生活管理・日用品ブログ

増田カイロの臨床における生活指導内容。NAET施術と併用して弱アルカリ体質を維持しましょう。

子どもの好き嫌い、直していいの❓

2023-03-30 | 体調管理

私は野菜を食べられない子どもでした🍅🍆

  • 茄子は舌が痛くなるから嫌い。
  • 玉ねぎは口のなかにずぅっとにおいが残るから嫌い。ネギも同様。
  • ピーマンなんざぁ食べ物とも思えない。
  • セロリなんか一口食べただけでもう大騒ぎ!!
  • 一握りの食べられる野菜はスープに入ってる白菜や大根・加熱したキャベツ・ニンジンの甘辛炒め・カリフラワー(withマヨネーズ)くらいでした。

そして何故か毎晩お腹を壊す子どもでした。
毎日寝る前にシクシク痛くなるお腹。祖母は毎晩お腹をさすってくれたものです。

🍆給食で困る

小学生になり、給食で困ったのは「どれが食べられるものかわからない」でした。
野菜サラダに入っていたキュウリと生タマネギを、何であるか認識しないまま「ばくっ」と口に入れてしまい、その臭さで飲み込むことがどうしてもできず、吐き出すこともできず、そのまま帰りの会を済ませ、無言で帰宅してやっと吐き出したこともありました
しかもその臭さを「キュウリ🥒」が犯人と決めつけ、ずうっとキュウリも食べずに子ども時代を過ごしました😅
生タマネギを食べたのがこのとき初だったのですが、最悪な印象でしたね。しかもキュウリは完全なるとばっちり🥒(カワイソウ)
 
この極度の野菜嫌いをなんとかしようと、毎回工夫に工夫を重ねていたのが、我が祖母ギンさんです。
たぶん🍅トマト🍅はどうにかすれば子どもが食べられる野菜と踏んだのでしょう。
トマトは野菜嫌い克服のための野菜ちゃん🍅です。

祖母はトマトにありとあらゆる工夫をして生で食べさせようとしました。
とはいえ、当時はドレッシングもない時代です。
マヨネーズかけたり、お塩(最悪なことに我が家はアジシオだった)たっぷりかけたり、ソースもやったような気もする
もう・・・ギンさん必死!
ここまで来ると祖母の苦労がうかがえて気の毒になってしまいます・・・
祖母の数々の苦労の甲斐あって、なんとか一年生のうちに🍅トマトを食べられるようになりました。
たっぷりの砂糖をまぶせば・・・
(ギンさん頑張りました!)
 
そして私はこのころ、鼻血をよく出す子どもへと変わっていきました。
 
 

🍆毎日鼻血の子どもへ

あまりに鼻血を出すため、耳鼻科受診したところ、医師はこのように言った。
「栄養のバランスが悪いのかもしれないね。
 もっと野菜を食べなさい
それを仏頂面で無言で聞くワタシ(-_-;)
しかし私は相変わらず食べる野菜を増やしませんでした。
家族からの「野菜を食べろ圧力」は日に日に激しくなっていきました
 
 

🍆昭和お得意!残さず食べろの同調圧力😅

さて時は移り小学校高学年。
「給食を食べ終わらなければ掃除をさせてもらえない」
という同調圧力((^^;)は私の学校にもありました。
いいかげん面倒くささを覚えた私は
嫌いな野菜は飲み込んでしまえ作戦に出ることにしました。
そうすれば、嫌な味を味わうことなく、しかも誰の目にも「食べた」と認識されるのです💡
 
こうして給食は克服することができましたが、家では居残りは無いですから、相変わらず野菜は食べませんでした。
 
 

🍆花粉症と喘息

そして小学5年生の2月、数日にわたる発熱と共に始まったのがスギ花粉症でした。最もその頃はまだ「花粉症」とは呼ばれておらず、「アレルギー性鼻炎」という診断名でした。
次の年の同じ頃にはアレルギー性の湿疹も出るようになりました。
 
そして時はまた移り、中学生になると理性が働くようになってくる。
友人が「野菜美味しいよねー」と言ってバリバリ食べているのをみて、素直に「カッコイイ・・・」と思えるようになり、
「野菜は美味しい、美味しい、自分はなんでも食べられる」
自己暗示をかけるようになり、そしてついに、どうにか野菜嫌いを克服して、本当に野菜は美味しいと思えるようになったのです。
すべての好き嫌いは高校入学当時にはなくなっていました。
 
そうして始まったのが、春の咳喘息でした。
 
私の症状の出始めと、野菜克服のタイミングがばっちり合致していると気づいたのは本当に最近で、斉藤先生に指摘されてからです。

🍆仮性アレルゲン/交差反応

トマトやセロリは花粉と交差反応を起こすことがあります。
花粉を避けていてもトマトやセロリを食べれば「花粉だー!!」と脳が誤解してアレルギー反応を起こすことです。
逆にトマトやセロリを食べていなくても花粉を浴びると
「トマトやらセロリやら食べてるだろ!それお前アレルギーだからな!」
って身体が教えてくれる=アレルギー反応を起こす
ということです。
なぜかというと、その食物は花粉とすごーく似ているので脳が間違ってしまうからなのです。

