついていけてません。
5月から夏と同じくらいの塩がいるとは脳が認識してない、だからこそまだ本格的な暑さになってない5~6月には意識して摂っておかないと後手後手になるわけです。

この時期は食べ物にもカビが生えやすいですよね。料理が傷まないように塩も砂糖も多めに使うと思いますが、人体も同じです。
しっかり塩を効かせて弱アルカリ管理をしておかないと、簡単に潜在感染源にやられますから、大病を患ったり、亡くなる方も多い時期です。

GW明けは皆さん軒並み「脱水」と言われてますが、GW前は塩カウント6だったものが、GW明けには2~3の人がほとんどです。中には0~1の人もいます。
先週伝えておいて、1週間後に確認してもカウントが1のままという人もいますから、繰り返し伝えるしかありません。
塩が足りていないと神経回路も消えかけの蛍光灯みたいな状態ですから、思考と行動が伴わないのも当然かと思いますが。。。

また日本人の潜在意識には「減塩」という呪文が浸み込んでしまっているので、自分が納得して意識的に直さないと塩の摂り方を増やすことは思っているほど簡単ではないのです。日本から、辞書から、「減塩」という言葉を消したい。それが今の私の希望です。

電磁波に敏感な人は気候が暖かくなってくる3月頃から何かしら反応しています。
痛み・かゆみ・しびれ・胃や腸の不調・食欲低下・睡眠障害・集中力低下・動けない・メンタル不調など、いろいろな症状を訴えます。症状はあくまでも結果ですから、季節性の引き金に対応できていないこと、それこそが本当の原因です。

この時期になるといつも調子が悪いとか、急に食欲がないとか、〇〇が食べられなくなったとか、薬を飲むと胃が痛いとか、薬・サプリが飲めなくなったというような人は完全に「塩不足によるタンパク利用不全」です。タンパクと塩がなければ胃酸も粘液も作れないし、胃も動かせないからです。

なぜなら、タンパク(肉・魚・卵)をしっかり摂っていても、塩がなければタンパクが使えないからです。
タンパク6・塩1の人なら、使えるタンパクは1だけです。

たとえ栄養素のアレルギー除去をしていても、食事内容が悪い人はタンパクも塩もレベルが低いです。
新車もガソリンが入ってなければ動かないのは当然です。

食事もサプリもしっかり摂っていたとしても、血液データで総タンパク・アルブミン・尿素窒素・フェリチン・亜鉛・ビタミンD濃度などが合格ラインであっても、塩が足りていなければ細胞は機能しないから血液データと体調に乖離が生じるのです。データ自体が合格ラインになければ、それ以前の話ではありますが。
タンパクが使えないために細胞に運べず血液中に残った食事やサプリからの過剰な栄養素は、潜在感染源のエサになるため悪循環です。

塩は強アルカリ食品です。心身ともに安定し、活発に機能できる弱アルカリ体質に適した食材のひとつといえます。
これは心身の健康だけでなく、経済活動にも通じていますので、今何かしらの問題があるという方は、食事で「塩と鉄が同時に摂れるピンク岩塩」をしっかり補ってみてください。

吐くほど塩辛くしなくていいですが、自分が美味しいと感じる程度で少し塩味が効いているな、くらいがちょうどいいでしょう。
栄養素、特に塩に対するアレルギ―除去が済んでいれば、摂りすぎても過剰分は尿・便・汗として排泄できますから心配ありません。
アレルギー除去してない人、またアレルギー除去が不完全な人は、起床時瞼が腫れていたら、昨日はちょっとと摂りすぎ(キャパオーバー)だったかなと思って調整してください。無理なくコツコツが一番大事です。

糖質制限で楽になる人は、糖質(酸性)制限をする前に、塩(アルカリ性)を上げたらいいと思います。糖をやめても、塩が足りなければタンパク自体が使いこなせないのですから。特に日本の米は美味しさ重視のために糖度が高いですから、十分な塩を追加して食べないとバランスが悪いのです。

「糖(酸):塩(アルカリ)=4:6」がちょうどいいですので、重曹クエン酸に助けてもらってもいいのですが、それだけで体液pHを調整しても、本当の弱アルカリ体質ではないのです。重曹・クエン酸がなくても、食事からの塩・ミネラルだけで朝一番尿のpH7.4が維持できれば言うことないですが、現代の酸性源は食事・添加物・水質汚染・大気汚染・電磁波汚染・ストレスと多岐にわたりますから、アルカリ源(塩・ミネラル)の効果的な摂取と共に、最低限の重曹・クエン酸の助けを借りて維持できれば御の字でしょう。

なぜ減塩が広まったかというと、塩は血圧に悪いというレポートが随分前に出されたからですが、それは「専売公社が作っていた食卓塩」によるデータでした。
塩が大事といっても、科学的に作った塩である食卓塩は勧めません。しかし外食産業では使っています。

そのような悪い塩の影響を打ち消すためにも、自分が使う塩は自然塩、特に現在の海洋プラスチックの影響を受けずに、日常的に鉄も摂れるということからピンク岩塩を推してます。

私は米にもスープにも「ピンク岩塩の粗塩」をかけていますが、粗塩が苦手なら粉塩でも構いません
自然海水塩は塩辛くてたくさんかけられない、またピンク岩塩の粉塩タイプは塩の表面積が大きく粗塩タイプよりも塩味を感じやすくなるため、かける量が減ってしまう傾向にあります。またピンク岩塩が苦手という人は、①アレルギー除去(塩・鉄・ピンク岩塩など)をしていない人、➁タンパク・塩・鉄不足の人、③潜在感染源の影響が強い人、④特定の内臓(胃腸・腎臓・心臓・肝臓など)に問題のある人ですから、それらを解決すれば問題なく摂れるようになるでしょう。

あれこれ長くなっても理解が逆に落ちますから、また臨床からの知見を適宜追加していきます。
ちなみに今日の私の栄養カウントはタンパク・鉄・ビタミン・ミネラルは8、塩6ですから、最低レベルは確保できてますが、自分の最大限の力を発揮するにはオール8以上を目指す必要があります。カウント8~10/10になるための必要量をとっていないのではなく、どこかにまだ無駄があるようですので、明日からの自己治療に生かしていきたいと思います。エネルギーメディスンにおいては、自己管理状況が毎日の臨床・施術結果にも直結しますから、手を抜くわけにはいきませんからね。

ちなみにこれを読んでいる皆さんがたの塩カウントの平均はまだ2くらいですよ。
無理はしなくていいですが、できるだけ多めに、食事で意識的に使いながらコツコツあげて本格的な夏が来る前に、夏バテ・熱中症予防に努めておきましょう。
斉藤 記

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