光と影の軌跡Ⅱ

つれづれなるおじさんの写真日記

ローカル線で行く紅葉まじかの銘水の里・久留里①-久留里線乗車記

2021年11月15日 | 日記
  
  良く晴れ気温も上がった11/12(金)ツレとローカル鉄道、JR久留里線に乗り君津市久留里の町を訪問しました。銘水の里久留里は山が近いので紅葉も始まっているのではと、期待したのですが今年は気温が高く紅葉はまだ始まったばかりでした。トップの写真は久留里城に近い真勝寺境内の木々の紅葉、下は六地蔵です。





 木更津駅が始発のローカル鉄道久留里線は、ジーゼル機関車キハE-130形が主力の地方交通線。午前9時16分発の久留里行に乗車しました。この時間にしては乗客は多く、15~20人が乗っていました。





 木更津から久留里まで駅は9駅。その中で唯一駅列車交換の出来る横田駅で、上り線と下り線の車輛の交換を行いました。上り線の車輛と降りてきた乗客を撮影しましたが、窓ごしに撮っているのでガラスの反射が写り込んでいます。

          

  横田駅で乗客が降りたせいか車内は4~5人です。車窓から見える景色は、殆ど刈り入れの済んだ田んぼと久留里山系の山々だけです。そして木更津から47分で久留里駅に到着しました。



 久留里駅は大正元年(1912年)12月に千葉県営鉄道久留里線の終点駅として開業。もう109年も営業している歴史ある駅です。また久留里線では横田駅とこの久留里駅2駅しか職員が常駐していません。





  久留里駅を出て右に進むと蔵造りの久留里観光交流センター。その前が水くみ広場で、沢山の人が久留里の銘水を汲みに来ていました。さすがに銘水の里、炊飯や料理、珈琲等を入れるのに使用しているそうです。
             
        


袖ヶ浦海浜公園と木更津金田海岸のアサリ漁

2021年11月12日 | 日記
 
11/11(木)ツレが所用で東京に行くので、木更津の金田バス停まで車で送り、帰りに袖ヶ浦海浜公園を散策してきました。この日は風が強く空気も澄んでいたので、富士山が良く見えました。この公園は袖ヶ浦市の埋め立て地の南袖の先端にあり、8haの広い親水公園です。海側のプロムナードからアクアラインと富士山のコラボがとても綺麗に見えます。





 公園に至る海浜公園通りには、ワシントンヤシが一直線に植えられエキゾチックな雰囲気。千葉フォルニアと呼ばれて人気を博しています。



 また公園の中には千葉県をかたどった広場や芝生広場、ピクニック広場があります。そして公園のシンボルである高さ25mの展望台からはアクアラインや海ほたる、天気が良い日には対岸のビル群や東京スカイツリーが望めます。





 少し日にちは戻りますが、11/2(火)午前10時頃金田漁港付近を車で走っていると、漁港近くの海岸に3~4隻の小型漁船が停泊していました。数人の漁師が何か作業をしています。潮が引いており2人一組でアサリ漁の最中でした。



 調べてみると千葉県のアサリの旬は年2回あり、春と秋との由。潮干狩りの季節以外にもアサリ漁は行われ、それが私たちの食卓に上がってくるのです。


木更津駅前のレトロな町並みを行く‐与三郎通りと田面通り

2021年11月11日 | 日記

 11/7(日)ツレと木更津駅西口で行われていた路上ライブ「エンゼルアーティスト」を鑑賞した後、久しぶりに西口周辺のレトロな町並みを散策してきました。



 まず駅から港に続く富士見通りを20~30m行くと与三郎通り。この通りを右に進むと、木造平屋建ての古い建物があります。ここは「内山洋品店」、昭和10年(1935年)に建築された貴重な建築物。大戦中に落とされた焼夷弾がめり込んだ後が残っているそうです。そして与三郎通りは久留里から木更津港に続く田面通り(たもどおり)に突き当たります。

 

  この田面通りの地図が通りの店に掲示されていたのでコピーを撮りました。昭和4年に描かれた鳥瞰図にこの周辺の商店が沢山載っていたのにはビックリしました。上の写真の1階の蕎麦屋森田庵も載っています。