また、ナス科🍆の野菜はヒスタミンやアセチルコリンといったアレルギーを起こしうる物質が多く含まれます。
それによってアレルギー体質でない人でも、アレルギー反応(仮)を起こす場合があるので仮性アレルギー、それを起こす物質が仮性アレルゲンと呼ばれます。

子どもの頃の私は、このような物質を野性の勘で退けていたのではないかと思うのです
嫌いなモノを克服する度に、何かしら症状を出してきたからです。

これ、はたしてこじつけでしょうか……?
対照的に子どもの頃から好き嫌いを言わず、良い子に野菜を食べていた兄はどうだったかというと・・・
がっつり小児喘息でした。

全ての好き嫌いがそうではないでしょう。
お子さんが好きだからといってチョコレートばかり食べさせていたら、コーラばかり飲ませていたら、それは確かに良くはありません。
そういう化学物質や砂糖だらけの食品以外で、
「身体に良い」と言われているもの、栄養たっぷり、良い自然の化学物質(ポリフェノールやらリコピンやら)たっぷりの野菜をお子さんが食べない場合、それは「アレルギーがあるのかもしれない・・・」と疑ってみても良いのかもしれません。
アレルギー検査(血液検査)も大いに参考になります。

※アレルギー検査にはView39MAST48があります。
違いはこちらに詳細が 載ってます。トマトが有るのはMAST48,ラテックスやゴキブリ・ガがあるのはView39ですね(^^)
 
今回の記事を書こうと思ったのは、私以外でも子どもの頃トマトを食べられなかった方が、あまりにも多かったからなのです。
まぁ昭和50年代までのトマトは足かに今ほどうまくなかったし。
そのような方は大抵今ではトマトが好きになっています。
そしてその殆どの人は花粉の時期に苦しい思いをしている人でした。
そしてそして、そういう人は十中八九トマトやリコピンに反応していました😅
ナカマガイパーーイ🍅(*^-^)/\(*^-^*)/\(^-^*)🍅
 
トマトが美味しく品種改良されたツケは、体調の不具合に回ってきているのかもしれません。
 
ちなみに佐藤先生は大人になった今でも🍅を食べません。
これが正解なんだろうなぁ、と思わずにはいられないのでした。
そして斉藤先生は子供のころ、ひどい電車酔いに対応するために食べさせられた梅干しが大っ嫌いだったそうです。
(でも梅酒の梅は大好きなお子ちゃまだったようですけどね・・・(^^;))
 

🍆結論

  • 子どもが食べない物は無理に食べさせない(隠れアレルギーかも)
  • 大人になった今でも、子どもの頃に食べられなかった物に注意せよ(特に花粉や黄砂等の体への負担が大きい季節)
  • ナス科は特に注意しよう
うん、これに尽きるね♪
桐井 記

※参考記事:花粉?黄砂?カビ?それとも・・・ - 生活管理・日用品ブログ

 



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「ビタミンD」+「フェリチン」 参考サイトの追加、そしてついでにひとり言

2023-03-28 | 体調管理

先日、冬季∼春にかけて、不足・欠乏症が多くなるビタミンDに関する記事を載せました。

「最高の栄養」の著者である満尾正医師の「満尾クリニック」のウェブサイト「ビタミンD情報」が載っています。
様々な症状にビタミンDが関与していること示唆する海外論文・データなどを、簡潔に挙げていますので、どなたにもわかりやすいと思います。もう本を読まれた方も、まだ本を読まれてないという方も、ぜひすべての記事に目を通しておいてください。

そして、ぜひお近くでビタミンDの血中濃度である「カルシジオール=(25(OH)D」そして「フェリチン」を測れる病院を探しておきましょう。

アレルギー除去をしても、栄養素を必要量摂れていなければ意味がありませんので、当然結果に繋がりません。
アレルギー除去していれば内臓に負担をかけるほど「メガ量」の継続は必要ありません
が、ガソリンが入っていなければ車が動かないのは当然ですよね。もちろんガソリンは満タンでも、パンクしていたらちっとも進みませんから、パンク箇所を見つけて修理(アレルギー除去)する必要があります。

貧血・酸欠・代謝に関わる「フェリチン」は、鉄関連項目に対するアレルギー除去をしたのち、赤身肉を食べたり、アレルギーのない鉄サプリを使うことで採血のフェリチン値はすぐに改善する方がほとんどです。しかし鉄サプリは、それ自体にアレルギーがあったり、長期間摂りすぎれば、慢性炎症を起こしますから、フェリチンの数値が150を超えるなら、鉄サプリを減量・一旦中止とします。お通じの色で鉄の過剰を観ることもできますが、鉄サプリを摂っている人は、「最低年1回はフェリチン値を確認」しておきましょう。

その一方で、骨粗鬆・酸性体質対策として、関連項目のアレルギー除去をしてから、タンパク+カルシウム+ビタミンD3+ビタミン2(MK7)+トレースミネラルを摂っていて、骨密度検査(レントゲン)は正常でも、血中カルシジオールは不足という状況がほとんどです。

それは鉄やフェリチンよりも、ビタミンD3やカルシジオールに対するアレルギー性のほうが「しつこい」からと考えられます。
アレルギー除去をして大丈夫と思っていても、しばらくすると戻っていることがあります。

