光と影の軌跡Ⅱ

つれづれなるおじさんの写真日記

ぶらっと松戸

2023年03月06日 | 日記

 2/27(月)マイナンバーカードの申請で松戸駅近くまで行ったので、駅周辺を散策してきました。ただ持って行ったカメラが古いコンデジ(コンパクトデジカメ)なので、少しくすんだ色になってしまったのが残念です。

 トップの写真は3連アーチ構造の煉瓦造水門のめがね橋、小山樋門(こやまひもん)です。市内を流れる坂川に架けられ、明治31年(1898年)に建築された逆流防止水門です。その下の写真は坂川沿いに咲いていた河津桜、もう満開です。さらに、河津桜まつりが3/5~6日行われるようです。

 松戸駅西口を降りて直進し150m位進むと、旧国道6号線水戸街道との交差点です。それを左に曲がります。すると近代的なビルの間に旧い建物や歴史ある店舗が見られます。

 そして坂川の手前の宝光院入り口には、立派な柱が立ち千葉周作修行の地と書かれています。ここは坂本龍馬たちを育てた剣豪千葉周作が若かりし頃修行した浅利道場があった場所。奥には周作の父の墓所もあります。

 そして坂川に架かる春雨橋です。鉄道松戸駅は明治29年に開通しましたが、当時、松戸宿の中心はこの春雨橋付近でした。

 春雨橋を渡ってすぐにある、大きくて立派な木造建築。横は煉瓦造り、中には鳥居もあって不思議な建物でした。

 春雨橋を渡って旧水戸街道を進むと、レトロな建物が目につきます。2階建ての様ですが3階建てにも見える元木屋文具店。そして左隣の近江屋呉服店。ここは端切れも置いている老舗の呉服屋さん。

 葛飾屋製パン店、看板がレトロですね。昭和26年(1951年)創業で、松戸で1軒だけ学校給食パンを製造するお店。注文すると松戸出身の宇宙飛行士山口直子さんと宇宙を旅した「白宇宙カボチャ」を使用した「宇宙カボチャパン(税込み130円)」が購入できます。

 レトロな建物と言うより廃屋と思える店もあります。茶色い建物はマチ生花店。ただ店は移転して東口で営業中の様です。ネットで見ると創業1935年(昭和10年)との事です。かなり歩いたので松戸駅に戻り休憩して帰宅しました。