生活管理・日用品ブログ

増田カイロの臨床における生活指導内容。NAET施術と併用して弱アルカリ体質を維持しましょう。

魔法の粉

2024-09-05 | 体調管理
前回に引き続き「化学調味料」の話。(画像は素材サイトACより)

私は高校生の頃、某持ち帰り寿司屋でバイトに明け暮れる日々でした。
最初は「いなり寿司」をマスターし、手巻き寿司をマスターし、
握り→細巻き→太巻きとレベルアップしていきます。

酢合わせは大人のパートさんたちに任せてました。
舎利(ご飯)が炊き上がると、桶に移し合わせ酢をまわしかけるのです。

一般に売られている、または安い回る寿司の舎利(ご飯)

が、この酢合わせの工程を見ていた私は、かなり衝撃を受けることとなる。
初めて見たときは衝撃が走ったのを今でも思い出します。
5リットルぐらいの調味済の酢の入れ物から、量を測って大きなボールに入れます。
そして次に白い粉を大きな計量カップですくって、またそれをボールにザバーーっと入れます。

たっぷりの白い粉と合せ酢の混ざった液体を泡立て器でガシャガシャまぜます。
炊き上がった白米にバシャーーーっとかけまわし、素早く大きいしゃもじで混ぜ合わせていきます。

白い粉は寿司の舎利に入ってて当たり前のもの

白い粉の正体はもちろん化学調味料「味の素」や「いの一番」のような、うま味調味料と言われるものです。
つまり、外で食べるお寿司またはパック寿司のなかには、大量の化学調味料が入っているということなのです。
これ、意外と知らない人がいるのです・・・。

実際家で酢合わせしてみるとわかります。
酢(できれば昆布を一晩つけておいた酢)、砂糖、塩だけで、持ち帰り寿司の舎利の味になるかどうか。

絶対になりません(๑•̀ㅁ•́๑)
圧倒的に足りない味があるのです。
それが「化学調味料=調味料(アミノ酸等)」
試しに、その「何か物足りない味の舎利」に味の素を「ぱっぱっぱー」とふりかけて混ぜ合わせ、もう一度味見してみてください。
いつもの美味しい寿司の味!!になります(^_^;)
【補足】
味の素を入れずに美味しく作るには、酢合わせの時に無化調の粉のだしを入れるのがいちばんです。ペプチドだしなら勿論美味しくできます


ネタにも化学調味料

さらに「いなり寿司」についてちょっと書きます。
これは「いなりの皮」を煮るのにも当然のように化学調味料が入っています。
ネタにもシャリにも化学調味料にまみれているのがいなり寿司。
ですので、アスリートが絶対に食べてはいけないお寿司ナンバーワンの座に輝くのは、残念ながら市販のいなり寿司・・・です。
アスリートでおいなりさんが好きな方は・・・是非手作りにしてください。

いなりずしの下ごしらえ レシピ 久保 香菜子さん|みんなのきょうの料理

久保 香菜子さんの「いなりずしの下ごしらえ」のレシピページです。いなりずしの基本となる、下ごしらえとすし飯のつくり方です。お好みの調味料で油揚げを煮て、いなりずし...

みんなのきょうの料理

 

・・・・というのも非常に大変なので、静岡県ローカルで申し訳ないのですが、知久屋のいなり寿司にしましょう😊♪
クリニックの一番近くでは、杏林堂テレビ静岡前店で買えます😊

まずは知ることから


私は遡ること15年ほど前、化学調味料の入ったものを食べると手がしびれ、頭が著しく働かなくなり、手足が熱くて気持ちが悪くなるという症状が顕著に出始めました。

NAETの施術をガンガン進めていた頃で、身体が「YES!!/NO!!」を凄く主張してくる素直な身体に変化していった頃です。
これによって自分がその時避けるものを知ることができたわけですが・・・正直ちょっと大変でした。
仕事のパフォーマンスに影響するわけですから。
しかも休日も街道歩きをしてたので、もっとパフォーマンスを求められるわけで…。
そこで私はついに「化学調味料を一旦完全に抜く!!」を決意したのです。
ええ・・・主に旧道歩きのためです、はい。