震度1なら問題ないけど、震度5なら不具合が生じる、といった「家の耐震性」と同じです。
少量のビタミンDの補給なら、身体には問題ないけど、何万単位といった大量のビタミンDを使い続けることで、身体機能がぶれ、隠れていたアレルギー性が出てくることもあるため、繰り返しアレルギー性の再燃に対する確認が必要だということです。

その場合は、使いながらアレルギー除去を繰り返し、より完璧に除去できるよう進めていくしかありません。
そして40~80ng/ ml以上と言われるカルシジオール《25(OH)D》の安全域に安定維持することができるよう、「ビタミンD関連のアレルギー除去⇔サプリ補給・食生活⇔血中カルシジオール採血」生まれる前(母親・父親の健康管理)からできていれば、ほとんどの健康問題を回避できる可能性があると思っていますので、どなたにもすぐに動いてほしいのです。

私も静岡市内で、「フェリチン」「カルシジオール」を測ってくれるクリニックを探すために、何か所か連絡し、実際に行かせてもらっています。私が筋力検査だけで「足りない」と言ってもインパクトないから、行動に繋がらないんです。数字をもってどんなに足りないか、悪い点数かを見なければ、今の現実を見てドキッとしなければ、人間という生き物は行動に移しませんからね。

行動経済学の例えでよく使われるのと似てますね。
①今1万円もらえるのと、➁2年後10万円もらえるのとでは、ほとんどの人が①を選ぶのです。

行動経済学から考えると、人間にとって大事なのは、「将来」ではなく「今」なんです。
今ある腰痛に対して整体・マッサージはしても、NAETで原因を取り除くための体質改善をしない人の行動と同じなのですが、生涯のお得度は断然②(後者)なんですよ。そして「お得」で考えるのは、もちろん女性脳ですね。

話がそれたので戻しますと、地域によっては、まったく栄養系の採血に理解のない所ばかりで採血先が見つからない、という方もいます。

一応参考までに、栄養学的な採血・評価をしてくれるグループのクリニックリスト4つを以下に挙げておきます。
同じものもあるのかもしれませんが、私が検索に使っているサイトです。

オーソモレキュラー医学会
オーソモレキュラー栄養医学研究所
臨床分子栄養医学研究会
藤川徳美医師のブログ(フェリチン採血をしてくれる医療機関)

上記リストで探せなかった人は、地元のクリニックに電話して直接確認してみてください。
熊本大学病院にある検査カフェは、以前にも紹介しましたが、いいアイデア・コンセプトですよね。


フェリチン・カルシジオールといった「有益な採血項目」が保険適用であれば、誰もが気軽に手軽に値を知ることができ、それに基づいて行動できるのですから。こういうところが民間施設で各県に何か所かずつでもあったら、それだけでも疾病罹患患者を減らし、医療費削減・少子化対策に十分なり得ますよね。

年々医療費は減ることなく、増え続けています。
2021年度の医療費は44.2兆円。新型コロナのこともありますが、これが少ないとは決して言えませんし、それはやはり国民一人一人の行動によってこれだけの税金が「医療」に使われているのです。

無駄なく、確実な結果に繋がる医療だけを残していけば、余ったお金で最も大事な「教育」(=将来への国としての投資)、そして衣食住にもっと余裕が出てくるでしょう。それは国民一人一人のQOL(人生の質)を高めるために重要なことじゃないかしら、と思っています。

みんな平等にこの地球に、この国に生まれてきたのですから。

斉藤 記

 

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ビタミンDは《縁の下の力持ち》

2023-03-21 | 体調管理

今年は例年より早く、3月初めからヒノキが始まり、初めのうちはそんなに反応している人はいなかったのですが、先週あたりから「花粉のキャパオーバー」によって、スギよりもヒノキに反応している人が増えてます。

毎月の注意点にも挙げたように、スギ・ヒノキは「トマト」と交差しますから、花粉症状に限らず、この時期不快症状のある人は、まずトマトを控えてみて変化があるかどうか、試してみましょう。トマト自体にアレルギーがあれば、食べていても・いなくてもスギ・ヒノキ花粉を吸い込めばアレルギー反応は出ますが、花粉は避けられないので、やはりトマトを食べていないほうが影響を抑えることができます。

またシラカバ科(1~6月)・イネ科(5~10月)・キク科(8~11月)に共通して交差するのが「セロリ」です。
ほぼ食べないという人でもアレルギーがあれば、脳が花粉とセロリを勘違いして反応してしまいますので、対応花粉時期(1~11月=ほぼ一年中)には何かしらの問題が起こっています。

そして「花粉症にはビタミンDが効く」という話を聞いたことはないでしょうか?
Dも効くじゃなくて、「Dが効く」と言えるだけの証拠は、様々な書籍が出ていることからもわかるでしょう。
もちろん、「ビタミンDにアレルギーがない人は」という前書きが必要だと思いますが。。。

ビタミンDカルシウムやビタミンK、そしてタンパク質と共に骨折・骨粗鬆・くる病(小児)・骨軟化症(大人)・フレイル・イタイイタイ病に関係することは知られていますが、酸性体質、慢性炎症性疾患、各種抗原抗体・免疫反応にも関与しています。