 田面通りを右に行くと久留里屋商店。元は久留里黒田藩の御用商人で、米を扱っていたのですが、廃藩置県後の明治初期、この地に店を構えたとの由。鳥瞰図では岩瀬商店として記されています。



 この久留里屋商店の道を隔てた反対側は影山商店。鶏卵、鶏肉の専門店です。影山商店も鳥瞰図に載っています。





 田面通りは約100m程進むと内房線の踏切ですが、その前に信号があります。それを右に曲がると木更津駅。その通りに1年中蔦の絡まるビルがあります。人が住んでいるのかよく分からない不思議なビルです。7日に撮影したビルの蔦は紅葉していますが、1年前の7月に撮った写真は、青々とした蔦がビルに絡んでいるのが良く分かります。


木更津応援団・エンゼルアーティストと駅ピアノ

2021年11月10日 | 日記
 
11/5(金)の東京新聞・千葉版に木更津盛り上げろ、日曜路上ライブ再開、と言う面白そうな記事がのりました。この11/7の日曜日から空洞化が進む木更津駅周辺を音楽で活性化しようと「エンゼルアーティスト」なる路上ライブが開催されるとの由。時間が11~17時というので、その路上ライブを見ようと11時20分位に駅西口にツレと行ってみました。

     

 西口の左側・植栽前の広場に、きさらづエンゼルアーティストという黄色い幟が立ち、ドラムやディスプレイが置かれています。ただ人は誰もいません。見物人が2~3人で、三脚にスマホをセットした物を用意している人もいました。関係者でしょうか?11時半頃女性とドラムの演奏者が登場し口上を述べて、音楽ライブの開始です。





  この「エンゼルアーティスト」という路上ライブは、昨年から始まっていたようです。ただ今年はコロナ禍の為、休止中で漸く11/7から再開にこぎつけたようです。



  11時半から始まったドラムの演奏は、袖ヶ浦市在住のつじかずやさん。ドラム前のディスプレイに自己紹介が標示されていました。つじさんはゆるキャラの被り物を付けていますが、四国丸亀市の広報活動も行っているのでそれを被っての演奏でした。

   





  軽快なドラムが素敵な音を奏でていますが、見物人があまりいません。親子ずれや学生が通過していくだけですね。もう少し宣伝をして認知されないと、人は集まらないと思います。



    

 20~30分位ライブを聞いていたのですが、食事の時間になり東口に向かいました。

 

 西口から東口に向かうコーンコースには派手に装飾された駅ピアノが置かれています。あまりひいている人は見かけないのですが、7日は日曜日なので、2人の方が演奏していました。公開演奏のせいかピアノに自信のある人たちの様で、2人とも巧みな演奏でした。

 

木更津市郊外の野鳥たち‐ヒヨドリ、シラサギ、モズ等

2021年11月09日 | 日記

 秋に入り野鳥が少なくなり、残念な日々を送っていたのですが、最近ようやくいろいろな野鳥を見かけるようになりました。トップと、この下の写真は10/17(日)自宅の自分の部屋から見たヒヨドリです。時間は午後1時頃、強い雨が降っていたのですが、サルスベリの木に止まってしきりに大きな声で鳴いていました。鳥までの距離が近くて約2m位、カメラのファインダーイッパイにヒヨドリが入って迫力がありました。





 10/21(木)午前6時40分頃自宅近くの農業用水近くをツレと散歩中、シラサギを目撃。この時も近くにいて距離はやはり2m位の場所でした。じっと動かなくて近くをにらんでいました。餌になる物がいたようです。





 次は10/25(月)農業用水の中にいたゴイサギと2羽のカルガモ。9月末頃からカルガモの姿が見えなくなりましたが、久しぶりに元気な姿を見る事が出来ました。





 稲の取り入れが終わった頃から、田んぼでスズメの姿をよく見かけます。落穂を摘まんだり、刈った稲から再度実った稲穂を見つけては食べているようです。都会のスズメと違い田舎のスズメは餌が豊富で、人間には近寄って来ません。(2枚とも11/2撮影)





