ここをキャンプ地とするっ!IV

根っこが生えてしまってからの活動記録

ちょっと日本酒でも…「南部美人 特別純米」の巻

2018-06-11 20:24:03 | 父ちゃんの酒
ある日の日本酒、岩手県二戸市の(株)南部美人が醸す「南部美人 特別純米」



フルーティーかつ、スッキリとした酸味とキレ。若干の日本酒臭さも許容範囲内。
好みの銘柄である「田酒」や「陸奥八仙」と同様に東北地方のお酒であり、そのせいかどうか味わいに共通項ありと感じます。

加えて海外でも評価されているという事で、同様の販路を持った「獺祭」や「九平次」とも通じる部分も。
どんなところが?って訊かれれば、ある種の上品さというか洗練された感じというか…(その中では最も人懐っこさを感じますけどね。)

IWC(インターナショナル ワイン チャレンジ)2017の日本酒部門にて最高賞を受賞した銘柄にもかかわらず、リーズナブルかつ入手も比較的容易というありがたいお酒。

隣町で小料理屋を営む、なんでも相談にのってくれそうな年上の"美人"お姐さんって感じですかね。



ちょっと日本酒でも…「獺祭 純米大吟醸50」の巻

2017-07-06 20:05:38 | 父ちゃんの酒
ある日の日本酒、山口県岩国市の旭酒造が醸す「獺祭 純米大吟醸50」



「今、美味しい日本酒は?」と聞けば真っ先に名前が挙がるといっても過言ではない銘柄である「獺祭」。
なかでも「純米大吟醸50」は、山田錦を50%まで磨いたフレッシュ感と綺麗な味わいが印象的。
前回呑んだ「醸し人九平次 純米大吟醸 雄町」のようにグイグイ主張してくる(言ってみれば)暴れん坊ではなく、非常に繊細で柔らかな感じがします。上品…と言っても良いな。

酒瓶もワインボトルのような独特?の形状で、上記の味わいと相まって凄く"いいお酒"を呑んでる感じが嬉しい。
ただ、開封後の時間経過で好みの味になることは無く、劣化感の方が目立ってしまう様子。早めに飲み切るのが"吉"とみました。

さて、この銘柄も「醸し人九平次」と同様に高崎駅近くのデパ地下で定価入手可能。比較的リーズナブルなこともあり訪れる多くのお客さんはこの銘柄が目当てと思われ、だから「おひとりさま二本まで」の但し書きが。

一緒に陳列されている「獺祭 磨き三割九分」や「獺祭 磨き二割三分」は、高めの価格のためか潤沢な在庫量。
で、そっちも買っちゃったんだよねー…そのお話はいずれまた。


旭酒造株式会社 HP




ちょっと日本酒でも…「醸し人 九平次」の巻

2017-06-26 10:26:44 | 父ちゃんの酒
ある日の日本酒、愛知県名古屋市の萬乗醸造が醸す「醸し人九平次 純米大吟醸 雄町」



以前にも同じ事を言いましたが、"ハマった"事柄に関しては勉強熱心な私、教材としてうってつけのモノを見つけたのです。

それは「Amazon プライムビデオ」オリジナル番組の「石ちゃんのSAKE旅」。
日本を代表する銘酒を求め、石塚英彦さんが全国の酒蔵を訪れるという番組で、銘酒リポートのみならずそれぞれの銘酒と合うお料理の紹介(石塚名人のグルメリポートだ!)などもある、初心者の私に誂えたかのような番組構成。

これを観て"片っ端"から試せばイイじゃん?と考えました。簡単簡単!と…ある意味その通りなんだけど、あくまでも入手できればって話。
でも、しっかり発見しましたよ…今回のお酒「醸し人九平次 純米大吟醸 雄町」、さてそのお味は…

(主に)岡山県の「雄町」というお米を使用したお酒は、酒瓶の解説通り柑橘系の香りが印象的。味わい強めかつキリッとした酸味のキレ?は白ワインの雰囲気があります。(そっちのお酒も詳しくないんだけどさー)
だからなのか様々なタイプの料理と合わせやすく、濃いめの味にも負けない頑張り屋さん。「SAKE旅」では焼肉と合わせてたけど、意外とイケちゃうのかもしれないな。

でも今回ベストマッチだったのは、ちょっと奮発したマグロ中トロとの組み合わせ。
魚介と日本酒の組み合わせが合うのはイメージ通りだけど、実際やってみると驚きのマッチング。口中の中トロの脂をスッと洗う九平次…至福の組み合わせ。結局魚介なのかしらねぇ?

ちなみに、開封後しばらくしてからの方が角が取れて?私好みの味になってきます。この点でも「陸奥八仙 赤ラベル 特別純米 生原酒」とは全然違いますよね。

今回のお酒には、同じようなラベルで山田錦を使用したものもあり、こうなったら飲み比べをしてみたいものです。
ワインに負けない日本酒がテーマという「醸し人 九平次」、面白いお酒でした。

さて、この銘柄は高崎駅近くのデパ地下で定価入手可能。訪れる多くのお客さんは、一緒に陳列してある別の有名銘柄をお買い求めになるようで、比較的競争率は低いと思われます。実はそっちも入手しちゃったんだよね…しかも二種類。まあ、その話はいずれまた。


醸し人九平次 HP