その他、ビタミンDの受容体は以下に挙げるようにほぼ全身の器官・細胞にありますから、「すべての臓器がビタミンDを必要としている」という事になります。

脳、神経、心筋、肝臓、脾臓、肺、腎臓、副腎、胃、大腸、小腸、膵臓、甲状腺、副甲状腺、前立腺、卵巣、子宮、睾丸、副睾丸、乳房、耳下腺、胎盤、胸腺、筋肉、骨、骨髄、軟骨、皮膚、脂肪、網膜、下垂体、毛のう、血管、リンパ球、骨芽細胞など (「ビタミンDは長寿ホルモン」斎藤嘉美著より)

骨粗鬆はもちろんのこと、アレルギーを含む各種疾患に「ビタミンD不足」は関与する、とも言いかえることができるでしょう。
ビタミンDが足りないと粘膜という免疫最前線の機能低下により、必要なものが取り込まれず、不必要なものが取り込まれ、不要なものが排出できないという状況になり、その結果、様々な病態に繋がっていきます。

 

ビタミンDは、①食事から摂る、➁紫外線を浴びる(日光浴・日焼けサロン)、③サプリメントを摂ることで補給できます。

しかし冬季は太陽が弱く、その上近年は「ステイホーム」が習慣になっていたため、②からの恩恵は普通の生活ではあまり得られていません。
さらに美容目的で積極的に肌を隠している人、日焼け止めをしっかり塗っている人は、確実に「骨粗鬆・骨軟化症・フレイル予備軍」ですから、食事とサプリメントでしっかり補給しておく必要があります。

ビタミンDを含む食材魚・魚卵・卵黄・紫外線照射でつくられた干しシイタケ・きくらげ、そして昔懐かしの肝油ドロップなどがあります。
大人の肝油ドロップというものもあるようなので、昔の幼稚園みたいに、老人ホームやデイサービス施設で食べさせたらいいですよね。誤嚥が心配な人や乳幼児なら、ビタミンD3には液体のサプリもあります。

ビタミンDのサプリメントは、こちらで使っているのは、ビタミンD3(5000IU)です。
ビタミンD3はビタミンK2(MK7)と一緒に使う必要がありますが、日本人は納豆・海草を食べる人も多いので、ビタミンK2の補給は食生活次第だと思います。

しかし、生理出血が多い・長引く人、鼻血・眼球出血・痔出血・血尿・下血がある人といった具合に、出血が関わる症状が何かしらあるなら、今および将来の病理対策・予防にビタミンD3とビタミンK2(MK7)のサプリは必ずセットで使っておいた方がよいでしょう。(もちろんひどい症状がつづくなら、放置せず専門医に罹り、きちんと病理の有無を確認してください。)

またビタミンDを摂りすぎると、ビタミンAが足りなくなることもあるので、目の症状(ドライアイ・よるものが見えにくいなど)があればビタミンDを減らしたり、ビタミンAやβカロテンを補給してみるのも手です。

そして大事な事は、肉・穀物・野菜類にはほぼビタミンDが含まれていない、ということです。
肉食が増えている近現代において、中高生の血中ビタミンD濃度が低い理由として、食生活における魚離れが進んでいることも、その一因と考えられます。

アレルギー疾患の増加、がんの弱年齢化、自殺者・発達障害の診断・不登校の増加、不妊症・不育症の増加といった「本来ならどんな生活をしていても、《寝れば治る》はずの10~30代」に起きている心身の健康リスクは、日本の将来を考えるうえでも重要課題です。


そしてこれらの全ての問題にまず土台としてのビタミンD不足・欠乏が大きく関与しているのは明らかですから、国を挙げての早急な対応が望まれます。しかし、新型コロナやオリンピックのように国がすぐに動くのは「特定の企業・団体に利権が発生する場合だけ」ですよね。
だからこそ国や他人を当てにせず、自分と自分の家族はまず自分で守るという姿勢は不可欠です。もちろん政治が先導してくれたら嬉しいですので、この人はという信用・信頼できる政治家が皆さんの地元にもしいるなら、どうぞ働きかけてください。

 

話を戻しますと、「ビタミンDの何が問題か」というなら、まずビタミンDが足りてないという現実をひとりひとりが知らないことが問題なのです。なぜならビタミンDの血中濃度をみるには、25(OH)D(25-ヒドロキシビタミンD)という項目が欠かせないのですが、これは一般的な健康診断項目にはまだ含まれていません。

現代人に不足している3代栄養素は、《ビタミンD》《亜鉛》《マグネシウム》とよく言われますが、これらは健康診断で診てなければ足りているかどうかもわかりませんし、それらの不足による症状も、薬で対処することになります。

2019年7月から「原発性骨粗鬆症」に対して、25(OH)Dは保険適用となっていますので、高齢・女性・最近骨折したことがある…、といった方はかかりつけ医に相談して測ってもらったらいいでしょう。女性の骨粗鬆検査は自治体で補助があるところも多いと思いますので、その際に一緒に調べてもらえるといいですね。(静岡市は30歳以上の女性は500円です)