 11/4(木)午前6時45分頃、自宅のTVアンテナに止まり、しきりに鳴くモズを見かけました。赤い体に朝日があたり、よけいに赤くなってとても綺麗でした。


木更津市郊外の富士山と秋の景観

2021年11月08日 | 日記
 
 漸く空も秋めき、空気が澄んできたせいか木更津市郊外でも富士山の姿を見る事が出来る様になってきました。10月の23日頃から雪化粧をした富士山写真を撮影し、自宅付近も晩秋の気配を感じる光景を見る事が出来ます。合わせてUPしましたのでご覧ください。(トップと下の富士山は10/23、午前7時頃撮影)





  上下の富士山は翌24日の午前7時15分撮影。



        

 次は10/29袖ヶ浦市と木更津市の境を流れる小櫃川河川敷で撮影した富士山。川にはアオサギもいて風情のある光景が楽しめました。



                

 11/1の午前7時頃の富士山、少し雲がかかっています。更に陸上自衛隊木更津駐屯地の多用途ヘリJH60JA2機が爆音を響かせながら飛行していました。





  田んぼのススキには陽の光があたり、ガマの穂も破裂して種を散らしていました。





  茅花(つばな)にも陽が射して綿毛がとても綺麗。その横にはアケビが生り、木更津郊外も秋本番です。


木更津市草敷・八幡神社の大木と伊豆島地区のヤギ

2021年11月05日 | 日記

  10/29(金)午後からツレと木更津市草敷の八幡神社を訪問しました。この神社には以前訪れた事があり、巨木が何本もあるのに驚き写真を撮ったのを覚えています。八幡神社の創建は元和2年(1615年)里見氏の家臣安西一之正が、この地に来て帰農し、本社を造営したと伝えられています。



  静かな山麓に石の鳥居が置かれ、それを囲むように3本の大杉(御神木)がそそり立っています。樹高38m、幹周4.8m、樹齢は300年以上と言われています。



  そしてこの大杉は木更津銘木100選にも選ばれており、選定番号は№16です。

          

  また古い鳥居にも天保〇〇〇八月吉日と刻まれています。天保の下の3文字は読めませんでした。刻まれた天保の字を指でなぞってみましたが、江戸時代の石工の思いが伝わって来るようでした。

          



  古い石段を上っていくと社殿があります。そこでツレと2人で参拝して社殿裏手に行くと、赤い鳥居が有り、奥に石仏が置かれていました。



  社殿と反対方向に旧い神楽殿と思われる建物があります。以前はここで神楽や色々な儀式が行われたようです。





  この後近くの産直市場に寄り、野菜を購入して帰りましたが、途中伊豆島地区を通ると農地にヤギが2匹いるのを見つけました。2匹で草を食んでいます。車を停めて行って見ると近づいてきました。可愛いですね。



  そしてヤギのいる場所には赤いカラス瓜が沢山生っていました。もう秋も終盤、冬がそこまで来ています。


袖ケ浦市の豆ボッチと藁の祠-上総地方の秋の風物詩

2021年11月04日 | 日記
 
 10/29(金)袖ヶ浦公園で野鳥を見た後、まだ時間が早いので袖ヶ浦公園近くの三ツ作地区に行ってみました。ここには広大な農地が広がっています。大根やキャベツ等が作られ、10月後半から11月にかけて落花生の豆ボッチが、沢山出現する場所でもあります。袖ヶ浦公園前の道、旧鎌倉街道を久留里方面に進みます。すると根形公民館があり、その先に豆ボッチが10基程並んでいました。


 
 昨年はもっと沢山の豆ボッチが三ツ作のあちらこちらに在ったのですが、今年は1か所しか見つかりません。気温が高かったせいで豆ボッチはもう解体されて落花生になったのかも知れません。





 豆ボッチとは、収穫した落花生を乾燥させるために作られた、円筒状に積まれた塊。そして豆ボッチは千葉県固有の呼び方であり、落花生は千葉県を代表とする作物。秋の収穫期には多くの豆ボッチが並び、上総地方の秋の風物詩として親しまれています。

      

