光と影の軌跡Ⅱ

つれづれなるおじさんの写真日記

妙に懐いている野鳥たち-よちよち歩きの子供から餌を貰う

2023年03月08日 | 日記

  約半月ぶりに袖ヶ浦公園の野鳥を見に行きました。2/27(月)午後1時頃の事です。この日は風もなく気温も高かったので、冬鳥がいる遊漁池には家族ずれが何組も来ていました。中でもよちよち歩きの子供が、自動販売機で購入した餌をあげている姿が可愛らしかったです。

 子供が餌をあげていたのはオナガガモのオスですが、鳥も気を使って餌を貰いながら子供の遊び相手をしていたように見えました。そういえば何時もオナガガモはメスが餌を貰いに来るのですが、今日は珍しくオスでした。子供のお母さんもお礼を鳥に言いながら、餌をあげていました。ほんとかな?

  ツレも餌を買ってきて野鳥にあげていました。ただ餌自販機の餌は四角い最中の中に鳥の餌が入っており、最初は最中も食べていましたが、その内飽きて来て中の餌しか食べなくなりました。贅沢です。家のネコも同じ餌ばかりあげていると、他の高級なものを要求してきます。似たようなものでしょうか。コガモのメスが私の方を見て餌をくれよと睨んでいました。


ぶらっと松戸

2023年03月06日 | 日記

 2/27(月)マイナンバーカードの申請で松戸駅近くまで行ったので、駅周辺を散策してきました。ただ持って行ったカメラが古いコンデジ(コンパクトデジカメ)なので、少しくすんだ色になってしまったのが残念です。

 トップの写真は3連アーチ構造の煉瓦造水門のめがね橋、小山樋門(こやまひもん)です。市内を流れる坂川に架けられ、明治31年(1898年)に建築された逆流防止水門です。その下の写真は坂川沿いに咲いていた河津桜、もう満開です。さらに、河津桜まつりが3/5~6日行われるようです。

 松戸駅西口を降りて直進し150m位進むと、旧国道6号線水戸街道との交差点です。それを左に曲がります。すると近代的なビルの間に旧い建物や歴史ある店舗が見られます。

 そして坂川の手前の宝光院入り口には、立派な柱が立ち千葉周作修行の地と書かれています。ここは坂本龍馬たちを育てた剣豪千葉周作が若かりし頃修行した浅利道場があった場所。奥には周作の父の墓所もあります。

 そして坂川に架かる春雨橋です。鉄道松戸駅は明治29年に開通しましたが、当時、松戸宿の中心はこの春雨橋付近でした。

 春雨橋を渡ってすぐにある、大きくて立派な木造建築。横は煉瓦造り、中には鳥居もあって不思議な建物でした。

 春雨橋を渡って旧水戸街道を進むと、レトロな建物が目につきます。2階建ての様ですが3階建てにも見える元木屋文具店。そして左隣の近江屋呉服店。ここは端切れも置いている老舗の呉服屋さん。

 葛飾屋製パン店、看板がレトロですね。昭和26年(1951年)創業で、松戸で1軒だけ学校給食パンを製造するお店。注文すると松戸出身の宇宙飛行士山口直子さんと宇宙を旅した「白宇宙カボチャ」を使用した「宇宙カボチャパン(税込み130円)」が購入できます。

 レトロな建物と言うより廃屋と思える店もあります。茶色い建物はマチ生花店。ただ店は移転して東口で営業中の様です。ネットで見ると創業1935年(昭和10年)との事です。かなり歩いたので松戸駅に戻り休憩して帰宅しました。


木更津の風物詩-旧安西家住宅のひな祭り

2023年03月03日 | 日記

  2/25(土)ツレと太田山の旧安西家住宅で恒例のひな飾りが展示されていると言うので行って来ました。この日は小雨の降る寒い日でしたが、木更津市指定文化財の旧安西家住宅には、段飾りの雛人形が3組飾られていました。(2/15から3/5まで)

  安西家は、旧草敷村の村役人を務めた農家。草敷村にあつた安西家住宅を太田山公園内に移築復元した物で、江戸時代中期(18世紀)の建築と言われています。構造は間口13間、奥行き5間の寄棟造りの茅葺で、上総地方最大級の農家です。ひな飾りの見学は土間の方から入ります。

 ひな祭りは3月3日の上巳の節句(じょうしのせっく)に行われる行事。江戸時代までは旧暦の3月3日(現在の4月頃)に行われていました。しかし明治の改暦以降は新暦の3月3日に行われ、子供が野遊びで「草花びな」を作ったり、弁当や野外料理を食べたりする風習が基になっているようです。現代では女の子の健やかな成長を祈る節句になっています。

  安西家住宅の24畳もある広間に3つのひな飾りが飾られています。広間は黒光りがするほど磨き込まれ、ひな飾りの姿が写り込んで風情があります。

 何時もはひな飾りは2組なのに、今年は3組も置かれて見応えがあります。また広間の上がり口に生け花が飾られとても綺麗。外に出ると庭に植えられた梅が咲き始めていました。毎年ひな祭りの頃は、満開に近いのに今年は1~2分咲です。気温が低いせいでしょうか。


木更津市郊外の野鳥たち-メジロとヒヨドリがやって来た!

2023年03月01日 | 日記

 

 2/17(金)少し昼を過ぎた12時10分頃の事でした。庭に置いたミカンを小さな野鳥が食べに来ていました。今までは余り自宅の庭では見なかった野鳥が、寒さ厳しい折餌を求めて庭に来るようになりました。メジロです。メジロはスズメより小さく図鑑によると体長は12㎝位との由。

   最初はメジロは1羽でしたが、飛び立ち数分後にもう1羽を連れてミカンを食べにきました。

 目の周りのアイリングが可愛いですね。このアイリングが和名の由来になっているそうです。またよく似たウグイスもメジロと共に春を告げる鳥ですが、警戒心が強く滅多に姿を見せません。餌も虫や木の実を食べ、メジロは花蜜を好み庭木や街路樹の花蜜を巡って生活しています。

 ヒヨドリもミカンに寄ってよく食べています。先にメジロがミカンを食べていても、追っ払ってしまいミカンを独占しています。

  ヒヨドリは柑橘系の果物が大好物、ミカン類を置いておくと直ぐに飛んできます。全長が27.5㎝もあるので、メジロやスズメでは相手にならないのです。

 ヒヨドリはヒーヨ!ヒーヨ!と鳴いていますが、この鳴き声が和名の由来とする説があります。また日本ではどこでも見られるのですが、ヒヨドリは日本とその周辺にしか生息していません。外国では珍しい鳥として珍重されています。