保険適用外で自費診療でないと測れない採血項目は、ほとんどの人は知りませんから測りません。保険適用のある骨代謝関連検査項目として1,25-水酸化ビタミンD3・カルシウム・リン・副甲状腺ホルモン(PTH)・骨型アルカリフォスファターゼなどがありますが、この項目だけでは、病態を的確に判断できないのです。

ビタミンDは脂溶性ビタミンですから、多すぎも少なすぎもいけませんので、臨床的には、【25(OH)D 50~80ng/ml】が望ましいとされています。測ったことがない、という方はぜひ他のミネラル成分などと共に検査してみてください。

25(OH)Dを全世代に対して保険適用とし、かつ健康診断の必須項目とできたなら、将来国を背負う子供たちのビタミンD不足・欠乏を生まれる前(妊産婦の不足)から解決できていれば、少子化対策にも、そして医療費や休職による個人及び社会的損害の大幅削減に繋がる大きな武器となるでしょう。
でもこれは政治の力でないと変えられませんね。。。産科医や助産師さんたちにも、もっと頑張ってもらいたいところです。

骨粗鬆・骨軟化症に対しては、病院で活性型ビタミンDの薬が処方されます。
アレルギーの観点からいえば、ビタミンDサプリメントも処方薬も、「それ自体にアレルギーがないこと」を確認しましょう。
初めはなくても、使っている中でアレルギー性が出てくることはよくありますから、数か月毎には確認が必要でしょう。
そしてアレルギーが出てくれば、効果は落ちますし、逆効果になることもあるので、必ずアレルギー除去を優先しましょう。

自分と家族を守るためにも、以下のようなビタミンDに関する書籍を読み、正しい知識を身につけておきましょう。
他にもいろいろありますが、とりあえず4つ挙げておきます。

  1. ビタミンD3奇跡シリーズ Jeff.T.Bowrel 著(洋書と同じ向きに印刷されているので、初めはちょっと読みにくいかも)
  2. ビタミンDは長寿ホルモン 斎藤嘉美著
  3. 最高の栄養 満尾正著
  4. 病気を遠ざける1日1回日光浴! 斎藤糧三著

静岡市のクリニックサイトから

どんなことでも、情報を取り入れて、自分の頭で十分咀嚼して、納得できるものを飲み込み、それを自分の体で試す(消化)ことが一番大事ですよ。全員に共通の正解なんてないのですから、自分の正解は人任せにせず自分で探していきましょう。それが、「反省しても、後悔しない」自分を大事にする生き方です。

斉藤 記



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ゲーム機、電磁波対策しよう

2023-03-14 | 電磁波関係

ゲーム機の電磁波対策、できてますか

最近の主流のゲーム機は何か、全然わからなくて、完全にゲームの話についていけなくなった、家庭用ゲーム機第一世代の桐井です。
(第1世代:ファミコンやメガドラ世代。ドラクエのセーブには「ふっかつのじゅもん」をノートに書き写してた世代であり、これが何のことか分かる人たちのこと😅)
患者さん(お子さんたち)とゲームの話をさせてもらうことがよくありますが、おそらく現在多くの子どもたちがプレイしているのはNintendoSwitchだと思います。

対してPS4,PS5は大人が喜びそうなラインナップとなってきて、ゲーム年齢の住分けがはっきりしてきました。
大人はいいのです。すべて対策は自己責任でできるし、行動も考える力もあるので。
子どもたちは自分から
「ゲーム機周りの電磁波大丈夫かな」
「無線LANの電波大丈夫かな」
「充電しながら使わないようにしよう」

なんて、絶対に思わないし対策するわけがないです。
ゲームの電磁波対策は大人の、親御さんの責任です

やってみよう、ゲーム機周辺の電磁波対策

PS4や5の対策は、有線LANにつなぐ・プラグインアースをつけるだけでOKです

NintendoSwitchは要対策です。
電波(Wi-Fiによる高周波)と、充電することによる高い電場、本体を直接触る(距離0)ことによる高い磁場
電場・磁場・電波ALLブッブー!!(←NG❌と言いたいらしい)

「まあ大変!!うちの子にSwitchなんか触らせないわっ!!」
などとは決して思わないでください。
全てを取り上げるのは得策ではありません(ゲーム好きだった立場から言ってます😅)

要するに

  1. 電磁波対策をできる限りし
  2. 時間を親子できちんと決めて
  3. 20分プレイしたら20分遠く(時間は各家庭で話して決めてください)を見るなど、視線を移動させる

などして対策して遊ぶ分には良いのだと思います。
【例】桐井は道をずーっと歩くとき、ポケモンGo!感覚で野鳥を探しています。遠くを見られるし(ド近眼ですが)一石二鳥!人によっては星・花・木・虫・作物・石・地形・建築物など、色々ありますよね😊

つまり、30分ゲームをプレイしたら30分野鳥(や他の好きな自然物等)を探せゲームもしてみるとかね😅

Nintendo Switchの対策

  • プラグインアースをドックのUSBポートにつなぐ
    プラグインアースさえつければ、たとえ充電中(ドッグにつなぐ)でも大丈夫です。

家の電磁波対策はとにかく「身体電圧を測りながら」が原則です。
マルチメーター必須です♪
 ▼こちらのほうが安価です!! ※デジタルマルチメーターは、自分で「もっと安いのもあるから買ってしまおう」と思うことも多々あると思いますが、使い方が違ったり必要な部品がなかったりしますので、こちらでおすすめのものをご購入ください。
桐井 記
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ホットカーペットのご注意