  この豆ボッチ群の側には、鳥が寄ってこない様に猛禽類の鷹か鷲の凧が回っていました。こんな光景は初めてです。鳥の被害が酷いのでしょうね。





  この豆ボッチの道を隔てた反対側に不思議な藁の祠がありました。ツレが見つけたのですが、こんもりとした森の中に1m四方位の大きさの稲藁の祠が置かれていました。



  新しい稲藁で作られたばかりの様に見えました。祠の両側の大木に藁縄が張られ御幣が付けられています。近くに人がいなかったので、これが何か聞くことは出来ませんでしたが、調べてみると房総の村で古くから行われている「お荒神様」と言う行事の様です。



 近くの河原でとれた丸い石が御神体で、そのご神体の周りに草木を利用して作った「宿(仮の祠)」が建てられます。その宿は稲が収穫された後に、造り代えられ「お荒神様の宿替え」と言う行事が毎年行われています。これを行っている家庭は火事にあわず、お金がたまるという言い伝えがあるそうです。


袖ヶ浦公園の野鳥たち-オナガガモ、キンクロハジロが沢山いました

2021年11月02日 | 日記
 
  気温が大分下がって来たので、そろそろ袖ヶ浦公園に冬鳥が渡ってきているのではないかと、ツレと10/29(金)車で行ってみました。この日は風もあってとても寒い朝でした。私たち2人とも趣味が写真撮影なので、殆ど考えが一緒ですぐに行動してしまうのが強み(?)です。午前6時半と朝早いので、公園には犬の散歩やジョギング中の人が5~6人しかいませんでした。 

 そして秋から冬にかけて、渡り鳥が群れをなしているのが遊漁池です。そこに行って見ると池の中央辺りに鳥が沢山泳いでいました。私たちが池の柵に近ずくと一斉に寄って来ました。

       



 池の側には水鳥のおやつと書かれた餌の自動販売機が置かれています。以前管理事務所でここの鳥は飼っているのですか?と聞いたことがありますが、いいえ公園では飼っていません、野鳥ですと言われました。

 鳥が寄ってきて可哀そうだからと言ってツレが1個100円のおやつを2個買ってきました。2人で野鳥に投げてやると、取り合いをして食べていました。殆どオナガがモの雌と雄でした。何故か地味な雌の方が沢山いました。下の写真はオナガガモの雄、綺麗な鳥です。



 遊漁池にはその名が示すように魚も沢山います。その魚も投げた水鳥のおやつを食べていました。鯉と緋鯉ですが、大きな口を開けて一飲みです。





  次に遊漁池と水路でつながっている下池に行きました。ここにも水鳥のおやつの自動販売機が置かれています。池にいた野鳥が私たちを見つけて寄って来ました。下池にはマガモやキンクロハジロが多いです。オナガガモはいないので、住み分けが出来ているのかもしれません。



 またツレがおやつを2個購入してきました。ここの鳥の方が餌とり合戦が激しいですね。大きな水飛沫が上がっていました。下はキンクロハジロです。


木更津久津間のヤギと鄙びた畔戸(くろと)漁港

2021年11月01日 | 日記
 
 木更津市金田のホームセンター・カインズモールに買い物に行ったついでに、ツレと久津間地区と畔戸漁港を散策してきました。久津間ではヤギが飼われている場所を見てきました。そこはヤシの木が沢山植えられ、周りに網のフェンスが張られています。ヤギはその中に5匹いましたが、以前はもう少し多かった様に記憶しています。





 ヤギは私たちが近ずくと寄って来ました。餌をくれるのかと思ったのでしょうが、何もあげる物がありません。



 5匹のヤギの中に1匹だけ角が大きいヤギがいましたが、これはオスヤギです。ヤギを見ていると癒されますね。以前ペットショップでヤギの値段を見ましたが1匹15万~20万円くらいの値段がついていました。ちょっと手がでません。暫く写真撮影した後、車で10分位の畔戸漁港に向いました。





  畔戸漁港はホテル三日月の側にある漁港。アクアラインが良く見えます。時々撮影に行きますが、漁師の姿を見かけたことはありません。静かで鄙びた漁港です。





  漁船の横に海藻が沢山打ち上げられていました。今話題の軽石ではなくて良かったです。



  またこの日は風が強く空気が澄んでいたので、対岸の景色が良く見えました。富士山の輪郭も見えたのですが、殆ど雲に覆われていました。残念です。