光と影の軌跡Ⅱ

つれづれなるおじさんの写真日記

奧房総・久留里の新酒まつり②

2023年03月15日 | 日記

 みゆき通りを抜けて久留里街道に向かいました。みゆき通りは長さ約50m位の短くて細い路地です。以前は商店街だったようですが、今では喜楽飯店と黒モジの展示と体験場の2軒しか営業していません。この日喜楽飯店は休業中ですが黒モジの体験場は大人気、沢山の人が来て上総楊枝を作っていました。

 みゆき通りの突き当りが国道410号線久留里街道です。道路を隔てた反対側は木村屋金物店。日曜日なので休業していましたが、創業弘化弐年(1846年)建物は明治元年(1868年)に建築された久留里を代表する店舗です。

 右隣のかなぐやでは、甲冑を付けて記念写真を撮るサービスが無料で行われていました。早速通りがかりの3人組が、嬉しそうに写真撮影に興じていました。何故か甲冑を付けていたのは女性のようです。

 銀行の入り口にはひな人形と立派な甲冑が展示されていました。

 久留里交差点側は昭和レトロなカキ氷と野菜販売の店「まちなみ」。ここでは古いカキ氷機に囲まれたおひな様を撮影。ついでに新鮮野菜も購入しました。何度かこの店には来ているので、とても親切にしてもらいました。

 いよいよ一つ目の酒元・藤平酒造です。創業・享保元年(1716年)江戸時代中期から酒造りをはじめ、年間300石(1石は約180リットル)しか生産をしない造り酒屋。作り手が3人の手造り酒蔵で、1本1本大事に生産されています。試飲の人達も沢山来ていて、専用のお猪口で銘酒を味わっていました。

 また店の前には久留里の湧水が出ており、試飲した人達もこの湧水を味わっていました。

 



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