2023-03-10 | 電磁波関係

ホットカーペットは、電磁波的にあまりおすすめではない
ということを、ちまたの噂でよく聞きますよね。初耳の方もいらっしゃるかもですが…

これには根拠があって、その理由としては以下の通り

  1. 身体との距離が一番近いため、高い磁場の影響を受ける
  2. 電場も高く、スイッチをOFFにしただけでは、何ボルトもの電圧が身体に流れ続けてしまう


 詳しく知りたい方は以下の動画(電磁波対策専門家)を参考にどうぞ
  電気マットの電磁波を測ってみた!
ではどうすればよいのか?下の動画参照!

この対策として、増田カイロのスタッフ全員が患者さんに向けて言いたいことをそのまま動画にしていただいたような、ぴったりの動画がありましたので是非紹介させてください
電磁波対策専門家 ざわおじさんの動画です。チャンネル登録おすすめ

アースコットンやアースリネンなどの導電繊維入りの製品を使って対策できるのは
電場のみです
とはいうものの、今持っているホットカーペットがなかなか壊れないし、そんなにすぐに買い替えられない

そりゃそうです!
私が同じ立場でもすぐに買い替えられません(^^;
ですから、この対策にもうひとつ追加させてください⬇
使わないときと寝る前には、必ずコンセントを抜く
これさえ守っていただければ、それでもマイナス効果は最小限になると思います。

桐井 記



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今年の「推し」は車用アーシング

2023-03-08 | 電磁波関係

私の「今年の推し」として、リラクリフェの車用アーシングを紹介しました。

車に関わるトラブルはいろいろあると思いますが、すべてに関与してくるのが、「プラス帯電」です。
眠くなる、腰が痛い、肩がこる、よく見えない、まぶしい、足が痛い・ムズムズする、頭が痛い、めまいがする、かゆくなる、乗り物酔い、パニックを起こす、イライラする、急にかっとなる、運転がざつ・へた・・・など、何かしら思い当たる人は少なくないんじゃないかと思います。

これらの症状が車用アーシングをすることで解決・減少するなら、ぜひ使ってみたいと思いますよね。
自覚症状の変化、または運転の操作性向上など、本当にアーシングの効果を実感できますから、まだ使っていない方はぜひ車生活に取り入れてください。
シガーソケットを複数使う人は分岐するものも併用してください。

アーシングですから、ぜひ車に乗っている状態での変化を数値化したい!と思っていましたが、室内での電場測定と同じようには簡単にできない(直流だから←すでに???でしょ)のでというところで、すでにYoutubeにアップされている動画を紹介してもらいました。

参考にはなるかなと思います。
↓↓↓↓

(1) アーシングカーシートマット【電圧測定】Golf編 - YouTube


(1) 人が車でアーシングすると燃費が良くなるのか?アーシングカーシートマット【燃費検証 第一弾】 - YouTube


また1年前の動画ですが、自動車の空気抵抗と静電気帯電に関してはわかりやすいかなと思ったので、興味のある方はご覧ください。
車の作動性・性能・燃費が良くなること、そして中にいる人の快適度が上がることの双方が大事ですね。
新型クラウンだけじゃなくて、カローラやプリウスもこの導電性シートが標準装備になっているようですね。
↓↓↓↓

走りが良くなる魔法のシート


車に導電性アルミテープを張ることで、静電気帯電を軽減させる方法もYoutubeなどで紹介されてますが、①カットしたアルミテープをあちこち貼るのが面倒、②人体への恩恵は車用アーシングより少なそう、ということで、トヨタの標準装備車以外の車に乗っている人全員に、車用アーシングは絶対お勧めです。

自分と他人の命を守ることに繋がりますからね。
これを読んで「そうだ」と思ったら、周りの人みんなにぜひともお勧めください、お願いします。

さあ、明日は院長連れてどこに行こうかな?

斉藤 記



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2023年3月 季節の注意点

2023-03-04 | 体調管理

2023年3月季節の注意点をアップしました。
 ⬇ダウンロードしてご覧ください
https://lhx13.linkclub.jp/chiromasuda.com/2023_03_season.pdf

花粉の季節です!
さて問題(`・ω・´)
このスギ・ヒノキ花粉の時に控える食べ物とは何でしょうか?
そしてなぜでしょうか?
※ヒント:一般的にはこれが赤くなると医者が青くなると言われている
増田カイロに通っている方々なら、わりとスムーズに答えられますね😊


桐井 記



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花粉?黄砂?カビ?それとも・・・

2023-03-01 | 体調管理

いつもクリニックの一番奥にいる私も、そしてスタッフ控え室に軟禁状態の増田院長も、たまには外に出かけて、太陽を浴びておくことも大事だと思い、満開の河津桜並木(美和桜)に行ってきました。ベビーカーも見かけましたが、石がゴロゴロした土手を車いすで行くのはかなり大変でして、舗装した道がとてもありがたく感じました。こういう時に、いつも電動車いすだったら…と思います。それから手塚治虫の美男美女展(藤枝)と瀬戸谷温泉ゆらくにも行ってきました。
なかなか休日でも遠出できる日は少ないので、ご褒美=脳への刺激になったんじゃないかなと思います。