まず、何に化学調味料が入っているかを知ることから始まります。
見分け方は簡単です。買うものをクルッと裏側にひっくり返し原材料名に「調味料(アミノ酸等)」が入っていれば化学調味料入り。

困ったことに、手抜きをしたいときの全てのものに入っていました。
缶詰・スナック・おにぎり・サンドイッチ・焼きそば・お好み焼き・たこ焼きなどのすべての粉もの・カレーまたはシチューのルー・インスタント味噌汁・インスタントスープ・だしつゆ・ドレッシング・マヨネーズ・・・。
私が食事を作ることを少しでも手抜きしようとするとそこには必ず「調味料(アミノ酸等)」の文字が入ってくる。

代わりになるものを探す


このころは毎日が闘いであった。
・・・などとおおげさなことはなく、しぞーかには
自然の味そのまんまシリーズという頼れる味方があるのでした。

しずてつストアに行けば、多くが入手できます▼。
自然の味そのまんま、無添加食品、安心・安全な国産原料商品 / こだわりの味ドットコム
高価なのが難点ですが、このこだわり商品が低価格なわけないのです。
自然の味そのまんまシリーズは、かなり助かりますが
実はこのメーカーでなくても、他にも市販で入手できるものがたくさんありますので一部紹介します。

ソースはトリイソース(浜松)かブルドックソース。

マヨネーズは手作りか松田のマヨネーズ。
だしは前川テイストの十二単。

だしにプラスしたいときは妥協点としてリケンのだし。

ちゃんとしたかったらペプチドだし。

中華だしはYouki

洋風だしはマギーの無添加コンソメ

ドレッシングは自分は使わないけど、使いたいときは塩・胡椒・ひまわりオイル・リキッドレモンでかなり美味しいドレッシングになります。(当時はグレープシードオイルでやってた)

カレーはギャバンの手作りカレー粉セットかSBカレー粉。コクを出したい場合はトマトを2−3個一緒に煮込む。


シチューもホワイトシチューなら、小麦粉と牛乳と塩コショウで簡単にできます(簡単につくる秘訣は、火に掛ける前に牛乳と小麦粉は混ぜ合わせておくこと)。
だしつゆは必ず手作りすれば、麺をすすった後に飲み干しても大丈夫!!
夏の冷やし中華は、麺を買ってくれば自分でスープ作るのは簡単です。
パスタにミートソースは、トマトとひき肉(玉ねぎ)と塩コショウ、チーズがあればできます。
カルボナーラにするにしたって、卵と牛乳(牛乳すらいらないかも)、ベーコンと黒こしょう、塩でできます。
お寿司食べたいときは「すしのこ」で簡単にシャリを作る・・・という手もありますが、もうそこは無理しなくてもいいと思います。
お寿司は「たまに」食べるものだし。食べに行きましょう!美味しく!寿司職人に握ってもらいましょう!!


だいたいこれで、化学調味料を家に持ち込まないようにできます。
しかし疲れて帰宅して、それから作るのができない時・・・のお供もあります、ごあんしんください😊

パック入りの惣菜は「ヤマザキ(静岡で、ヤーマザキーの に・ま・め〜♪でお馴染み)」
商品紹介 | 株式会社ヤマザキ《総合惣菜(煮豆)メーカー》
「もう一品シリーズ」は便利に使えますが、念のため裏をクルッとしてください。

鯖缶にも入ってないのがあります
スナック菓子は「化学調味料無添加」のラベルがあるポテチ。あるいはミーノとか。

これだけ選択できるのなら十分な気がします。

食べちゃダメという記事ではない

お断りしておきますが、これらの列挙は「これにしなくてはならない」というものではなく、「控えようかな・・・」と思った方に参考になれば、を書いてます。
もちろん控えるのは良いことですが、そのために生活を複雑にしすぎるのは、もちろん考えものです。


元々はこれでよかったはず

化学調味料が使われ始めたのは、ここ50年くらい。
その前は入ってないのが普通だった。
しかし、便利で美味しい調味料が溢れている現代。
私達は化学調味料入りの食品に頼るあまり、簡単な調理の仕方もすべて忘れてしまったのではないかと思えてならないのです。


桐井 記


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