どんどん暖かくなることはうれしいのですが、花粉症の方には嫌な季節がやってきましたね。
最近は天気予報でも花粉情報が伝えられますから、毎日のように「多い」「とても多い」と繰り返されるのは、花粉症の人にとっては気が重いことでしょう。

ただこの時期はいろいろな引き金が重なっているため、花粉症じゃない人も花粉症だと思い込んでいる人も少なくありません
一番多いのは、耳鼻科で抗ヒスタミン薬(ヒスタミンH1受容体を抑える薬)を処方してもらっているのに、「効いてない」という人ですね。
花粉症なら抗ヒスタミン薬が絶対に効きますから、「抗ヒスタミン薬が効かない=花粉症じゃない」と思って間違いないです。もちろん中には、処方された薬が自分に合っていない(アレルギーがある、もしくは必要度の低い薬が処方された)という人もいるでしょう。

それ以外に見分ける方法は、①採血検査・毛髪ミネラル検査、➁筋力検査、③薬・食材を使ったチャレンジ検査があります。
当院ではもっぱら②で判定しています。
採血では調べられない項目もあるし、また採血結果が真の問題をマスキングしていることもあるため、あくまでも採血はアレルギー判定の「参考」という認識です。

とはいえ、数値の変化は施術の結果を評価・検証するのに役立ちますので、IgE(トータルIgE、RAST;個別項目に対する検査)やIgG検査をしたことのない人は一度受けておくことを勧めます。なぜなら、これらのデータに異常があれば、そこから現在の健康問題対策と将来の病気予防に繋げられるからです。

IgGはアレルゲンを2~3ヶ月避けることでデータが改善するので「摂りすぎない」「使いすぎない」ことが一般的な対策となりますが、IgEはアレルギー除去や何らかの対処をしない限り、制限しただけでは下がりませんので「極力取り込まない」ことが一般的な対策です。

IgE検査はアレルギー疾患を扱うアレルギー科・耳鼻科・眼科・皮膚科などで対応できますが、予め取り扱いがあるかを確認してから受診しましょう。
私のお勧めは、一度の採血で日常生活における主要なアレルゲン(食べ物・吸うもの・触るもの)が調べられる「View39」です。
IgG検査は保険適応でないため、自費検査(アンブロシア)となります。


①採血検査
花粉・ダニ・カビに対するアレルギーの有無は、View39などの血液検査で調べることができます。(スギ・ヒノキ花粉症の人は、View39にない「トマト」は別途調べてもらいましょう。病院によって保険が使えたり使えなかったりで費用はまちまちです。)
これらによる症状にはアレルギーのない「抗ヒスタミン薬+抗ロイコトリエン薬」が有効です。

抗ヒスタミン薬は、平滑筋、血管内皮細胞、心臓、中枢神経系にある「ヒスタミンH1受容体」をブロックするものです。
何かの引き金・アレルゲンによって血液中の免疫細胞が活性化すると、マスト細胞(肥満細胞)から放出されたヒスタミンは、知覚神経末端のヒスタミンH1受容体に結合して延髄のくしゃみ中枢を刺激し、くしゃみを引き起こすとともに、鼻汁を分泌させます。 抗ヒスタミン薬がヒスタミンH1受容体に結合すると、蓋をしたようにヒスタミンが受容体に結合できなくなります。それによってヒスタミンH1受容体への刺激が遮断され、鼻炎を始めとした多くの症状は軽減・解決します。

抗ヒスタミン薬は市販もされています。個人輸入も可能です。いろいろな種類がありますが、昔からあって、かつ子供・妊婦にも使えるクラリチンで十分です。
市販されている第2世代の抗ヒスタミン薬は基本的に眠くなりにくいものですが、中にはアレルギー性によって眠くなる人もいますから、仕事・勉強・車の運転に差し支えないか、休日や帰宅後にでも一度試すことを勧めます。そこで問題なければ、必要に応じた継続使用も可能だと思われます。

抗ロイコトリエン薬は保険診療において、喘息・アレルギー疾患に対して、小児にも多く処方されています。病院に行きたくない・行けない人は、個人輸入可能です。
ヒスタミンによるアレルギー反応は数時間で消えますが、ロイコトリエンによる反応は1~2日と長期に渡りますから、抗ヒスタミン薬だけではスッキリしきらないという人は、アレルギーがなく、かつ有効度・必要度の高い高ロイコトリエン薬を選んで使えば、しっかり効いてくれるでしょう。

毛髪ミネラル検査
毛髪サンプルから、ミネラルの過不足および重金属の蓄積を調べる検査です。爪を使って、より楽にサンプルを採取できる方法もあります。
ミネラルにアレルギーがある、もしくは摂取が足りないということで、身体に十分なミネラルがなければ毛髪中にもミネラルが行き届きません。よって、毛髪中のミネラルが少ない、ということになります。
また重金属排泄に関しては、アレルギーがあれば体内に蓄積しますから排泄がされませんので、結果としては「少なくて良い」と間違った解釈がされることもあります。
ミネラルや重金属に対するアレルギー除去をすることで、重金属が体外に排泄されやすくなり、そこで初めて数字が上がってくるというケースもあります。

春・秋の花粉と共に飛来するのが黄砂であり、その主成分は重金属(メチル水銀・ヒ素・カドミウムなど)です。
また黄砂には、ウィルス・細菌といった感染源やダニ、そして空気中の各種汚染物質が一緒に混ざっています。

黄砂には、H2ブロッカー(ヒスタミンH2受容体を抑える薬)が有効です。代表的なH2ブロッカーはシメチジンやガスターです。
黄砂中の何に反応しているかによって、抗ヒスタミン薬や抗ロイコトリエン薬、もしくは消炎剤の併用も症状コントロールには必要かもしれません。
アレルギーがなく、有効度・必要度の高い薬を、必要時頓服で使えるよう、自分の体調をよくご自身で観察しておかれることが重要です。

②筋力検査(キネシオロジーテスト)
自分に合う・合わないを調べること以外に、自分の体の声を確認することができます。
花粉に反応しているのか?黄砂に反応しているのか?ダニ・カビに反応しているのか?すべてに反応しているのか?先入観なく聴けばいいだけです。

「先入観=常識」は検査結果を左右しますから、何が出てもOKのスタンスで脳および潜在意識に「何で?何で?」と聞いてくる子供のように聴くことが大事です。
また調べる人がその項目にアレルギーがあると、その答えはブレますから、正答率は下がります。そうであるがゆえに、筋力検査を使いこなすには神羅万象のエネルギーと調和している(=エネルギーの反発がない=アレルギーがない)ことが重要です。

③薬・食材を使ったチャレンジ検査
薬に関しては、使って30分以内に効果が出るか否かが重要です。
どんな薬であっても、自分にアレルギーがなく、有効度・必要度が高ければ、30分以内に結果が出ます。逆に30分以内に結果が出ない(痛みが軽くなる・かゆみが消えるなど)ものは、自分のその症状に対応するものではない、と判断できます。たった1回の使用で判断できます。1回使って効かないものは、1週間使っても効きませんから。

食べ物・飲み物・身に着けるもの、そしてもちろん薬であっても、使用前後の脈拍が1割以上変化していたら、自分に合っていない(=アレルギーがある)と判断できます
脈拍80だった人が、食事のあとの脈拍が88以上、もしくは72以下であれば、食事内容に問題があったと考えていいわけです。
それを繰り返し行い、きちんとノートにつけていけば、自分のエネルギーを下げたり乱したりする共通項が見つかるはずです。

花粉はその種類によって、果物・大豆・野菜などと「交差反応」を起こします。
花粉と特定の食べ物が持つタンパクが似ていることで、どちらが来ても異物と脳・免疫系が判断し、アレルギー症状をもたらします。
スギ・ヒノキは「トマト」と交差しますから、この時期トマトやトマトジュースを口にしないほうが楽な人は、スギ・ヒノキ・トマトに関するアレルギーを調べて、除去しておく必要があります。

採血でスギ・ヒノキにアレルギーがなくても、トマトにアレルギーがあれば、春になるとスギ・ヒノキの花粉症状が現れるわけです。
大豆やバラ科果物が、ハンノキ・シラカバ花粉の時期に問題をおこすこともよく知られています。

またこれらの反応は、一般的な目・鼻・のどの花粉症状に限りません
ぎっくり腰・寝違え・首肩コリ・湿疹・蕁麻疹・水疱・かゆみ・精神症状など、いろいろな形で現れます
そういえばいつもこの時期に腰痛くなっているなあ…という人は、整形外科およびマッサージ・整体に行ってもたいして変わらないはずです。
この時期に痛みが出る理由があるのですから。姿勢は1年中変わりませんから、あくまでも結果であり、姿勢が原因で腰痛・肩こりが起こるのではありませんからね。そう言われたことがある人は、きちんと原因を取り除くべきです。原因を取り除くことができていれば、薬も、施術も要らない体と心になるのですから。

日に日に暖かくなり、すでにスギだけでなく、ヒノキ花粉も飛び始めていますから、体調の変化を訴える方が多くなっているように思います。
まずは自分に合った薬を探し、何かの時にすぐ使えるよう持っておくことですね。お守りはどんなときにも役立ちます
症状を薬やサプリでコントロールしている間に、自分のエネルギーを下げている引き金と原因に対するアレルギー除去を進めておければ、年々花粉症の時期が来ても困ることはなくなっていきますよ。

また当院の基本的なスタンスとして、私は自分がしないこと・使わないものをこちらでは勧めません
粘膜を焼く治療法は、再発性が高く、かつ処置を繰り返すことによる将来のがん化も否定できないため、私の患者さんには勧めません。
それ以前にできることがたくさんありますからね。
それでも「どうしてもやりたい」という人がいれば、その決断が上手くいくためにできることをこちらでは提供します
それはどんな疾患のどんな治療法も同じです。正しいか否かではなく、「自分が後悔しない選択」がその人にとっての正解と考えるからです。

斉藤 記

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